HAPPY MANIA

おいしい、まいにち。
あじわう、せいかつ。

最低で最高の本屋

2007-04-06 22:58:19 | ☆BOOK☆



「最低で最高の本屋」
題名だけでぐっと心を掴まれるこの本の著者は、
中目黒の古書店 COW BOOKS のオーナー松浦弥太郎さん。

去年の秋、『暮らしの手帖』の編集長に就任されて、
話題になりましたよね。


この本には、松浦さんの“いまに至るまで”が書かれています。


例によって読み終わったこの本は付箋だらけで、
まともにレビューを書いたらかなり長い
「連載」になってしまいそうなので 、
「部分的な感想」を書いてみようと思います。



レイモンド・マンゴーの『就職しないで生きるには』
という本の話から、
この「最低で最高の本屋」は始まります。


もちろん、就職することがいいとか悪いとかではなくて、
たくさんの“生き方”があるってことです。

そして、その“生き方”を自分で決めること。
その“生き方”を自分なりの方法で極めていくこと。
それが、ほんとうの“生きている”ってことなんだ、
って改めて感じました。



自分の信じた道を生きていくことは、
言葉通り、茨の道なんだと思う。

迷うこともあるだろうし、
不安に負けそうになることだってあると思う。
時々立ち止まっても、
遠回りしたとしても、
それでも目的を見失わずに歩き続けることは
そうそう簡単にできることじゃないと思うんだ。

それだけの強さをわたしは持っていないから、
そうして歩いている人をみると、
無条件に尊敬してしまうし、応援したくなってしまう。


  誰かのせいにして逃げることはできなくても、
  自分の気持ちに正直にやっていくことができる。
  それが「自由」ということ。


と、松浦さんがおっしゃるように。
その自由の中で生きていく強さが
わたしも欲しいな、と思います。



これは、ある一方向からみた感想でしかなくて、
ここの部分にはこう思うし、ここの部分にはこう思う!
ってことがたくさんありすぎて書ききれません。

生き方、
感じ方、
過ごし方、の手がかりを、
この本に教えてもらった気がします。


自分の決めた道をしっかりと歩いていける、
そういう強い人になりたいな。


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
正直に (マドレーヌ)
2007-04-10 08:52:27
自分の気持ちに正直に。
自由の本当の意味。

私もこの本を読んで、付箋だらけとなりましたよ!
返信する
☆マドレーヌさんへ☆ (CHACO)
2007-04-10 23:34:38
実は、
マドレーヌさんも読んだだろうなー、
と思いながら読んでいたんですよ~♪


自分の気持ちにきちんと向き合って、
正直に、真摯に、生きていきたいなぁと
この本を読んで改めて思いました。
そして、そのための「強さ」も
しっかり持たないといけないな、って感じました。

わたしは“本”がとても好きですが、
それは内容に限ったことではなくて、
その肌触りとか重さとか
“本”の持っているフォルムというか存在感みたいなものも含めて、
“本”が好きです。

背表紙のまるみとか、
ページが重なりあっている断面とか、
ページをめくる瞬間のかすかな音とか。
いつも持ち歩いていてこすれた角とか。

「図書館の香り」も好きです。

・・・もしかして、本フェチなのかもしれません・・・。
返信する
嬉しい! (マドレーヌ)
2007-04-11 13:57:44
CHACOさん、なんと嬉しいコメントでしょう!

>実は、
マドレーヌさんも読んだだろうなー、
と思いながら読んでいたんですよ~♪

とてもとても光栄です!
そして、私も図書館の香り、好きですよ。


私はこのブログで、行きたいお店ばかりがどんどん
増えて、
東京メモが充実してきました!

あんみつやさんのお雑煮やおでん定食も美味しそう!
返信する
☆マドレーヌさんへ☆ (CHACO)
2007-04-12 12:56:12
わたしの中では、
暮らしの手帖=マドレーヌさん☆笑

図書館の香り、いいですよねー♪
学生の頃は新しい教科書のにおいもすきでした☆
(国語の教科書はいいにおいなのですが、
 理科とか社会のにおいはきらいでした・・・)


みはしのお雑煮もぜひぜひ~♪
おいしいあんみつやさん、たくさんありますよ♪

・・・最近、食いしん坊に歯止めが利かなくなっていて、
少々困っております・・・。
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