生涯学習の部屋

資格取得数238。6つの修士と18の学士と2つの短期大学士。MBAサラリーマンの生きがい発見生涯学習奮闘記。

気がつけば・・・

2022年08月30日 07時02分44秒 | 放送大学大学院
2023年度の放送大学大学院の募集は終わっていたのですね。

夏休みにかまけているうちに、26日の募集期限が終了していました。出願された方におかれましては、合格されることを祈念しております。

ただ、常々言っていることですが、研究計画書を提出した時点で、ある程度の合否は決まっています。ここである程度のふるい分けがあって、その中でOKがでた学生にたいして、基礎力確認テストが行われると思っています。どれだけ記述試験が出来ようが、英語がスラスラ理解できようが、研究計画書が箸にも棒にもかからないような出来なら絶対に合格できません。いや、この言い方は語弊があるかも。研究計画書が素晴らしすぎた場合、指導教官の方が腰が引けてしまいます。2年でまとめきれないような壮大な研究もNG。あと研究が実現できるかも重要。「1000人にインタビュー」って感じの研究もそれはそれで凄いけど2年で実現できるはずがない。だから、それなりの勝負は現時点で決着しています。

なんせ、一部の募集定員を大幅に上回っているプログラム以外は、いつも定員を下回る合格者数なので、結局は自分との勝負。自身の研究計画書と、参考程度のテストの出来と、1次試験を突破できたなら常識的な面接での受け答えができるかどうか。

あと、アカデミックでの経験が長いとか、業界の重鎮とか、誰でも知っている権威とかじゃなければ、面接の時にあまり自分の研究テーマに固執しないこと。先生方はアカデミックの世界で飯を食っておられるプロ。研究計画書を見ただけで「まずもってダメ」か「なんとかすれば見込みあり」かがわかってしまいます。せっかく面接までさせてもらって、「ここの記述はどうなの?」とか「先行研究はどう言っているの?」とか気付きのヒントをもらっているのに「私は研究計画書の通りしかやりません!」なんて言い放ってしまうと、「その内容だと範囲が広すぎてまとまらないよ」とか「そんな現実味のない方法だとデータが集まらないよ」といった感じで、なんとかなるかと思った研究がなんともならなくなってしまいます。

まあ、これは院試を6回受験した私の経験則から導き出した妄想。信じるか信じないかはあなた次第。

でも私なら「社会人としてアカデミックの世界とは別の世界で生きてきました。しかし、その中で疑問に思ったことをどうしても解決できず悩んでいました。そんなとき、偶然にも放送大学に社会人でも研究できる大学院があることを知りました。私の疑問を学問的に解明し、私なりの結論をまとめるため先生にご指導頂ければと思っております!」って頭を下げて教えを請うんだけどな~だって、先生方は学問のプロなんだから素人がどうこう言うのもおこがましいので。
コメント
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