見たくないオリンピック。
にもかかわらず、テレビをつけていると否が応でも目に入ってくる・・・スーツがどうだとか、中国人選手に忖度しているとか。こんなのを見てしまうと「やっぱり、オリンピックは不公平だな~」と思えて気が滅入る。
ただ、1点、メダルには届かなかったが羽生選手の挑戦は評価してしまう。オリンピックはノーサンキューといいつつも、果敢に、前人未到の四回転半にトライしたのはさすが!メダルを狙うなら安全策をとるべきだろうが、2大会連続金メダルを取っているので、もう、悟りの境地にあるんだろうな。無難にメダルを目指すより、自己実現ともいえる四回転半。リカレント学習なんかしなくても、無難に生きていけるのに・・・と考えると、なんだか、生涯学習にも通じるところがあるように感じてしまう。
それにしても、こんな失格だらけ、不可解判定だらけのオリンピックを見ていて、どれだけの人が無条件で感動しているのだろう?結局は、日本人選手がメダルを取るかとらないかに集約されていないだろうか。あるいは「どれだけくるくる回れるか」が競われてしまっている。「スピード競技」とか「ジャンプ競技」は、ニュースで放送されるシーンは「ゴール」や「着地」ばかりなので、結局、見た目はみんな一緒。しかも、数秒単位や数m単位、あるいはもっと僅差で勝敗が分かれるので、そんなレベルでの勝負なら、体調や、道具、ウェアの違いでメダリストがコロコロ変わってしまいそうな気がするのだが。
冷めた目で見ると、こんなにオリンピックってつまらないものになるのか・・・と、なんだか残念に思ってしまう。そして、こんな記事を書いている時に、テレビから、ロシアの「絶望」との異名のある選手のドーピング疑惑が流れてくる。。。