先般、残念ながら、友人の飼っている猫が死んだ記事を掲載した。
その猫だが、人間でいうと90歳を超えていたそうだ。なら、飼い主より先に浄土に召されることもやむなしなのかもしれない。で、帰省して気になったのが、うちのピーちゃん。一時期10匹以上いたセキセイインコの中で、唯一、生き残っているインコである。
確か、小平に引っ越しする前から飼っていたので、もう10年以上経過しているはず。セキセイインコの平均寿命は5年~8年程度。生きているのが奇跡といえるのかもしれない。
もう少し調査をしてみる。拙ブログの記事をめくっていくと、最後に、我が家にインコが生まれたのが2006年12月。10年どころか、もう12年を経過していた!セキセイインコの12歳は、人間でいうと94歳!あと4ヵ月ほど経過して13歳になれば、人間で100歳相当となる。ってことは、今だと97歳ほど??
よくよくインコを眺めていると、歯の抜けた老人のように、口をモゴモゴさせているのがわかる。人が近寄ると、臆病ゆえにすぐ逃げる。といいつつも、噛み砕いたご飯粒やレタスといった餌を持っていくと、恐る恐る、ビクビクと、1分ぐらいかけて食べにくる。そのくせ、餌を持って行かないと、羽をバタバタさせて、「餌をくれ~!!」ってアピールする。本当、手から餌を食べさせるのに苦労するのに、餌をやらないと部屋中羽まみれになる。
クチバシが伸びて、鳥かごに手を入れて捕まえようとすると、狂ったように暴れる。ようやく捕まえると、噛みついて、概ね指から出血する。それを我慢して爪切りで伸びたクチバシをパチンと切ると、大暴れで部屋中を飛び回る・・・エアコンの上や、テレビの上、カーテンに止まって逃亡を続ける。
そういえば、昔、マンションの窓から逃走して、同じマンション内の4階まで緩やかに墜落し、捕まえたこともあったっけ・・・
あと1年4ヵ月経過すると、セキセイインコの14歳=人間の112歳となる。さすがに、そこまで生きていてくれないかな~と思いつつ、ギネス記録では29歳まで生きたセキセイインコもいるそうだから、望みがゼロというわけではない。せめて、単身赴任が終わるまで、私を待っていてくれれば・・・と思っている。