ゲテモノがダメな方は、絶対に見ないでください。
正直、自分でも、身の毛がよだつ画像が出てきます。しかし、これが、地域に根付く食文化であり、世界に目を向けても、昆虫を食べる国の方が大多数を占めます。ゆえに、これ以降閲覧いただく方は、ノークレームでお願いします。
香嵐渓にある川見茶屋さん。
去年もそうでしたが、今年も「名物 ヘボめし 蜂の子ご飯」の看板が立っていました!
この、へぼ飯をいただくため、暖簾をくぐります。
店内はこんな感じで落ち着いています。
無論、迷わず、「1年、この日を待っていました!」と、店の方にカミングアウトして、「へぼ飯」を注文しました。で、これが「名物 ヘボ飯」です。お値段800円也。
「ゲテモノ」や「虫」がダメな方は、これ以降、絶対見ないでください・・・と前置きをしておきます。
よくよく見ると、ご飯の中に、クロスズメバチの幼虫が入っています。これが「へぼ」です。
幼虫だけでなく、姿がはっきりしている成虫も!
どちらが「ご飯粒」で、どちらが「へぼ」かわかります?当然、わかりますよね・・・う~ん、気持ち悪い・・・背筋に寒気が走ります。チンケなホラー映画より、ずっ~と恐ろしいです。
ちょっと、3種類並べてみました。
ご飯においしい味付けがされていて、本当、ガツガツ食べることができます。朝食を抜いていたのもよかったかもしれません。満腹の状態だったら、さぞかし食が進まなかったことでしょう。頭で考えていては、絶対、食べれないのが「へぼ飯」です。
成虫はサクサクしていて、幼虫はしっとり。イメージでは、幼虫を噛んだら、中からブチュ~っと何かが出てくるかと思っていたら、少々天日で干してあるのか、そういう「悶絶状態」にはなりませんでした。
これで、1年越しの夢が叶いました。イニシエーションともいえる「へぼ飯」。無事、ネイティブ愛知県人への最大の関門とされる、「通過儀礼」をクリアでき、ホッとしております。