モンブランへご来店の皆様、こんばんは。
小学校高学年ともなると、ヒトは妙に「コワイもの」好きになる生き物のようですね。
しゅんけいツインズもその例にもれず、怖い映画のDVDを見たがります。
とは言っても本当のホラーはさすがにオレたちのキャパを超えるとわかっているのか、そちらの方にはまだ行きません。
見たがるのはSFホラーもの。「エイリアン」「プレデター」などです。
このへんも結構グロいのですがねぇ。
私はリドリー・スコット監督の「エイリアン」第1作が好きなので、しゅんけいが興味を示したときに「怖いよ?」と念押しして見せてあげました。
案の定、しゅんけいは気色悪いエイリアンに震え上がっておりましたが、同時にそういうコワイものにハートをわしづかみされたようです。
図書館にエイリアンシリーズのDVDがあるのを見つけて、何と一気に2から4まで借りてきました。
そして、連日(平日は映画1本を2日に分けて)夕食後のテレビの時間にはワクワクしつつ「エイリアン」漬けに。(^^;;
シリーズものの常で、続編ができるたびに派手に怖くなっていきますよね。
しゅんけいは、しゅんしゅんの方が実は怖い映画には強いタイプ。
けいけいの方がビビリくんです。
テレビの前に二人でぴったりくっついて座り、夢中になって見入っていると
完全に映画の世界に入り込んでしまうようです。
例えばこんな感じに・・・。
画面の兵士「ちくしょう、いったい何が襲ってきやがるんだっ!!」
けいけい(か細い声で)「エイリアンですよ~」
ヴィシア「・・・(キッチンで声を押し殺して笑う)」
リプリー(ヒロイン)、エイリアンを撃破!
しゅんしゅん「よしっ!」
ヴィシア「・・・(キッチンで肩を震わせてひそかに笑う)」
映画が終わった後、お互いに決して1m以上離れないようにしつつ(←怖いので)、いつになく仲良く一緒にお風呂に入ったものの、
さっさと自分だけ先に上がり、裸のままダイニングまで来てしまったしゅんしゅんに向かって、
けいけい(洗面所から平静を装い)
「おい、しゅん、服はこっちで着ていけよ、風邪ひくぞ~」
(一人きりにしないでくれぇ~)
ヴィシア「・・・(笑いを我慢しすぎて顔がひきつる)」
そんなに怖いのに、なんで見るかねぇ、けいけい。
私が小学生のときは....ジョーズとか、ヒッチコック鳥とか....怖かったなぁ。ホラーというよりサスペンスかな?あれ?じゃぁ当時子供向けホラーって何があったっけ?
もうちょっと大人になったらシャイニングをぜひ...ねぇけいけい....
女性が丸刈りにするなんてエイリアンも恐れ入ってしまいます。
そうそう私も↑フィナンシェと同じ、「鳥」が怖かった。
父はヒッチコックファンでよく夜中でも私を揺り動かして映画を見せつけたものでした。
けいけい君、今はホラーにびびってもそのうちサスペンスに本当の怖さを感じるようになるんでしょうね。
スピルバーグの「激突!」は何度見ても冷や汗もんですね。
もう5年生だから、トラウマにはならないでしょうけど、一生記憶に残るものと思います。
でも、もうしばらくはファンタジー系がいいようですね。
★フィナンシェちゃんへ:
そうだねぇ、私は「エイリアン」のようなSFホラー以外のホラーは見ないのだけれど、殺人鬼とか悪魔祓いとかよりは、モンスターものの方が子供にはいいかも。狼男とかフランケンシュタインとか。
「鳥」は怖いよね。そうすると「ウイラード」なんかもいいかな。
個人的には「ロッキー・ホラー・ショー」をいつか一緒に見てみたいね。あれはホラーか・・・?
★茶葉ママさんへ:
女性の丸刈りというとデミ・ムーアの「G.I.ジェーン」も浮かびますが、「エイリアン3」の方が先ですし、インパクトはすごいですよね。
「鳥」は私もヒッチコックというとまず浮かぶ作品です。ホラーの原点でしょうか。
「激突!」は素晴らしいですね。もともとはテレビ作品だそうで、画質はあまり良くないようですが、かえってそこがざらついた狂気を演出しているようになっています。
スピルバーグも来年「インディ」4が公開予定らしいし、まだまだ第一線で活躍してほしいですね。
★ぱぴりおへ:
「ネバーエンディング・ストーリー」はしゅんけいの長年のスタンダードですね。
家のビデオを何回見たことか・・・。
ああいう映画は、作り手の子供たちへの愛を感じます。
本にものめりこむしゅんけいには、ぴったりの映画ですね。(^^)