モンブランへご来店の皆様、こんばんは。
昨日は雨模様で寒い一日でしたが、午後からみんなでお出かけをしました。
行き先は、東京大学・駒場リサーチキャンパス。
ここでこの週末に開かれていた、キャンパス公開を見学しに行ったのです。
ふだんは見られない研究室の中身を見せてもらえ、先生や学生さんたちが親切に説明してくれたり、いろいろな体験コーナーもあって、最新の研究にわかりやすく触れることができる企画です。
まずは、海中工学研究センターの「自律型海中ロボット」。
これは、リモコンではなくて全部自分で判断して、海中の熱水地帯を観測して写真を撮ったりし、母船に戻ってくることができるという賢いロボットです。
全長2mくらいでしょうか。ちょっと地味な動きしか撮れませんでしたが、深さ8mの研究用プールの中で動いている、潜水艇のような海中ロボットの動画をご覧ください。
このようなデモンストレーションができるロボットは、世界でもこれ1台だそうです。ほぉぉ~。
次に行ったところで、展示物をのぞきこむ私としゅんけい。カラフル親子です。
これは何かというと・・・。
まるで、「蛾」用のモビルスーツ ではないですか!
生命知能システム研究室の展示です。
黄色い矢印のところに、ベージュ色のオスのカイコガの成虫が接着剤で固定されているのが見えますか?
激しく羽ばたいているので、羽ははっきり写っていません。
この蛾が、体の下にあるボールを脚でころがすと、その動きを検知して、蛾が固定されている機械全体が、蛾の行きたい方向に進んでくれるのです。
まるでガンダムを操縦してるみたいですよね。「蛾ンダム」ですか。(^◇^;;
オスの蛾は、メスが出すフェロモンに引き寄せられるので、この蛾ンダムも、メスのフェロモンの方に行きたがるんです。
このシステムで、昆虫の微小脳の機能を調べているのだそうです。
ほぉぉ~。
虫好きのぱぴりお、とりわけ大喜び。
他にもいろいろと面白い展示があって、あっという間に夕方になってしまいました。
おみやげは、大学生協で「東京大学饅頭」を。
東大の校章が入っています。
受験生とか、縁起担ぎに食べてるんでしょうか。
左がみそあん、右は小豆あんです。
家族連れなど、意外とたくさんの人がやってきていた東大オープンキャンパス。
先生も学生さんも、東大の方々がみんなとってもニコニコと説明していたのが印象的でした。
うんうん、そうだよねー、やっぱり、研究をたくさんの人が見に来てくれると嬉しいよね。
研究なんて99%くらいは、地味~なものですよね。
展示の準備など大変なのでしょうが、学内の方々にとっても、いい風を入れる休日だったろうと思います。
また明日から、研究がんばってくださいねー。