Weblog喫茶 モンブラン

日常のあれこれをのんびり綴っています

雪虫を知っていますか?:北海道「もりもと」の「ゆきむしスフレ」

2006-10-15 21:51:03 | うれしいお菓子

モンブランへご来店の皆様、こんばんは。
だんだん肌寒い感じの日も多くなってきましたね。

10/10,11の2日間、ぱぴりおが札幌に出張に行きました。
そのお土産がトップ画像のお菓子。
北海道千歳市に本社のあるお菓子屋さん「もりもと」の「ゆきむしスフレ」です。
(もりもとのHP「ゆきむしシリーズ」のご紹介はこちら)

このお店は昔からあるのですが、以前は地元でとれる「ハスカップ」というベリー系の実を使ったジャムやゼリーなどが中心で、北海道のお菓子屋さんとしてはそれほど知名度の高いほうではありませんでした。

しかし、ここ数年でしょうか、ハスカップにこだわらずいろいろとユニークな新製品を出すようになり、札幌市内にも店舗展開して、なかなかがんばっているようです。
こちらの「太陽いっぱいシリーズ」のトマトゼリーは以前ご紹介したことがありますが、おいしかったです。(^^)

さて、今回の「ゆきむしスフレ」。
いつもはパッケージを開けて写真を撮るんですが、今日はぜひこのパッケージを見ていただきたくて、そのまま撮りました。

「雪虫」・・・って、北海道以外のご出身で、ご存知の方はどのくらいいらっしゃるでしょうか。
こんなちっちゃい羽虫なんですよ。(写真は大きいですが)(^^;

北海道では、初雪の降る少し(1週間くらい?)前に、この雪虫が飛ぶんです。
お尻に白いふわふわの綿毛がついているので、ちょっと見ると雪のよう。
刺したり噛んだりはしない、人には何の害もない虫なのですが、歩いていたり、自転車に乗っていたりすると、服にたくさんついたりしてちょっとうっとうしいかな。
でも雪虫を見ると、北海道の人は「そろそろ雪だな・・・」と思うのです。

雪虫の飛ぶ時期は短いし、その頃は北海道観光に来る人も少ないので、意外とこの虫の存在は、ご存じない方が多いんですよね。
そんな雪虫を可愛いイラストにしてあしらった、この「ゆきむしスフレ」。
ほんとにスフレのような、ふわっふわのスポンジ生地の間に、ホイップした白いチーズクリームをサンドしてあります。
クリームも淡めの味わいで、全体に雪虫のちょっとはかない感じをイメージしているお菓子ですね。おいしかったです。(^^)

そういえば、もうどのくらい雪虫を見ていないことやら・・・。
毎年どこからか、北海道に冬の気配を運んできてくれる雪虫たち。
夫も子供たちもまだ見たことがないので、いつか見せてあげたいですね。


しゅんけい工房:スワロフスキーでイモムシを作る

2006-10-15 00:25:25 | しゅんけいツインズ

モンブランへご来店の皆様、こんばんは。
秋はなんとなく、静かな趣味にもいそしみたくなる季節ですね。
女性ならそろそろ手芸ゴコロがうずうず・・・なんて方もいらっしゃるのでは。

私も昔はセーターを編んだり、刺繍などしたこともありますが、このところは全くやっていません。
病気になる前は、わりとビーズ手芸が好きで、キットや本を買ってアクセサリーを作ってみたりしていました。

ビーズ手芸の好きな人にとって「聖地」と言えるのが、東京・浅草橋。
ここには、たくさんのビーズ関係の問屋さんやショップがあって、ガラスビーズや金具、テグス、天然石のビーズや淡水パールなど、わんさかと売っています。
もう何年も行っていませんが、前に行った時は老若おばさん取り混ぜた(笑)女性の熱気で、どこのお店もムンムン。
ビーズが安く買えるオンラインショップも結構ありますが、やはり実際に見ながら買いたい人が多いようですね。友達同士で一緒に買い物が楽しめるし。

さて、そんなわけで、以前ちまちまと買い集めたいろいろなビーズが、まだ家にはたくさんあります。
モノづくりに関しては抜群の守備範囲の広さを誇るしゅんけい、そんな色とりどりの材料を見逃すはずはありません。

実は私が病気になる前から、ビーズ手芸に興味を示して「ぼくたちも作りたいから教えて~」と言うので、基本的なビーズボールの作り方などをいくつか教えてあげると、あっという間に覚えてしまいました。
それから、高いスワロフスキーのクリスタルビーズを奪っていっては、どんどんオリジナル作品を作り上げて、本を見ないとなんにも作れない、頭の固いおかーさんを焦らせてくれたのでした・・・。(^^;

その後私が病気になったこともあり、彼らも久しくビーズのことなど忘れていたのですが、先日ビーズコレクション箱を彼らに見せると瞬時にビーズ魂に火がついたようで(笑)、巨匠・しゅんしゅんがあっという間に作ってしまったのが、画像の作品です。

お題は「イモムシ」。
何もスワロフスキーでそんなものを作らなくても・・・。
横から見るとこんな感じです。



頭は左側で、右側のお尻からはシッポのような突起が出ています。
私はイモムシとはなるべく関わり合いにならないように生きてきたので、よく知らないのですが、こういう突起がお尻にある幼虫も結構いるのだそうです(ぱぴりおさん、解説お願いします~)。

そして、こちらがお腹から見た図。



ちゃんとイモムシの「いぼ足」が、黒いビーズで表現されていることがおわかりでしょうか・・・。
またこの作品のサイズが、ちょうど長さ4センチくらいで、いい感じのイモムシっぷりなんですよねぇ・・・。

巨匠、気前よく私にこのオリジナル作品をくれましたが、私としては携帯のアクセサリーにするのもちょっとためらわれ・・・。(^^;
しかしながらモノトーンのスワロフスキーでシンプルに編み上げられた美しさには、なかなか感心しました。

秋になり、昼間も暑くなく過ごしやすくなったので、私も久しぶりにビーズ手芸でもやってみようかな~。