Weblog喫茶 モンブラン

日常のあれこれをのんびり綴っています

詩人・けいけいシリーズ:「たたかい」

2006-10-12 23:13:48 | しゅんけいツインズ

モンブランへご来店の皆様、こんばんは。
いつのまにかシリーズ化してしまった感のある、けいけいの詩のシリーズ。
担任の先生がマメに発行してくれる学級通信の裏に、みんなの書いた詩が2,3編載るのですが、けいけいの詩の掲載率はダントツのようです(匿名で載せていますが)。

けいけい、少しテレがあるのか、学級通信を渡すとき、「僕の詩、載ってるよ」とは、いつも絶対言いません。
でも読んでみると、「これはけいけい作だな~」とバレバレなので、「これ、そうでしょ?」と聞くと「へへへへ」とちょっと鼻を高くしています。

そんな最新の学級通信に載った、彼の詩をご紹介します。
親ばかですかねー、いつもすみません・・・。



「たたかい」


いきものは
たたかうものだ
どんな時も 二十四時間
たたかっている
スズムシだって
ネズミだって
スズメだって
ねこも いぬも
たたかっている
シイの木だって
たたかっている
それからもちろん
人もたたかっている
勝ってなにかをうばい
負けてなにかを失う

でも
みんな
本当の強さ 本当のゆうき
それをしらない
弱くても
こわがりでも
なにかにむかい
だれよりもどりょくする
それが 本当のゆうき
本当のゆうきを
だした時
いきものは
本当の力をだす



なんというか・・・自分の息子の詩ですが、感動しちゃいました。(^^ゞ

普段いろいろ私に怒られているけいけいですが、こうして10歳からの直球ど真ん中のメッセージを読んでみると、人生だとか人間のあり方だとかについて、ちゃんときちんと見つめているのは、私のような大人たちじゃなくて、彼のほうじゃないかと思います。

「本当のゆうき」を持ち、「本当の力」をだしているところを、けいけいに見せてやれる大人が、どのくらいいることでしょう。

これから成長していく彼に、だれよりもどりょくして本当のゆうきを持った「大人の真っ向勝負」の姿を見せることが、少年たちの親の仕事なのかもしれませんねー。