ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

2/9日 本宮山をあちこち その⑤:雪の降る中を山頂から砥鹿神社の奥宮まで行く

2015-02-16 06:45:20 | 草花
この記事では、山頂から少し下って砥鹿神社奥宮にいたり、参拝して次の目的地に向かって、そこを後にするまでのレポートとなります。

本宮山はその姿が秀麗で、東三河平野の何処からも拝することが出来る為、古代の人々の崇敬の対象とされ、大己貴命の神霊が鎮まる霊山とされて来ました。
また、山の頂上を始め、山中に横たわる巨岩や杉の巨木の存在は、神々の鎮まる磐座(いわくら)・磐境(いわさか)として崇められてきたところであります。

砥鹿神社(とがじんじゃ)は、愛知県豊川市にある神社で、旧社格は国幣小社で、現在は神社本庁の別表神社となっています。

歴史的には、創祀年代は不詳で、古代は山頂近くにある奥宮のみ存在したが、文武天皇の時代(大宝年間:701年~704年)に神託により、草鹿砥公宣(くさかど きんのぶ)が、山麓(里)へ社殿を造営し、山頂近くの社殿を奥宮、山麓(里)の社殿を里宮と称し、二所一体の崇敬を集めて現在に至っています。

山頂から下る道 ↓

自宅に現在位置と、これからの行動予定を知らせてから山頂を後にして、この坂を下っていきます。

踏み跡がある ↓

人気のある山ですので、この道ならば、今度は人の踏み跡が出てきています。急な階段を下りていきます。

スカイラインを越える ↓

この橋で、本宮山スカイラインを渡ります。

広い鞍部 ↓

途中で、広場のようになっている、平坦な鞍部を通り過ぎます。

大鳥居 ↓

朱塗りの大きな鳥居をくぐっていきます。

石の鳥居 ↓

その先には、今度は石造りの鳥居があります。

降りしきる雪 ↓

この頃、雪は盛んに降っていました。扁額には「正一位砥鹿神社」とあります。

社務所 ↓

道の先の木立の境目に、古色蒼然たる佇まいの、神社社務所が現れます。

大釜 ↓

このお釜は大福釜といって何かの神事に使ったと思いました。

ご神木 ↓

樹齢千年を超す大きな杉の木がご神木となっています。

杉木立も雪化粧 ↓

そのご神木を取り囲むかのように杉の大木が立っていますが、みな雪化粧をしています。
奥宮境内の社叢は県の天然記念物に指定されています。

神社の玉垣 ↓

この参道を使う場合は、砥鹿神社奥宮には、背後または横手から入っていくことになります。
神社の玉垣を仰ぎ見ながら進んでいきます。

参道 ↓

参道は石畳となり、そこに雪が積もっていますので、よりいっそう神寂びて見えます。

富士山遥拝所 ↓

この日は雪のために富士山ビューはお休みです。心の中で遥拝して通り過ぎます。

森厳 ↓

神社の横手では、いかにも神宿る場所のような雰囲気が漂います。

奥宮本殿 ↓

お参りをします。

御幣 ↓

お参りをした後、少しだけ休憩を入れて、身支度を整えます。

狛犬「あ」 ↓


狛犬「ん」 ↓


下りながら振り返る ↓

急勾配の石段を下り、奥宮を後にします。下りながら振り返ると、神社建物の軒端が見えます。

五十町 ↓

石段の真下にこの石柱があります。 麓の参詣道の登り口に1丁目があり、そこから数えて50番目の道標と言うことになります。
コメント
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