ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

2/16 三ツ瀬明神山を栃の木沢から歩く その2:栃の木沢コースの核心部を歩く 道に雪が出てきた

2015-02-24 06:55:08 | 草花
栃の木沢の道を取っていますが、いよいよ核心部分に差し掛かってきています。
悪い場所をへつったりするうちに、やがて登り勾配がきつくなり、ついに道に雪が残り始めました。
その雪道は踏み固められていて、高度が上がるにつれてアイスバーンのような状態になり、大変歩きづらくなります。
持ってきていたアイゼンを着けて、この道を詰め、主稜線上に乗り上げます。
そして、最後に残る急斜面を直登して最高地点に至りますが、今回はその過程をレポートいたします。

危険箇所 ↓

山の斜面をヘツリながら歩いている中で、岩盤の急な斜面が出てきて、「これは難しいな・・・嫌な所だな・・」どういう風にしてここをこなそうかと一瞬の間考えましたが、何のことはありませんでした。
そこにはトラロープが一本かけられていたのですが、こんなに細いものでもちゃんと役に立っています。
(画面中央で斜めに地面を這っています。)



ホソバシャクナゲ ↓

ホソバシャクナゲが出てきました。これからあと、たくさんこの種類と遭うことになります。


檜の露出した根っこ ↓

この根は変わった色をしていますね。これを見たときにはなんだか判りませんでした。


ユズリハ ↓

この山ではユズリハをよく目にします。


作業小屋 ↓

沢の上部に古びた小屋が建っています。おそらく山仕事の道具などをデポしておく場所なのではないでしょうか。


伐採の途中 ↓

道沿いに伐採作業中のような場所が現れました。(作業の人の姿はありません。)


木の中に蜂の巣の残骸 ↓

木の根元に異様な黒っぽいものが落ちていたので、手にとって見ると蜂の巣の壊れたもののようです。
それでは巣の本体はどこにあるのかと思って、あたりを探してみると、伐られた木の年輪部分が腐っていて洞になり、そこに蜂の巣が残っていました。 自然の中ではこんなところにも蜂の巣があるのですね。
伐採作業の方は、思わぬ蜂の子のご馳走にありつけたのでしょうか。


お猿さん ↓

右手に大きな岩壁が出てきて、これがどうやら栃の木沢の源頭近くのようです。
突然動物の気配がして、その方向を見ると、岩壁を攀じてお猿さんが逃げていきます。
写真に撮れたのはこの一匹だけでしたが、実際には4-5匹はいたようです。


滝も凍っていた ↓

木の間から滝が見える場所ですが、この日はその滝が凍りついていました。

沢沿いの急登 ↓

その岩盤に沿って、急な斜面に付けられた道は電光型に登っていきます。


炭焼き窯の跡 ↓

道が沢から離れて来ると、今度は炭焼き窯の跡が出てきました。
原料の伐りだし、製炭作業、そして出来上がり品の搬送・・・・特に搬送作業は人里離れていることもあり、採算的にも大変なことでしたでしょうね。


道に雪が出てきた ↓

道に雪が残り始めました。量が多くなると踏み固められて滑りやすくなります。
始めの内は気をつけながら歩運びしていましたが、やがて、注意しただけでは安全に歩けなくなります。


アイゼン装着 ↓

そして、今季初めてアイゼンのお世話になります。


主稜線に”とうちゃゃこ” ↓

主稜線の分岐点につきました。左すれば帰途に使う西峰までの道であり、右すれば山頂に直登する最後の急斜面となります。


最後の急斜面 ↓

急な斜面を、これが最後になりますので、根気良くゆっくりと登っていきます。


山の端 ↓

視線の先に空が見えるとその場所が山の端であり、この山の最高地点となります。
あそこに立ったときにどんな景色が待っていてくれるのか、期待が高まります。
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2/16 三ツ瀬明神山を栃の木沢から歩く その1:このコースを登りに使うのは久しぶり

2015-02-23 07:14:44 | 草花
16日に三ツ瀬明神山を歩いてきました。
お天気がよさそうでしたので、山頂からの眺望に期待して、手っ取り早く山頂に立ちたくて、地図上で最短コースらしき道を探し、栃の木沢から山頂に至る道を取ることに決めました。
しかし、結果的には登りに3時間近くも掛かり、他のコースと比べても大した差はなかったかもしれません。
この山行はシリーズ化して7回に分けて報告して行きますので、どうか気長にお付き合いください。
抜群の眺望については「その3」~「その6」あたりまでレポートすることになりますので、この手の亭主の独りよがりには適当に距離をおいた上でお近づき下さるようお願いいたします。

位置図 ↓

今回はブログの記事にする順序が逆転しましたが、始めに三ツ瀬明神山に行ってから、午後に風切山に行きました。

鳥瞰図(カシバードによる描画) ↓

赤い実線部分を手前から反時計回りで歩きました。

実行図 ↓

これも同じく手前から反時計回りで歩いていますが、三ツ瀬明神山には何度も来ていますが、下りに使った左半分の線分は尾根道であり、南尾根と言っているようです。
実はこの尾根道を初めて通りました。なかなかスリリングな険しい道でしたね。

断面図 ↓

ここでは左から右に歩いています。こうしてみると往きの勾配よりも、復路の勾配が、より急である事がわかります。出来ることなら南尾根は登り道として使ったほうがよさそうな気がしました。

車を置いた場所 ↓

林道の少しばかり余地があり、車が5-6台は留められそうな場所に駐めました。山道はこの朽ちたような丸太橋を渡って入って行きます。

岩盤の沢 ↓

歩き始めに沢と出くわします。川底は岩であり、きれいな水が少しだけ流れていました。

清流 ↓

山を下ってここに着くなら、ここでおいしい水を思い切り飲む場面ですが、歩き始めですので、清流を横目にして進みます。

シダの生える道 ↓

この山では山裾でシダが生える道となっています。これは高度を探る上で結構良い目安となっています。

宮標石 ↓

歩き始めて20分ほどしたところで、宮標石を見ます。このあたりまでは昔から歩かれた道のようです。

へつる道 ↓

道は常に沢を左手にして、等高線に対してそれほど突っ込んで行くような感じではなくて、むしろ山を回り込むように付けられています。

ちょっとした展望 ↓

やや明るい場所にきて、傍らの岩の上に乗ると西の方角に宇連山が見えています。

少し先で西峰望見 ↓

それから少し歩いた場所で、今度はこの山の西峰が見えています。頂上にある大きな電波塔は遠くからも見えて、良い目印になっています。

岩盤を進む ↓

岩磐を斜上するようなところもありますが、木の根などに掴まりながら進みます。

宇連山と鳳来寺山 ↓

宇連山と鳳来寺山が見える、眺めの良い場所がありました。

宇連山と鳳来湖 ↓

宇連山の裾に水面が見えますがあれは鳳来湖で、車で来るときにその湖畔を長いこと回りこんでいたのです。

鳳来寺山と上臈岩 ↓

上臈岩は鳳来湖の湖岸から立ち上がる大岩壁で、このあたりでは有数のロッククライミングのゲレンデになっているそうです。
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2/16 新城市名号地区 石雲寺のセツブンソウ

2015-02-22 07:01:27 | 草花
2月16日に山を歩きましたが、朝に歩いた山を下りてから、帰途、街道筋の新城市名号にある石雲寺に立ち寄ってセツブンソウの大群落を見てきました。
花の時季にはやや遅れた感じがありましたが、大変な大群落を見て、その健在ぶりにひと安堵したことも事実です。

まずは街道から見上げる獅子岩 ↓

愛知県民の森の尾根歩きの番外編とも言うべきところに位置する獅子岩ですが、そこから見下ろす落差ある眺めは特筆ものでしたが、その反対に獅子岩を見上げたときもまた見るべきものがあります。

導入路のロウバイ ↓

お寺さんに近づく道でロウバイがお出迎えしてくれました。

お寺の建物 ↓

小規模ではありますがこざっぱりとした建物ですね。

傍らに石仏 ↓

仏様たちが静かに佇んでいます。

ワサビ ↓

始めに目に付いたのはワサビの葉っぱでした。

ヨウラクラン ↓

次に樹幹に着生したヨウラクランを見つけます。

セツブンソウ ↓

さぁ、それからが大変でした。セツブンソウの大群落が始まりました。
ここへ来る時期が遅れたために、花には少し気の毒な姿ですが・・・・・

一輪だけ ↓

セツブンソウらしい、良い姿のものを見つけました。

ツーショット ↓

壮齢の”お二人さん”も見かけました。
このあともどんどん花は続きましたが、以下は割愛ですね。

ロウバイ ↓

帰り道でも違った場所で、ロウバイが花盛りでした。

ロウバイと獅子岩 ↓

今度は獅子岩に焦点を合わせて撮っておきますが、電線が邪魔でしたね。
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2/16 新城の信仰の山・風切山(かざきりさん) (下の部=最終):山頂から下り、日吉神社にお参りして帰る

2015-02-21 07:03:33 | 草花
三ヶ根山の建造物 ↓

御堂山の山頂をはさんで左右に建造物が僅かに見えていますが、これは御堂山の背後にある三ヶ根山のスカイライン上にある旅館などの建物が見えているようです。

遠望峰(とぼね)山 ↓

右端には蒲郡市と幸田町の境界に位置する遠望峰(とぼね)山が見えます。あの山からの景観も素晴らしいものがあります。

下山路 ↓

下山に使う道は来たときの道よりももう一本東側のものにしました。ここでも石仏群が出てきます。

仏様たち ↓

要所要所でこのように仏様たちが出迎えてくれます。 それぞれにご挨拶しながら道を下って行きますが、ここで気になることが出てきました。
それはモトクロス用のバイクの”わだち”が残されていたことです。
信仰篤き昔の人たちが営々と築き挙げたこの参詣道を荒々しくもモーターバイクで蹂躙し、しまいには道が破壊されてしまいます。
この悪い実例を西三河のある山で見ていますので、そのことが大変気がかりになってしまいました。

不鮮明になってきた ↓

登山道と、小生が思い描いた行動予定線が食い違う場面になりました。
まだ時間に余裕がありますので、意地を通して、行動予定線どおりに歩くことにしました。 案の定、道がか細くなってきました。

不思議な造形 ↓

目の前に蔓植物の不思議な造形が現れました。

地面にシダ ↓

歩く道の両脇をシダが埋めてくると、麓が近づいていることを推測できます。

ミヤマシキミ ↓

ミヤマシキミの赤味掛かった蕾も見ます。

踏み跡が不明 ↓

踏み跡がますます判らなくなりましたが、人里が近いので構わずにまっすぐ進みます。

下山 ↓

山の斜面から下りきりました。あたりには少し薄暗さが出てきています。時刻は午後5時半で、日没タイムがすぐそこに来ています。

三河の山々 ↓

山麓から昨年歩いた山群が見えていますが、またあの峰々にご挨拶に行きたくなりました。

カシバードで描画 ↓

上の山群に名前を入れておきます。

フェンス ↓

ここにも獣の食害除けのフェンスがありました。これは人の出入りに対して工夫のしてあるものでした。

夕空 ↓

西の空は赤みに濁りのある色でした。(翌日は雨でしたね)

日吉神社の杜 ↓

車を駐めた神社が近づいてきました。

大きな楠 ↓

胴回りが半分枯れている楠の巨木を見上げます。

枝は生きている ↓

その大木の一本の枝はたくましく生きていて、それを支える丸太が踏ん張っています。

日吉神社 ↓

これが神社の正面から見たところです。村社という感じが色濃いと思いました。

もう一度最後の夕焼け ↓

今日の最後を飾る残照ですね。

歩数 ↓

この風切山を歩いた歩行数です。良い時間を過ごさせてもらいました。
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2/20 今日の山と庭の花模様:木曽御嶽・恵那山・大川入山・蛇峠山など霞んだ山と福寿草

2015-02-20 14:15:42 | 草花
今朝は気温については、それほど下がりませんでしたが、空がすっきりと晴れていましたので、山岳展望はさぞや良いものがあるはずと思い、良く行く高楼に出掛けてみました。
一番高いところに着いてから、見えて欲しい方角に目を向けると、残念ながら抜群と言うほどの眺望ではなくて、期待の大きさからすると及第点以下の見え方でしかありませんでした。

そんなことですが、折角出かけたことでもありますので、その眺望と、拙庭の福寿草の最近の姿を合わせてひと記事作ります。

木曽御嶽 ↓

こんな姿ではありますが、今日の眺望の中ではこれが一番見えやすい姿でした。

恵那山 ↓

恵那山はもう霞んでしまっていて、”スッキリ感”がありません。

プラス大川入山 ↓

恵那山も大川入山も眺望としては不出来でしたね。

プラス蛇峠山 ↓

上の二山に蛇峠山を加えてあの付近の三羽烏となりましょうか。

霞みすぎの中央アルプス ↓

中央アルプスはもう殆ど見えていません。

伊吹山は山頂部が見えない ↓

伊吹山も山の頂付近がはっきりしませんね。

庭の福寿草 ↓

家に戻ってきてから、気を取り直して庭の花を見ます。花が咲いているときに水をかけたら花が蕾むかと思い実験してみました。  ところが・・・・・・

一輪だけ ↓

日差しのない雨降りですと花は開きませんが、今回のように日差しがしっかりしているときの場合は、水を振り掛けられたぐらいでは蕾もうともせずに、しっかりと花を開いてしまうようです。
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