栃の木沢の道を取っていますが、いよいよ核心部分に差し掛かってきています。
悪い場所をへつったりするうちに、やがて登り勾配がきつくなり、ついに道に雪が残り始めました。
その雪道は踏み固められていて、高度が上がるにつれてアイスバーンのような状態になり、大変歩きづらくなります。
持ってきていたアイゼンを着けて、この道を詰め、主稜線上に乗り上げます。
そして、最後に残る急斜面を直登して最高地点に至りますが、今回はその過程をレポートいたします。
危険箇所 ↓
山の斜面をヘツリながら歩いている中で、岩盤の急な斜面が出てきて、「これは難しいな・・・嫌な所だな・・」どういう風にしてここをこなそうかと一瞬の間考えましたが、何のことはありませんでした。
そこにはトラロープが一本かけられていたのですが、こんなに細いものでもちゃんと役に立っています。
(画面中央で斜めに地面を這っています。)
ホソバシャクナゲ ↓
ホソバシャクナゲが出てきました。これからあと、たくさんこの種類と遭うことになります。
檜の露出した根っこ ↓
この根は変わった色をしていますね。これを見たときにはなんだか判りませんでした。
ユズリハ ↓
この山ではユズリハをよく目にします。
作業小屋 ↓
沢の上部に古びた小屋が建っています。おそらく山仕事の道具などをデポしておく場所なのではないでしょうか。
伐採の途中 ↓
道沿いに伐採作業中のような場所が現れました。(作業の人の姿はありません。)
木の中に蜂の巣の残骸 ↓
木の根元に異様な黒っぽいものが落ちていたので、手にとって見ると蜂の巣の壊れたもののようです。
それでは巣の本体はどこにあるのかと思って、あたりを探してみると、伐られた木の年輪部分が腐っていて洞になり、そこに蜂の巣が残っていました。 自然の中ではこんなところにも蜂の巣があるのですね。
伐採作業の方は、思わぬ蜂の子のご馳走にありつけたのでしょうか。
お猿さん ↓
右手に大きな岩壁が出てきて、これがどうやら栃の木沢の源頭近くのようです。
突然動物の気配がして、その方向を見ると、岩壁を攀じてお猿さんが逃げていきます。
写真に撮れたのはこの一匹だけでしたが、実際には4-5匹はいたようです。
滝も凍っていた ↓
木の間から滝が見える場所ですが、この日はその滝が凍りついていました。
沢沿いの急登 ↓
その岩盤に沿って、急な斜面に付けられた道は電光型に登っていきます。
炭焼き窯の跡 ↓
道が沢から離れて来ると、今度は炭焼き窯の跡が出てきました。
原料の伐りだし、製炭作業、そして出来上がり品の搬送・・・・特に搬送作業は人里離れていることもあり、採算的にも大変なことでしたでしょうね。
道に雪が出てきた ↓
道に雪が残り始めました。量が多くなると踏み固められて滑りやすくなります。
始めの内は気をつけながら歩運びしていましたが、やがて、注意しただけでは安全に歩けなくなります。
アイゼン装着 ↓
そして、今季初めてアイゼンのお世話になります。
主稜線に”とうちゃゃこ” ↓
主稜線の分岐点につきました。左すれば帰途に使う西峰までの道であり、右すれば山頂に直登する最後の急斜面となります。
最後の急斜面 ↓
急な斜面を、これが最後になりますので、根気良くゆっくりと登っていきます。
山の端 ↓
視線の先に空が見えるとその場所が山の端であり、この山の最高地点となります。
あそこに立ったときにどんな景色が待っていてくれるのか、期待が高まります。
悪い場所をへつったりするうちに、やがて登り勾配がきつくなり、ついに道に雪が残り始めました。
その雪道は踏み固められていて、高度が上がるにつれてアイスバーンのような状態になり、大変歩きづらくなります。
持ってきていたアイゼンを着けて、この道を詰め、主稜線上に乗り上げます。
そして、最後に残る急斜面を直登して最高地点に至りますが、今回はその過程をレポートいたします。
危険箇所 ↓
山の斜面をヘツリながら歩いている中で、岩盤の急な斜面が出てきて、「これは難しいな・・・嫌な所だな・・」どういう風にしてここをこなそうかと一瞬の間考えましたが、何のことはありませんでした。
そこにはトラロープが一本かけられていたのですが、こんなに細いものでもちゃんと役に立っています。
(画面中央で斜めに地面を這っています。)
ホソバシャクナゲ ↓
ホソバシャクナゲが出てきました。これからあと、たくさんこの種類と遭うことになります。
檜の露出した根っこ ↓
この根は変わった色をしていますね。これを見たときにはなんだか判りませんでした。
ユズリハ ↓
この山ではユズリハをよく目にします。
作業小屋 ↓
沢の上部に古びた小屋が建っています。おそらく山仕事の道具などをデポしておく場所なのではないでしょうか。
伐採の途中 ↓
道沿いに伐採作業中のような場所が現れました。(作業の人の姿はありません。)
木の中に蜂の巣の残骸 ↓
木の根元に異様な黒っぽいものが落ちていたので、手にとって見ると蜂の巣の壊れたもののようです。
それでは巣の本体はどこにあるのかと思って、あたりを探してみると、伐られた木の年輪部分が腐っていて洞になり、そこに蜂の巣が残っていました。 自然の中ではこんなところにも蜂の巣があるのですね。
伐採作業の方は、思わぬ蜂の子のご馳走にありつけたのでしょうか。
お猿さん ↓
右手に大きな岩壁が出てきて、これがどうやら栃の木沢の源頭近くのようです。
突然動物の気配がして、その方向を見ると、岩壁を攀じてお猿さんが逃げていきます。
写真に撮れたのはこの一匹だけでしたが、実際には4-5匹はいたようです。
滝も凍っていた ↓
木の間から滝が見える場所ですが、この日はその滝が凍りついていました。
沢沿いの急登 ↓
その岩盤に沿って、急な斜面に付けられた道は電光型に登っていきます。
炭焼き窯の跡 ↓
道が沢から離れて来ると、今度は炭焼き窯の跡が出てきました。
原料の伐りだし、製炭作業、そして出来上がり品の搬送・・・・特に搬送作業は人里離れていることもあり、採算的にも大変なことでしたでしょうね。
道に雪が出てきた ↓
道に雪が残り始めました。量が多くなると踏み固められて滑りやすくなります。
始めの内は気をつけながら歩運びしていましたが、やがて、注意しただけでは安全に歩けなくなります。
アイゼン装着 ↓
そして、今季初めてアイゼンのお世話になります。
主稜線に”とうちゃゃこ” ↓
主稜線の分岐点につきました。左すれば帰途に使う西峰までの道であり、右すれば山頂に直登する最後の急斜面となります。
最後の急斜面 ↓
急な斜面を、これが最後になりますので、根気良くゆっくりと登っていきます。
山の端 ↓
視線の先に空が見えるとその場所が山の端であり、この山の最高地点となります。
あそこに立ったときにどんな景色が待っていてくれるのか、期待が高まります。