この記事では、石巻山の旧旅館街から下り、石巻町の平野部分を歩いて、また赤岩尾根の登りに取り付いて、約280mほどの高度差を稼いで、尾根に着き、すでに暮色の濃くなった景色を見回すところまでの約1時間30分くらいのところをレポートして行きます。
(なお、このシリーズは明日結びとなります。)
下山中に見た祠 ↓
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石巻の下山中はすべてが樹の下を通る道でした。手入れのあまりされていない針葉樹の植林帯が主体だったように記憶しています。そんな木々の鬱蒼とした空間にも里人の信仰をうかがわせる建造物がありました。
これが何の神様だかは判りませんでしたが・・・。
樹陰の道 ↓
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山道下りも終わりが近づいてくると、両側がえぐれた道になってきます。
下山地点 ↓
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旧旅館街から下り始めてから20分足らずで石巻山から下り終わりました。このあたりが今回標高の一番低い場所だったようで、地図上では標高36mを示していました。ここの地名は石巻町ですね。次なる目的地の赤岩尾根に取り付く地点まで暫くの間は石巻町内の平地歩きとなります。
石巻山を見上げる。 ↓
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下山点から歩き始めて暫く経つと、石巻山を見上げることが出来るようになります。あの岩山が、見る場所によって違った見え方をするのもまた一興です。
平地歩き ↓
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石巻町地内は、寒さ厳しいこの時期でも、のんびりした穏やかなところという感じがしています。
シナヒイラギ ↓
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民家の門口に、赤い実をたくさんつけた、シナヒイラギが植えられていました。
街道の合流点 ↓
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広い舗装道路が合流していますが、交通量は少なくて静かなものです。
赤岩尾根に取り付く ↓
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地図上に行動予定線として書き込んでおいた地点に着きました。民間の所有林のようですが、格別の入山禁止措置はしてないようですので、入って行きます。
植林地帯 ↓
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歩き始めはこんな林内でしたが、まっすぐ歩いていくと、低く張られた動物避けの電線に行き当たります。
それを跨ぎ越えて直進していきます。
赤土の急傾斜 ↓
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この急傾斜は赤土で、前日の雨の影響が残っていて、とても滑りやすいところでした。
いったん下って水場 ↓
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急登だった山道は一転して今度は下りになり、下りきったところに沢があり、水が流れていました。
ここでまた、のどを潤して行きます。
また登り始める ↓
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また登り始めるわけですが、今度は標高差を200mくらいを残す訳ですが、これが意外と長く感じられて、何度も何度もニセ稜線が出現してくる感じでした。身体が疲れてきた所為なのでしょうね。
”ユズリハ” ↓
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ここで出会うのは海辺に見るヒメユズリハなのでしょうか、それとも普通にユズリハなのでしょうか。
コクラン ↓
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弓張山系のあちら側では比較的良く見たコクランの株でしたが、赤岩尾根側でも見つけました。
カンアオイ ↓
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同じようにカンアオイも出てきました。
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途中で倒木に何度か出会い、やがて道を見失ってしまいました。こんなことはよくあることなので、気にはなりませんが、行く手に立ちはだかる急勾配と、ブッシュに気を引き締めなおします。
もう尾根の道が近づいています。
赤岩尾根到達 ↓
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ブッシュを一漕ぎし、やっとの思いで尾根道に着きました。日はもう充分に西に傾いていますね。この時がジャスト午後4時でした。道の先に鉄塔の脚が見えますね。 あの場所が朝見た防火帯の最上部に当たります。
本宮山 ↓
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鉄塔の基部からの景観がまた格別に良いのです。手始めに本宮山。
恵那山 ↓
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恵那山も頂稜部が顔を出しています。
大川入山 ↓
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恵那山の右手には大川入山が見えます。
中央アルプス ↓
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何となんと! 中央アルプスの南部の峰が見えています。双眼鏡を持参していたら左側の山塊(中央アルプス北部の峰)も確認できたことでしょう。
手前の右側は、石巻山の岩峰の一部です。