ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

2/9日 本宮山をあちこち その⑥:奥宮から道を下って、初めて行く乙女前神社

2015-02-17 06:34:21 | 草花
ネットのお友達であり、山仲間でもあるこりんさんのページにこの山の南側にある新しい下山路の紹介がありました。
それによると、景色の良い場所もあるみたいですので、そのルートを歩くことにしました。

最初に目指すところは砥鹿神社の境外の末社で、「乙女前神社」という珍しい名前の神社です。
この神社のご祭神は
○大山祇命(おおやまづみのみこと)・・・大いなる山の神=伊弉諾尊と伊弉冉尊との間に生まれた。
○天鈿女命(あめのうずめのみこと)・・・「岩戸隠れ」のくだりなどに登場する芸能の女神。
○少名彦名命(すくなひこなのみこと)・・山や丘の造物者であり、命名神であり、医薬・温泉・まじない・穀物・知識・酒造・石の神な ど多様な性質を持つ。
と三つも欲張っています。

先の記事で記述したことですが、奥宮から下の表参道では、そこが人気のコースであり、雪の日といえどもその道を通う人たちが居て、そこは踏み固められてツルツルに凍っていました。

杉の大木 ↓

参道はかなり下のほうまで砥鹿神社奥宮の境内であり、道沿いに杉の巨木が立ち並んでいます。おそらくここも県の天然記念物「砥鹿神社奥宮の社叢」の指定区域内なのでしょう。

荒羽々気(あらはばき)神社 ↓

この神社は奥宮の末社であり、表参道四十九丁目にあります。
ご祭神は大己貴命の荒魂(あらみたま)。健歩健脚の守護神といわれています。

天の磐座 ↓

天の磐座とは古神道における岩に対する信仰で、ここでは岩そのものが対象になったようです。
神を神体である磐座から降臨させ、その依り代と神威をもって祭りの中心としたようですね。

青銅の鳥居 ↓

この青銅製の鳥居をくぐりますが、道の雪が踏み固められていて、ツルツルになり、とても滑りやすいのです。

今風の道標 ↓

新45丁目の石製道標の傍に今風の道標もあります。「ふるさと自然のみち」とありました。ここで表参詣(=登山)道と分岐したと思いました。

分岐後の道 ↓

分岐後の道は人通りが途絶えていて、新雪で、未だ人に踏まれていないので、足元がすべることはなくなります。

杉木立の下 ↓

道は雨水などの通り道となっているのでしょうか、掘られて、深くなっています。

杉木立の下 ↓

単調な林相ですが、初めて通る道ですので、興味深く歩いていけます。

杉木立の下 ↓

杉の植林下の道ですが、南斜面ということで、ここでは比較的明るい雰囲気でありました。

木段 ↓

足元がおぼつかない道を下ってきましたが、こういう措置があるとほっとします。

下に林道 ↓

山道の下に林道が見えました。

合流点 ↓

林道に下り立つと、こんな道標があります。

広い林道 ↓

林道はこんなにも広いのです。

乙女前神社への案内

林道脇に乙女前神社への案内看板がありました。ここから約200mほど離れているところまで往復することになります。

始めのコブ ↓

行く手に山のコブがあり、それが神社のありかだと勘違いしましたが、このケルンのようなものがあるだけでした。

乙女前神社

つぎに小祠がむき出しでありましたが、神社の建物はなくとも、ここが乙女前神社のようです。
この中に神様が三柱祀られているのでしょうか。

”男前”神社 ↓

乙女前神社にお参りしてから、来た道と違う引き返し方をしますと、乙女前神社の下部にこんな”神社”がありました。 乙女の前ですからさしづめ”男前”神社なのでしょうね。(小生の駄洒落です。)

戻り道 ↓

戻る道も雪の詰まった風雅な道です。

杉の大木 ↓

この山中では、杉の大木が点在しています。

再び林道歩き ↓

乙女前神社の往復が終わり、再び林道歩きに戻ります。
コメント
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