BIKEBIND自転車日記ブログ2

BIKEBINDの自転車日記ブログの移転先。過去が消えるのも忍びないので…。

キャノンデール・プロトエンデューロバイク

2016-05-13 08:36:00 | MTB
すごくシンプルなので、エンデューロなんだかオールマウンテンなんだかトレイルなんだかカテゴリーが分かりづらかったのですが(笑)。ジキルに相当するエンデューロモデルだそうです。












http://www.pinkbike.com/news/jerome-clementz-prototype-cannondale-ews-round-3-ireland-2016.html
http://www.pinkbike.com/news/cannondale-jekyll-prototype-first-look.html

前三角はカーボンのようですが、後ろ三角は溶接痕を見るにアルミのようです。ここらへんはグレードによって違いがあるのかもしれません。フルカーボンというのも、もう当たり前の技術ですから。

フロントフォークがロックショックス・パイクのようなので、リヤトラベルはおそらくは160ミリ近辺のトラベルかと。そしてサスペンション形式としてはキャノンデール伝統のシングルピボットです。そして単純なプッシュ式になったようです。ジキルとクレイモアで採用していたプル式はとりあえず姿を消すようです。

プル式はレーシングカーでは数多く採用されています。しかしMTBにおいてはたまに出て来ては消えていくというサークルを繰り返しています。入力に機敏に反応するなどメリットも多いのですが……。

パイクを使っているのは、クレメンツがスラムのスポンサードを受けているからのようです。一応キャノンデール・レフティには160ミリクラスがありますから。

さて、どんなバイクに仕上がってくるのでしょうか?


ある少年のスペシャライズド・デモ

2016-05-12 14:33:00 | MTB
なんと贅沢な! なーんて言ってしまいたくなります(笑)。

しかしこのような少年の体力では、軽量なバイクというのは確かに有効です。デモ8はカーボンですからね。











http://www.vitalmtb.com/community/Milan-DH,39846/setup,31542#

リヤショックのスプリングは特注だったりするのでしょうか(一応エクストラライトスプリングと書いてあります)? ここはいっそエアショックにしても良いかもしれません。でもこのバイクの売りはオーリンズショックでもありますから、悩ましいところですね(笑)。

そしてスペックをみると……、意外と手頃にまとめているのです。ブレーキレバーはデオーレXT、リヤディレーラーはジーだったりします。ハンドルバーもイーストン・EA50なのでけっして最上級パーツを集めたりしたものではないのです。

そしてホイールです。これは26インチなのです。デモ8は27.5だったはずなので、旧モデルから持ってきたのかもしれません。ロヴァールのカーボンリムを使用しているのはまさに乗り手の体力に合わせてでしょう。

いやあ、良いセンスだと思います。バイクは人間に合っていなければ意味がありませんから。


スティービー・スミス死す。

2016-05-12 02:31:00 | 自転車
カナダのDHライダー、スティービー・スミスが亡くなりました。まだたったの26歳だったそうです……。


http://www.pinkbike.com/news/stevie-smith-passes-away.html

どうやら地元ブリティッシュコロンビアのモーターサイクルエンデューロにて事故に遭ってしまったのだとか。死因は脳挫傷ということです。

まだまだ活躍してくれそうな若者だっただけに、残念極まりないです。

冥福を祈ります。


レイノルズ×ミラダプロ、1000グラムの3Dプリントチタンバイク!

2016-05-10 23:25:00 | 3Dプリンター
いささかデザインが過ぎる気もしますが(苦笑)。

それでもスゴイですね。




















http://www.reynoldstechnology.biz/
https://www.facebook.com/MiradaPro/

レイノルズは基本的にはチューブ屋なので、おそらくはこのミラダプロというところが各部のラグデザインを請け負った、もしくは3Dプリンターで製作したということなのでしょう。ミラダプロはF1のパーツも手がけているようですが、ホームページもカミングスーンなので新しめな会社なのかもしれません。

このフレーム、一見したときは、ちょっとBMCに似て居るなあと思いました(笑)。しかし拡大写真を見てみると……、まあ別物です。どちらかというと、ツタのような感じがします。ヘッドチューブやBBのメッシュ形状もなかなかユニークです。……空力的には良くないんでしょうけど、そんなことを言うのは野暮ですな(笑)! でも雨が進入しても錆びませんよ、なんせチタンですから!

先日取り上げたバスティオンは、メインチューブにカーボンを使用しても1200グラム近辺らしいのです。そこから考えると、このフレームはかなり軽く出来ています。チタンは弱点として加工が悪いという面を持っています。しかしこのフレームのように複雑な部分を3Dプリンターに頼ることが出来たら、その弱点を克服できるかもしれません。


タイタスも3Dプリンターを活用!

2016-05-09 23:27:00 | 自転車
タイタスはリヤエンドに3Dプリンターを活用しています。これも良くできていますね。



















http://cyclingtips.com/2016/03/nahbs-2016-3d-printing-hits-its-stride/

このタイタスをわざわざバスティオンと切り離しなのには理由があります。決して記事の嵩増しをしたいからではありません(笑)。

タイタスのエンドもすっきりとしていながらも内部に十字の補強材が入っています。ディスクブレーキの制動力をきっちり受け止めてくれることでしょう。しかし重要なのはそこではありません。出所です。

なんとレイノルズ製なのです! いやこれは驚きました。しかも180~200ドル(左右ペア)で、ビルダーに供給を4か5月から始めるというのです!!! しかもスチールとチタンの2種類で。ディスク台座付きやスルーアクスルなど準備するようですが、3Dプリンターというのは小回りが効くのが存在価値の一つですから、きっとオーダーも受けてくれるようになっていくと私は予想します。もっと手間の掛かるチューブもカスタム品を作ってくれますからね。

また新しい、金属の時代が到来するのかもしれませんよ!