今まで出ていた情報は、とりあえず変わったという感じでした。ブレーキが新型、リヤディレーラーがスタビライザーが装備となっていたのは必然ではありますが、セイントオリジナルテクノロジーということでもなく、モデルチェンジのためのモデルチェンジというのが私の印象でした。
ところが! 隠していましたよ、最高の隠し球を!
アイステクノロジー・アルティメイト
上級モデルで採用されていたアルミとステンレスのバイブリッドローター、クラッドローターをさらに一歩推し進めた技術です。内側にアルミ層のフィンを延長させることで通常のクラッドローターがフルステンレスモデルより100度の温度を下げているのですが、アルティメイトはそこからさらに50度下げることに成功しているのです!
すげーよ! シマノ!!!
さらに! 新型フラットペダルも登場です!! 極端ではないですが、近年の超薄型ペダルを意識してか、DXペダルよりも薄くなっています。
http://www.mtb-forum.it/community/fotoalbum/showalbum.php?id=10156
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海外では今、軽量ローターが続々登場しています(そこら辺は後ほどまとめたいと思います)。しかしそれに逆行しているのがシマノとマグラです。マグラのストームローターは厚さがなんと2.4ミリ! ですよ? その分肉抜きもしているので、超重量とはなっていませんが。ローターにコストを割き、重量を割くことは私は大切なことだと思います。ブレーキは効いてナンボですからね。
クラッドローターで新次元に突入したシマノディスクブレーキ。その技術をこうやって発展させるとは思いませんでした。フィン付きローターは、近いところではマグラが失敗しています。あまり機能しなかったのか、重すぎたのか……? でもこのアルティメイトローターはパッドの接触面のすぐ近くで外周に近いこともあり、クーリング効果はかなりあると思います。というかマイナス50度ですからね。他のブレーキにも使いたくなってしまう製品です。
そしてシフター。単純にレバーを延長したようですが、結構効果は大きいでしょう。810セイントと比較して37%軽い押しを実現しています。同じダイナシスのXTよりもさらに軽いというのですから……、これ単体でも組み入れたくなってしまいます。800セイントであったショートストロークラピッドファイアとは真逆のコンセプトです。810はXTRでいいんじゃない? というくらい普通だったので(苦笑)、820はセイントとしてのオリジナリティをちゃんと確立しています。
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