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スラム・ダイレクトマウントブレーキ登場!

2018-03-13 21:28:00 | トータルコンポーネント
スラム・S-900

やっとです。ええ、やっとです(笑)。


フロント


リヤ




http://www.veloderoute.com/information/13362/sram-s-900-voici-l-etrier-de-frein-«direct-mount»
https://www.cyclonline.com/272-technique/sram/13728-sram-s-900-direct-mount-rim-brake.html

正直遅きに失したという感が否めませんが……(苦笑)。だって、エアロロードブームは完全に終わり、一ジャンルとして定着していますし、そもそもいまブレーキはディスクブレーキに置き換わりつつありますし。まあここはスラムだけでなくカンパにも言えることです。エアロロードのコンポーネントはほぼシマノ一択でしたから。真の効果の有無はともかく、エアロロードはそれこそ軽量ロード以上に地位を確立しました。ここ10年でもっとも成功したジャンルと言ってもいいでしょう。そこで採用されなかったコンポメーカー達の苦しさは、察するに余りあります。

きっとスラムはロードバイクももっと早期にディスクブレーキに切り替わると考えていたのでしょう。もしくはちょっとだけ注目を浴びた油圧キャリパーでしのげる。そこら辺のリリースは3大コンポメーカーで最も早かったですし。そのため軽量性に特化したレッドのノーマルキャリパーブレーキで十分、制動力はディスクに任せると。しかしUCIが許可を下ろしたのが想定以上に遅かった。ダイレクトマウントブレーキとリムサイド処理技術の向上がここを遅らせたのでしょう。ここに大きな誤算が産まれたのではないでしょうか? 

それでも出て来たことは評価に値します。コンポ外コンポのようなので、おそらくこれ1種類で押し切るでしょう。それでもFSAやTRPのような社外品に頼るより確実に相性は良いかと。重量はレッドのノーマルキャリパーが240グラムとその差約80グラム。前後に割り振れば片方40グラムですけど、切り上げれば0.1キロ。重さを取るか制動力と空力を取るか……。使い手の判断が問われます。

最大タイヤ幅は28ミリ、重量は326グラム。スラムの機械式ロードブレーキレバーすべてに互換性があります。

さて採用メーカーはどれほど出てくるか? 私は無線のEタップを含めて考えれば、結構出て来てもおかしくないと思います。メカニック泣かせのエアロ&TT系バイクのメンテナンスが確実に楽になります。

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