![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/3f/f160492c1125c18e118d90677e6c5b9f.jpg)
http://www.magixl.com/cliparts/sport_cycling.php
オーストラリアのロードバイクレベルを一気に世界クラスにまで引き上げた立役者と言っていいでしょう。
ロビー・マキュアン
……ただヘッドバットが得意な人じゃないんですよ(苦笑)。アレッサンドロ・ペタッキと並んで、ステージレースでのスプリンター全盛時代を築いた人物と言って良いでしょう。ペタッキがマリオ・チッポリーニ譲りのチーム全員のトレインシステムで勝利を重ねたのに対して、マキュアンはニンジャとも称された独り身、あるいは他チームのトレインに便乗してのゴールハントは圧巻でしたねえ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/60/f8c42fb31172cd8987c2dd6e1b5c26a0.jpg)
http://www.smh.com.au/news/sport/mcewen-leads-pack-of-cycling-aces-in-race-to-rebuild-shiresreputation/2006/11/25/1164341453361.html
ベルギー人よりもベルギー人らしく、レース生活の拠点としていた所でも地元出身のように扱われていました。
そして自身の現役生活の終わりにオーストラリアに拠点を置くペガサスチームという新たなチームの牽引役としての役割を果たそうとしていました。
ところが……、
ペガサスチームはプロツアーチームとは認められませんでした。でもプロコンチネンタルチームならグランツールに出場できる可能性がありました。ところが!!! そのプロコンチの選抜にもペガサスは落ちてしまったのです! 結果、大きなレースには出ることが出来ないコンチネンタルチームになってしまいました……。
プロコンチなら契約は生きていたらしいのですが、コンチまで落ちると彼クラスのレーサーに見合うレースに出られないということで、他のチームと契約して良いということになっていたようです。
ですがもうストーブリーグは終了。どことも契約できないのでは……、と本人も諦め気味に契約チームを探していたらしいのです。
不思議なことに捨てる神あれば拾う神あり、レディオシャックが救いの手をさしのべのです。ランスはもうアメリカ以外の大きなレースに出ることはなく、トレックの重心はシュレック兄弟の新チーム・レオパードに移っていますが、コンチネンタルとは比較にならないチャンスに満ちていますから、これで良かったのでしょう。
もちろん彼がもう一勝出来る可能性は少ないです。それでもまずは場にいないと始まりませんから……。
とても魅力的なレーサーです。それにふさわしい幕引きがあることを願ってやみません。
http://www.livestrong.com/teamradioshack/riders_RobbieMcEwen/
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