フォックスが採用したSKF製新シール

どげなもんだろう？　と思っていたら、よく分かるのがありました。

動きは良さそうです。

気に掛かるのはシール性です。ゆるくすれば動きが良くなるのは当たり前なので、シール性を保ちつつどこまで動けるのかが気になります。

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右がSKF
http://www.bikerumor.com/2011/04/17/fox-updates-fit-pro-pedal-gets-slicker-and-adds-long-travel-29er-ti-crowned-forks/

今のMTBフロントサスペンションのシールはダストシールとオイルシールを兼ねたものが一つあるだけです。それはFITカートリッジダンパーやオイルバス形式など複種のダンパーを持つフォックスでも同じことです。

そして最初期から「オイル漏れ？」と勘違いされるほどフォックスはゆるめに作ってあります。そもそもゴム（シール）と金属（インナーチューブ）は潤滑剤がなければ抵抗が大きいです。オイルなりグリスなりが必要なんです。自転車の範疇では、シールの抵抗も理想の動きの邪魔となります。

今回のSKFシールはそこを克服できたのか？　興味があります。




これは新型のFITダンパーです。ここまで改良されると修理する方もたまったものではありません（苦笑）。ショップレベルではそこまでの部品のストックは無理かと。シールとフルード交換だけですね。そもそもFITは分解をショップレベルでも許されていませんし。

前進するのは悪いことではありません。ただ懐もエライ勢いで軽くなっていきます。

キビシー（苦笑）。