2012 ピボット・ちょいちょい

んまあ……、ピボットもカーボンですか。

なんと言えばいいのか……。トレックやスペシャ、キャノンデールなど大手メーカーだけが踏み入れられる領域でもあったのですが、もうこの流れは止まらないでしょう。

アルミの時代、オーバーサイズやアヘッドなどの新たな概念とともにロードバイクへMTBで培われた技術が流入していきました。それがカーボンの時代になり、今度はロードバイクからMTBへ培われた技術が一気に流入してきました。中堅や小さなメーカーまでこの流れは波及することでしょう。すべて置き換わるわけではないでしょうが、フルサスバイクをラインナップしていないMTBメーカーがほとんど無いように、カーボンバイクをラインナップしていないMTBメーカーもほとんど存在しなくなっていくのでしょうね。















http://www.velovert.com/information/4163/nouveautes-2012-pivot

ちなみに私はカーボンが嫌いなわけではありません（笑）。むしろ好きな方だと思いますよ。なんというか、時代の流れを感じたのです。なんだか自転車ではアルミというとちょっと嫌われ気味な気が……。なので判官贔屓よろしく、アルミ贔屓になってしまうbikebindです。

さてマッハ5.7が同社初のフルカーボンとして登場しました。テーパーヘッド、142×12㎜スルーアクスルで150㎜トラベルのオールマウンテンモデルですね。もちろんリヤサスはDWリンクです。

他にも29er、4Xバイク、そしてアクション系リジッドとアメリカンMTBの申し子のようなラインナップです。他にもマッハシリーズはありますし、昨年出してきたDHバイクのフェニックスも魅力的です。

DWリンクは多くのメーカーに採用されているリヤサス形式ですが、各社ごとに結構違いがあります。ピボットはリンクをとても小さく設計し、よれやねじれなどを追放しているように見えます。さらに上側リンクはユニットを押していません。チェーンステーが押しているのです。エンド軌跡もどちらかというと積極的にコントロールしていないのかもしれませんね。