BIKEBIND自転車日記ブログ2

BIKEBINDの自転車日記ブログの移転先。過去が消えるのも忍びないので…。

12速新カンパニョーロ、部分写真

2018-04-09 23:26:00 | トータルコンポーネント
単品で見ると結構癖の強いデザインに見えますけど、現代のカーボンフレームに取り付けるとそこまで違和感がありません。


ダイレクトマウントブレーキ仕様


ディスクブレーキ仕様










■エルゴパワー■
アップダウン両レバーとも形状変更などが成されている。






■フロントディレーラー■
ロングカンチアームをそのまま踏襲したフロントディレーラー。ただしワイヤを二通りのルートで通せることになったことで、よりスムーズな動きが予想される。11~29、11~32Tを基準としたデザインになっている模様。








■リヤディレーラー■
取り付けボルトとテンションスプリングが別部分に。オフセット下パンタグラフ部は少しシャープな形状に? プーリーは上下共に13T。







■クランクセット■
中空カーボン4アームデザインを採用。先代に比べてスパイダーアーム部が太くなったか? チェーンリングもダイレクトに付ける形状もそのまま。スーパーレコードは横から見るとクランクアームが繋がっていて8の字に見える。ここの部分の剛性が上がっていると予想される。おそらくTT用モデルのノウハウが生かされていると思われる。クランク長165、170、172.5、175ミリ、歯数50×34、52×36、53×39T。







■カセットスプロケット■
フルスチール製のカセットスプロケット。薄くなった分、強度を持たせるための素材選択。表面には耐久性を上げるための処理を施す。チタン製も予定してる。一番ロー側の歯の内側にはチェーンがスポークに噛み込まないための凸部を備える。





■ブレーキ■
エアロロードでは必須となっているダイレクトマウントブレーキも一緒にモデルチェンジ



■ケーブル■
どうやらよりスムーズに動くケーブルを採用した模様。ついにコーティングワイヤをカンパも導入?

https://www.bikeradar.com/road/news/article/campagnolo-12-speed-record-and-super-record-groups-complete-information-prices-weights-and-availability-52062/
http://road.cc/content/tech-news/239692-campagnolo-first-launch-12-speed-road-groupsets

■重量■
●レコードディスクブレーキ 2453グラム
●レコードリムブレーキ 2453グラム
●スーパーレコードディスクブレーキ 2323グラム
●スーパーレコードリムブレーキ 2041グラム

●デュラエース機械式リムブレーキ 2176グラム


重要なことを書いていませんでした(汗)。

カセットスプロケットの厚みは12速モデルと11速モデルは同じのようです。すなわちドライブトレインはすべて互換性があるとのこと! ホイールももちろん今のまま使えます!!!

チェーンはR11からR12へモデルチェンジ。幅が5.5ミリから5.08ミリへ狭くなりました。その分少し軽くなり、でも丈夫になっているとのこと。……本当かな(苦笑)?

フロントディレーラーは完全新設計になったようです。タイヤが太くなってきたため、位置が限られているという都合があります。シマノもそうですが、フロントディレーラーは難しいようで色々試行錯誤しています。カンパのこの新型はどうなんでしょうね? 特に突飛なことをしていない分、期待できそうな……。

カンパニョーロはモデルチェンジをしても、いくつかのパーツは先代のものをそのままといったことが多かったです。しかし今回はあらゆる部分に手を入れた本当のモデルチェンジといえそうです。

Sponsored Link
<iframe style="width:120px;height:240px;" marginwidth="0" marginheight="0" scrolling="no" frameborder="0" src="https://rcm-fe.amazon-adsystem.com/e/cm?ref=qf_sp_asin_til&t=bikebind-22&m=amazon&o=9&p=8&l=as1&IS1=1&detail=1&asins=B014W4SIS0&linkId=8adf7e9dbabe57e4bab563f61f486e15&bc1=ffffff&lt1=_top&fc1=333333&lc1=0066c0&bg1=ffffff&f=ifr">
</iframe><iframe style="width:120px;height:240px;" marginwidth="0" marginheight="0" scrolling="no" frameborder="0" src="https://rcm-fe.amazon-adsystem.com/e/cm?ref=qf_sp_asin_til&t=bikebind-22&m=amazon&o=9&p=8&l=as1&IS1=1&detail=1&asins=B014W4SLQ4&linkId=9655c8e42ba5b9f27c0838d58a328a2f&bc1=ffffff&lt1=_top&fc1=333333&lc1=0066c0&bg1=ffffff&f=ifr">
</iframe><iframe style="width:120px;height:240px;" marginwidth="0" marginheight="0" scrolling="no" frameborder="0" src="https://rcm-fe.amazon-adsystem.com/e/cm?ref=qf_sp_asin_til&t=bikebind-22&m=amazon&o=9&p=8&l=as1&IS1=1&detail=1&asins=B00C3YW39M&linkId=580f9e7ed38c758144a7162faa8c2311&bc1=ffffff&lt1=_top&fc1=333333&lc1=0066c0&bg1=ffffff&f=ifr">
</iframe>

2019 カンパニョーロ・スーパーレコード&レコード12速、オフィシャル!

2018-04-09 21:03:00 | トータルコンポーネント
おー、これはまた、なんというか、未来的なデザインです。ロゴも一新され、レコードなどは小文字になっています。クランクアームなんかは半分がアームとアーム同士繋がっているオリジナルデザインになってますし。

スーパーレコードがレコードと決別し、本当のフラッグシップモデルになろうとしているようです。

■スーパーレコード■





クランクセット






エルゴパワー





リヤディレーラー







どちらからでもワイヤルートを取ることが出来るように
フロントディレーラー





キャリパーブレーキ







ダイレクトマウントブレーキ





カセットスプロケット





チェーン


■レコード■






クランクセット





エルゴパワー



リヤディレーラー



フロントディレーラー





キャリパーブレーキ







ダイレクトマウントブレーキ


■ディスクブレーキコンポ■



エルゴパワー マスターシリンダー





スレーブシリンダー フラットマウントタイプ



スレーブシリンダー ポストマウントタイプ





ディスクローター140ミリ





ディスクローター160ミリ

http://road.cc/content/tech-news/239692-campagnolo-first-launch-12-speed-road-groupsets
https://www.matosvelo.fr/index.php?post/2419/nouvelles-roues-bora-et-groupes-12-vitesses-pour-campagnolo

ほかにもメーカー写真でないですが見かけた写真から情報を総合すると……、これは最近かつてないほどのモデルチェンジになりそうです。今見えているのはスーパーレコードとレコードのみ。これはカンパがコーラスクラスまで一気に変更していたスタイルとは明らかに異なります。それほどこの12速モデルに賭ける意気込みが強いということなのでしょう。

どうもカセットスプロケットの作り方も変え、リヤディレーラーもダイレクトマウントが前提になり、ブレーキもダイレクトマウントを全面に押し出し、ケーブル周りも変えるなど本当にあらゆる所に手を入れています。

ディスクブレーキをリリースしたばかりなのでスレーブシリンダはそのままっぽいですが、マスター側は変えなければなりません。まだ出て来ていない電動も気になるところです。

キャリパーブレーキはなんというか……、弱そうになりました(苦笑)。細身でピボット部がかなり目立つデザインです。まあ主役の座はディスクブレーキに譲ると思われますので、軽さを重視したということなのでしょうか?

今夜の話題はグッドイヤーのプレミアムモデルのつもりだったのですが、こっちに全部持って行かれてしまいました(笑)。

Sponsored Link

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

【特急】カンパニョーロ レコード チェーン 11段
価格:7161円(税込、送料別) (2018/4/10時点)





シュペンゲル復活!

2018-04-09 00:40:00 | ホイール
全国一千万のキャストホイールファンの皆さん! シュペンゲルが帰ってきましたよ!!!

しかも27.5インチホイール、チューブレス、ディスクブレーキ対応のオールマウンテン~エンデューロモデルとなって!








https://mtbs.cz/clanek/legendarni-loukote-spengle-se-vraci/kategorie/tech-news#.WsivhWXevn5
https://www.spengle.com/
https://www.pinkbike.com/news/spangles-one-piece-carbon-wheels-first-look.html





<iframe width="'400'" height="'200'" src="'https://www.pinkbike.com/v/embed/482000/?colors=C80000'" allowfullscreen frameborder="'0'"></iframe>

●スペック
■ホイール径 27.5インチ
■素材 3層カーボンモノコック
■対応ハブ ブースト ノーマル、クイック、15ミリスルーアクスル
■ハブ シマノスプロケット対応、XDドライバーは後日対応、センターロック、6穴
■リム 24ミリ幅 フックレス構造 チューブレス対応
■重量 1750グラム


いやあ、久しぶりにシュペンゲルが帰ってきました。しかも最新スペックを纏って。20年ぶりといったところ? 復活を予想した人がいたでしょうか? いや、居なかったでしょう(笑)。どうやら売りに出されていたシュペンゲルをオリジナルのオーナーの息子・マーティン・コックスが買い戻したのだとか。

MTBのキャストホイールは本当に珍しいです。これはオフロードモデルにはテンション構造でないと壊れる危険性が高いということろが主な原因です。なのでバイクアヘッドくらいしか最近では見かけませんでした。どうも私はシュペンゲルがドイツのメーカーだと思い込んでいたのですが、本当はスイスのメーカーらしいです。なんてこった……。

衝撃による破損の恐れ、さらにスポークホイールに全く届かない重量の兼ね合い、リムブレーキによるカーボンリムサイドの摩耗などが技術により解決した今、満を持しての再登場になったのだとか。確かにカーボンがカーボンとしての能力を本当に発揮し始めたのはここ7、8年くらいという意見もありますから、悪くない判断かと。

キャストホイールの良さはなんといってもその構造がもたらすダイレクトな反応です。3バトンスポークには空力的優位な側面もありますが、MTBでは基本的に考えなくて良いでしょう。おそらくはアルミスポークホイールを上回る軽快な走りが楽しめるのではないでしょうか。

面白いメーカーが帰ってきました!

Sponsored Link