BIKEBIND自転車日記ブログ2

BIKEBINDの自転車日記ブログの移転先。過去が消えるのも忍びないので…。

タイヤ用語

2008-06-01 20:25:07 | 自転車
?

なんかへんですね。

いや、最近はこだわっている人がいなくなったのか? それとも知らなくなったのか?

タイヤのことです。

構造とかは置いておきます。ここで取り上げるのは性能に纏わる話です。

…………、おりゃあっ!!!

前後グリップってなんだあ!!!!

それは『と、ら、く、しょ、ん』の事ではないのか!!!!!!

グリップはサイドの摩擦を表す言葉だああああああ!!!!!

少なくともタイヤの世界に置いては。

トラクション(ピッチ方向)とグリップ(ヨー方向)。さらにショック吸収性、走りの軽さ。

この4つの要素がタイヤを語るうえで最も重要な要素だったのですが……。

時代が変わったのですかね?



えんぷら

2008-06-01 19:35:14 | 自転車
ちょっと写真が見にくいとは思いますが……。

デュラのSTIレバーです。

デュラと言えばアルミ(ジュラルミン)を思い起こす人は多いでしょう。厳密に言うと7800デュラは超超ジュラルミンではありません。7700からのモデルチェンジの時に変更したのです。詳しくは極秘となっています。がZnを加え粘りを出したアルミではないかと私は推測しています。

それはさておき、ブラケット部分です。

ここが樹脂で出来ているのは周知の通りです。

ではどのような樹脂で出来ているのでしょうか?

表記を見るとPA+CAと書いてあります。すなわちポリアミド系樹脂とカーボンのことです。

ポリアミドは非常にメジャーなエンジニアリングプラスチック(略してエンプラ)です。ナイロンとすればさらに身近な感じがしませんか? 同じ系列に属しています。成形からするとポリアミドにカーボンチップを混入して強度を上げているようです。

ブラケット部分は言うまでもなく、重要な部品です。ブレーキうんぬんは別として、時として全体重を掛けるのですから。

シマノがそんな重要な部品に用いる素材ですから、こんな写真のように強度があるわけです。


金属と擦れ合って、金属の方が削れてしまうなんて。

こりゃあすごいですね。

ちなみにSTI部分の母材にも使われています。




KAYABA

2008-06-01 18:24:48 | 自転車


カヤバです。

そうタンクローリーなどでよく見るあのカヤバです。

そして一流のサスペンションメーカーでもあります。

結構前にシマノのサスペンションを作っているなんて噂になりましたねえ。

ひょっとしたら去年から搭載していたのかもしれませんが、入院中だったので許して下さい。

チームイクザワのバイクにスペックインされていますね。フロントリヤ共にです。

今現在の大容量リヤショックは5thエレメントが先鞭を付けたモノです。

しかしそれより遙か以前に大容量ショックは存在していました。サイクルワールドから発売されていたVSR専用のカヤバショックです。モーターサイクル用の製品をデチューンして使用されていました。その乗り味たるや衝撃的でした。8インチというストロークと相まって『異次元』という言葉しか見あたりませんでした。それはひとえにカヤバのおかげです。

それよりも先立つこと数世代前『岩岳カローラ』と字をもったバイクがありました。LSRとRSRです。ありふれた4バーリンケージでしたが、素晴らしいバイクでした。この時点では国産ダブルサスペンションバイクは世界と轡を並べるほどの性能を誇っていました。それはユニットに寄るところが大きかったのです。

話を戻します。

昨年度解散したホンダにはショーワとカヤバのサスが用意されていました。試乗したわけでは無いのですが、どちらも甲乙付けがたい製品だったと思います。そんな中、市販用リリースではショーワが採用されていました。理由は……、なんでしょうね? ホンダ専用の特殊規格を作ってくれたということでしょうか?

イクザワのスペシャルバイクは至ってシンプルなシングルピボットバイクです。フロントサスペンションは今では少数派の倒立式。シングルピボットはそれなりに設計が難しいですが、現在のマルチリンク式に比べれば比較的容易です。そしてなによりユニットの性能がモノを言います。

カヤバほどのメーカーが本格参入すれば、サスペンションは新たなステージに突入するでしょう。

シングルクラウンは難しいかな?

我々の手に届くまではしばらく掛かるでしょう。

それでも期待を山のようにしています。楽しみに待とうではありませんか。