BIKEBIND自転車日記ブログ2

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TOKEN ACCURA

2008-06-04 00:59:59 | 自転車
で、これです。

ちょっと意外ですか?

がんばっているので取り上げたくなったんですねえ。

要するに、すでにお目見えしているマイクロシフトの供給を受けているのですが、他の部品に結構力を入れているのです。

トーケンとKCNC、この二つのメーカーはいい意味でオタクくさい部品を作っています。

ハンドルやステムなどスカンジウムや削りだしなど、物好きな人間の心をそそる製品がラインナップされています。

で、おそらくトーケンの初コンポーネント『アキュラ』です。

シフター、Fディレーラー、Rディレーラーはカーボンを多用しています。特にシフターはパテントで絡まないようにするためか、アップダウン各レバーが割り振られています。

さてさて、やはり興味があるのはオリジナルパーツですね。

一番私の目を引いたのはブレーキキャリパーです。いいですね。削りだしで雰囲気があります。ゼログラビティの真似と言われるとその通りですが……。デュアルピボットではなく、カムにより制動力を上げるシステムを採用しています。シューも削りだしで作っているようです。




次はスプロケット。すでにシマノ、カンパ用として発売されていますが、自社のために当然ながら投入されています。このスプロケットが凄いところはスカンジウムなどを多用し、他社を遙かに凌ぐ軽量性を手に入れているところです。耐久度はスチールやチタンに比べると劣るでしょうし、変速性能はシマノ、カンパには届かないでしょうが……、軽さというのは魅力です。



チェーンはある意味他の会社を超えているでしょう。標準でチタンコートされています。やあやあ、いいですなあ。現在最高級と言えるでしょう。耐久性だけでなく、滑らかな動きは変速性能にも影響を与えるでしょう。


最後にクランクです。形式的にはホローテック2です。カーボンですね。コンパクトドライブも当然ですね。チェーンリングも自前で頑張っています。



さて誰か使ってみる人はいませんか?

個人的にはヨシガイのグランコンペ以上に魅力的な製品になったと思うのですが……。