カヤバです。
そうタンクローリーなどでよく見るあのカヤバです。
そして一流のサスペンションメーカーでもあります。
結構前にシマノのサスペンションを作っているなんて噂になりましたねえ。
ひょっとしたら去年から搭載していたのかもしれませんが、入院中だったので許して下さい。
チームイクザワのバイクにスペックインされていますね。フロントリヤ共にです。
今現在の大容量リヤショックは5thエレメントが先鞭を付けたモノです。
しかしそれより遙か以前に大容量ショックは存在していました。サイクルワールドから発売されていたVSR専用のカヤバショックです。モーターサイクル用の製品をデチューンして使用されていました。その乗り味たるや衝撃的でした。8インチというストロークと相まって『異次元』という言葉しか見あたりませんでした。それはひとえにカヤバのおかげです。
それよりも先立つこと数世代前『岩岳カローラ』と字をもったバイクがありました。LSRとRSRです。ありふれた4バーリンケージでしたが、素晴らしいバイクでした。この時点では国産ダブルサスペンションバイクは世界と轡を並べるほどの性能を誇っていました。それはユニットに寄るところが大きかったのです。
話を戻します。
昨年度解散したホンダにはショーワとカヤバのサスが用意されていました。試乗したわけでは無いのですが、どちらも甲乙付けがたい製品だったと思います。そんな中、市販用リリースではショーワが採用されていました。理由は……、なんでしょうね? ホンダ専用の特殊規格を作ってくれたということでしょうか?
イクザワのスペシャルバイクは至ってシンプルなシングルピボットバイクです。フロントサスペンションは今では少数派の倒立式。シングルピボットはそれなりに設計が難しいですが、現在のマルチリンク式に比べれば比較的容易です。そしてなによりユニットの性能がモノを言います。
カヤバほどのメーカーが本格参入すれば、サスペンションは新たなステージに突入するでしょう。
シングルクラウンは難しいかな?
我々の手に届くまではしばらく掛かるでしょう。
それでも期待を山のようにしています。楽しみに待とうではありませんか。
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