先週末、台風で外出予定がキャンセルとなってしまったイライラの発散に、何も考えずに馬鹿笑いできる映画が見たいと思いこの作品を選ぶ。私にとって、馬鹿笑い映画といえばジム・キャリーしかない。
「人生において常に「ノー」を連発してきた後ろ向きな男が、どんなときでも「イエス」と言うルールを自分に課したことから騒動が巻き起こるコメディー。」(Yahoo!映画より)です。
期待通りのアメリカンコメディで、最近このジャンルにはご無沙汰だった私には新鮮だった。「マスク」から15年近くが過ぎ、ジム・キャリーも歳を取ったなあ~と思ったが、相変わらず存在そのものが楽しく可笑しい。ヒロイン役のズーイー・デシャネルがハリウッド映画のヒロインにしては地味目な美人で、私的にとっても好み。「マスク」のようなコメディとして何か変わった仕掛けやひねりがあるわけでもなく、至って普通のコメディと言ってしまえばそれまでだが、軽い気持ちで愉快な時間を過ごすにはぴったりの映画だった。
この映画、私がロンドン滞在時に封切りされたのだが、その時の「Times」紙の映画批評でボロクソ書かれていたのを今でも鮮明に覚えている。今回見てみて私としては十分標準以上のポイントを上げても良いと思ったし、日本の映画サイトの読者レビューも概ね好評価なので、なぜあそこまで酷評する必要があったのか不思議に思えた。まあ、イギリス高級紙を自認するTimesのような新聞は、意地でもこの手のアメリカンなしょうもないコメディ映画を誉めるのは、その矜持が許さないのだろう。
スタッフ
監督 ペイトン・リード
製作 リチャード・D・ザナックデビッド・ハイマンダニー・ウォレス
製作総指揮 マーティ・ユーイングダナ・ゴールドバーグ
ブルース・バーマン
原作 ダニー・ウォレス
脚本 ニコラス・ストーラー、ジャレッド・ポール、アンドリュー・モーゲル
撮影 ロバート・イェーマン
美術 アンドリュー・ロウズ
キャスト
ジム・キャリー: カール・アレン
ズーイー・デシャネル: アリソン
ブラッドリー・クーパー: ピーター
リス・ダービー: ノーム
ジョン・マイケル・ヒギンズ: ニック
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