長野で想定外の美術館訪問で、宿泊地の上田に到着したのは16:00。前日に観光で疲れてしまうのは本末転倒なので、別所温泉行はあきらめ、ホテルで一休みした後、夕方食事かねて上田市街散策に変更。上田は2年前の秋に大河ドラマ「真田丸」に合わせて訪れたことがあるが、市街をぶらつくのは初めて。夕方の上田の街中は結構シャッターを下ろしているお店が多く、ちょっと寂しい感じ。でも空気が澄んでいて、気分はいい。そんな中で通りかかった、「富士アイス」というお店で食べた「志”まんやき」なる大判焼はあんこほかほかでとってもおいしかった。なんでも上田市民のソウルフードとか。
《寂しめの商店街にこのお店だけ行列が・・・》
《皆さん10個とかかなりまとめ買いをしていきます》
《ほかほか餡子が最高》
夕食前に大判焼きを食べてしまったので、お腹を減らすためにもう少し散歩を。ホテルで桜まつりなるものを上田城址でやっているということを知ったので、上田城址まで足を延ばす。もう桜もピークは過ぎていた感じだったので、あまり期待していなかったが、ライトアップされた桜は想定外の美しさで、息をのむほどだった。城の周りには露店も立ち並び、大混雑というほどではないが、家族連れ、地元の友達通しなどでにぎわっており、秋の昼間に訪れた上田城とは全く違う姿を見せてくれていた。
《日暮れ時の桜と山の稜線が美しい》
《真田神社前》
《城と堀と桜》
上田城公園をうろついていたら何だかんだ20:00を回ったので晩御飯を。飲み屋に入ると飲んでしまうので、相生食堂なる定食屋に入った。老夫婦がやっていて、お客は知り合いらしい男性客一人のみ。かなり引く展開だったが、注文した生姜焼き定食はとっても美味しかった。
マラソン遠征の楽しさを存分に味わったちょっとした信州経験だった。
2019年4月20日