最近、毎日が忙しいからなのか時間が経つのが早い印象があります。バイク業界に入ってはや30年、現在のガレージでも3月で8年になり、車検の期間は2年のはずなのですが、前回も車検を取ったお客さんが、車検で入庫されると、もう2年たったのかという印象になります。
車検と整備でお預かりです。特に修理は無い予定なので、点検整備から始めます。
エアクリーナーは、K&N製ですので、洗浄です。ダイヤフラムは回転や作動不良は無いので、平気そうです。
クーラントは、エンジンオイル混入や漏れ等は無いので、全量交換のみです。
クーラント全量交換中、エンジンオイル、オイルフィルター、ギアオイル交換中です。
前後キャリパーは、パッド残量はあるので、点検清掃のみです。
フロントキャリパーは、他店作業時のグリスが固まり、ピストンとパッドの動きが良くなく、フロンントブレーキをかけた際の印象も良くないので、固着したグリスを清掃しました。リアについては、問題無かったので、点検清掃のみです。
フルードは、フロント&リアブレーキ、クラッチの3カ所とも交換です。クラッチとフロントブレーキのマスターはブレンボ製で、リザーブタンクが、色付きなので、フルードの色がわかりづらいです。
バッテリーの点検で、電圧と容量(CCA値)です。現時点では問題無さそうです。
エンジン始動前と始動後(ヘッドライト消灯時)の電圧です。充電系は、平気そうです。
タイヤについては、前後で交換時期がズレて(一般的にリアの方が先に減るので、フロント1本、リア2本のサイクルです。)いますが、車検は問題無い状態です。ただ、一般的に空気圧が低いと接地面がつぶれるので、真ん中より少し離れたところに偏摩耗ができるので、要注意です。また、当たり前ですが、溝があり、トレッド面が分割されているので、直進している状態から倒していくと溝の部分で変形具合が変わります。(溝の手前は、溝に向かって落ち込むので、溝の反対側が摩耗)新品時は、溝の両側で、接地面の高さが同じですが、摩耗してくると溝の両側で、接地面に段差ができるので、タイヤにかかる荷重の状態によっては、振れの原因になる場合があります。(荷重が掛かるとタイヤが変形し、溝の前後の差は無くなりますが、荷重があまり掛からず変形が小さい場合は、段差になります。タイヤは荷重が大きく掛かる方向に変形し摩耗しますので、フロントタイヤは、ブレーキ方向(逆回転)、リアタイヤは、加速方向(正回転)に摩耗が進むことが多く、旋回中は倒しこむ方向に変形すると思います。)
以前に点火系は、ASウオタニ製に交換しているので、現在、NGK製イリジウムプラグに交換されています。純正より火花が強くなっているので、カブりも無く普通に焼けて(燃焼)います。基本的に交換部品が油脂類だったので、捨てていない交換部品は、ガスケット類のみです。
車検は、多摩陸事です。ヘッドライトですが、もともとレンズカットと反射板が、H4バルブ用なこともあり、また、LEDバルブは、発光部のチップが、左右についているので、反射の状態により、真ん中に集光しにくい場合、車検に通らない場合があります。
最終チェックと試乗です。細かい修理や、点検整備のみで、特に問題も無く、無事納車になりました。
2021.01.23 作業担当 ヤダ(矢田)