ニューヨークの想い出

ニューヨーク生活20年間の想い出を書いていこうと思います。

912、7人目の生涯グランドスラム

2010年09月15日 | Weblog
テニスのUSオープン最終日の13日、男子シングルス決勝が行われ、第1シードのラファエル・ナダル(スペイン)が第3シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)を6―4、5―7、6―4、6―2で破って初優勝しました。
昨年のロジャー・フェデラー(スイス)に続いて、男子で史上7人目の生涯グランドスラム(四大大会全制覇)達成です。
447、史上6人目」を参照
ナダルは四大大会通算9勝目(全仏5回、ウィンブルドン2回、全豪1回、全米1回)で、24歳102日での生涯グランドスラム達成は史上3番目の若さで、オープン化以降では最年少です。
ようやくつかんだ全米オープン優勝についてナダルは、「夢に見ていた以上のことだ」と語っています。
今年は全仏、全英に続く3大会連続優勝で、24歳という年齢、今の実力から見て来年は年間グランドスラムが期待されます。
1969年のロッド・レーバー以来の快挙成るか注目されます。
326、グランド・スラムの予感」で書きましたが、このときは膝を痛め達成できませんでした。

*年間グランドスラム達成者
ドン・バッジ(アメリカ、1938年)
ロッド・レーバー(オーストラリア、1962年・1969年の2度)
*生涯グランドスラム達成者
フレッド・ペリー(イギリス)
ロイ・エマーソン(オーストラリア)
アンドレ・アガシ(アメリカ)
ロジャー・フェデラー(スイス)
ラファエル・ナダル(スペイン)

一方、女子はキム・クライシュテルスが昨年に続いて連覇を達成しました。
2005年に全米で四大大会初制覇しましたが2年後に突然引退します。
このときは怪我などもあり、精神的にも大変だったようです。
その後結婚、出産を経て復帰し、昨年はノーシードからの優勝でした。
「今はコートの内でも外でも忙しい、でも、どちらも充実している人生だ。」と語っています。(下の写真)

904、USオープンテニス2010」を参照
*USオープンのシングルス優勝賞金は170万ドル(約1億4300万円)で男女同額です。