ニューヨークの想い出

ニューヨーク生活20年間の想い出を書いていこうと思います。

911、ジャズ・ヴォーカル

2010年09月14日 | Weblog
最近ジャズ・ヴォーカルを習い始めました。
いつも通る道から見えるジャズ教室の看板が気になっていたので訪ねてみました。
そこにはいろんなコースがあります。
楽器(サックス、トランペット、ギター、ベース、ドラム、他)、ヴォーカル科などがあり、ビッグバンド科というのもあります。
先日セッションがあり、私も初めてヴォーカルで参加しました。
ベースの講師は若い女性で、ルイアームストロングにあこがれてジャズを始めたと言っていたので、「若いのにどうしてルイアームストロングなのか?」と聞くと、「若くないですよ。」と言っていました。
女性の年齢は分かりません。
ルイアームストロングにあこがれたのは、学校で映画「5つの銅貨」のビデオを見て感動したからだ、と言っていました。
若い子(私からみたら)もあの映画には感動するのだと納得しました。
じゃーどうしてトランペットではなくベースなんだ、と思いましたが、ひょんなことからベーシストになったそうです。
小柄な体で大きな楽器を操り、低音のリズムを刻みます。
そういえば、昔ジョニー・シンバルの「ミスター・ベース・マン」という曲がヒットしました。

「ビッグバンド」コースの講師は私の親友でした。
高校、大学で一緒にラッパを吹いていましたが、彼は学生時代から上手く、卒業後プロのバンドでトランペットを吹いていました。
結構有名なバンドで、歌手のバックで演奏したこともあるそうです。
私がアメリカに20年住んでいたので10年ほど前、同窓会で30年ぶりに会いました。
学生時代一緒にビッグバンドを組んで、学内でダンスパーティなどを開いていましたが、スクールの講師陣の名簿を見たら彼の名前があったので驚きました。