ニューヨークの想い出

ニューヨーク生活20年間の想い出を書いていこうと思います。

922、10年連続200本

2010年09月25日 | Weblog
マリナーズのイチロー選手が23日(現地時間)、トロントでのブルージェイズ戦で、10年連続シーズン200安打を達成しました。
あと2安打としていたこの日、三回に左翼線二塁打を放って王手をかけ、五回に200本目のヒットをセンター前に放ちました。
電光掲示板に「10年連続200安打」と表示されると、敵地にもかかわらず、観客はスタンディング・オベーションで拍手を送り、イチローは帽子を掲げて答えました。(写真)
日本からの熱心なファンも多く、偉業をたたえていました。

日米通算3500安打の記録を達成したときは本拠地、セイフィコ・フィールドでの達成にもかかわらず何もありませんでした。
イチロー自身、セレモニーを断ったそうです。
これは、日米通算という記録が大リーグの記録ではなく、あくまでも参考記録だからです。
例えば、韓国のプロ野球リーグでホームランを量産した選手が日本のプロ野球で活躍し、日韓のホームラン数が王選手の868 本を超えたとしても日本記録とは言われないのと同じです。
イチローがピート・ローズのメジャー記録、4256安打を破っても大リーグ記録にはならないでしょう。

しかし、10年連続200本以上の記録は、間違いなく「大リーグ記録」です。
昨年9年連続200本安打を記録し、100年以上前に記録された8年連続を破りました。
10年連続は今後100年は破られないでしょう。(イチローが来年11年連続を記録する可能性大)
4256安打の大リーグ記録を持つピート・ローズもシーズン200本安打を24年間で10回記録していますが連続ではありません。(1965、1966、1968、1969、1970、1973、1975、1976、1977、1979年)
イチローは大リーグ移籍1年目の2001年から毎年200本以上打っていて、そのすごさが分かります。