東濃IFR

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瑞浪消防との共同訓練(2024年3月27日)

2024年09月04日 23時00分39秒 | 航空機
令和5年度最後の市町村訓練が瑞浪消防とあると聞きお仕事へ。
報道機関への連絡もあったようで、現場にはケーブルテレビ局が来ていた。
顔を合わせたら以前多治見の訓練でも一緒だった人。
今日はよろしくお願いします。

そして訓練指揮隊長は航空隊OG。
「しっかりと撮って行って!」と言われたのだった。


9:07 訓練開始報告。


9:30 航空隊からは地上隊もやって来た。


 今日は卒隊前の挨拶も兼ねて、と3年目隊員が車で現場に来た。
 その中には卒隊するT隊長も。
 瑞浪消防の隊員さんに「わからなかったらすぐ聞いてください」と声をかける。



9:49 ヘリが到着。今日は3号機での訓練。


9:50 今日の風だとどっちから進入するかわかり辛く、機長も迷う。


9:52 まず1回目の着陸は北西向きで。これも訓練でダウンウォッシュ体験。


9:54 使わない資機材等を降ろした後、救急隊員が乗り込み離陸。


9:57 ここだよ~


9:58 隊員発見、進入。


9:59 ちょい高めにホバリングしているような。


10:01 サバイバースリングを装着して


巻き上げ中。


10:02 まもなく機内へ。収容完了。


10:03 着陸します。


10:04 着陸よし。


 今回の訓練は消防隊員の現場投入と吊り上げ救助訓練。
 先の能登半島地震を教訓にした訓練と指揮隊長。
 中山間地域は道路寸断されると陸の孤島になるからな~。

 

10:08 隊員が交代して離陸。降下ポイントを確認。


10:15 今度はエバックハーネスにて。


よっこいしょ、と。


10:20 機首は南向で確定みたい。ホイストの向き的に順光は難しそう。


10:22 降下員2名が降下開始。


10:24 ケガをして動けない傷病者設定かな?バーティカルストレッチャーを準備。


10:25 中身を出して


まずは体の横へ展開。そしてあまり動かさないように乗せる。


10:32 吊り上げ中~


機内へと収容。着陸へ。


 ここでちょっと異変が起きる。
 もうあと1、2回ピックアップ訓練をしたら着陸、エンジンカットの予定だった。
 しかし整備士が機体に近寄り何やらチェックしたが×とジェスチャーする。
 あら、何か不具合でもあったか。



10:46 離陸。


JA119V Bell412EP 岐阜県防災航空隊「若鮎III」 お疲れ様でした。


 ヘリを見送り場外に目を戻すと集合がかかっている。
 おっと、〆をやるようだ。



敬礼!


T隊長から今日の訓練に関して講評。


 本当なら機体を間近に見てほしかったけど、不具合が発生して残念です。と隊長。
 どうやらホイストに異常があったそうだが、午後からの県警運航時に不具合があるといけないので訓練を切り上げたそうな。
 このとき岐阜にはこの1機だけが頼みの綱だった。
 常に万全の態勢で運航するのが隊員全ての意見だ。
 「安全に関して△は無い。○か×でしかない」とT隊長。
 その言葉、自分も胸に刻もうと思った。



解散後は色々と意見交換。


T隊長最後の仕事。インタビューに答える。


 インタビューも終わり最後に自分と話してくれたT隊長。
 「またどこかで!」と握手して別れた。
 3年間、本当にありがとうございました。
コメント
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