東濃IFR

ACARS,グライダー、航空機

平成26年度恵那山トンネル総合防災訓練11月18日(後編)

2014年11月20日 22時58分45秒 | 航空機
 岐阜県警高速隊からの情報を元に消防隊が現場に進入していく。
 現場の状況を確認して必要な救助資材を使用して閉じ込められた要救助者を救出していく。



運転席側は手動でドア解放可能。救急隊がバイタルの確認。


出番待ちのセンター長とDMAT隊員。


飯田隊が到着。すぐに現場を確認し、資機材の準備にかかる。


油圧スプレッダ―でドアを解放。衝撃でガラスが割れる。


次にハンドルをカッターで切断。運転手を解放する。後席もスプレッダ―を使用して解放中。


救出した人の一次トリアージを実施。


応援で駆け付けた東濃4市の救急隊が搬送する。


一次トリアージが終了した救急隊は救護所で二次トリアージを実施。


DMAT医師らによって傷病程度を確認、応急処置を実施。結果赤タグ4人と判明。


軽傷だった園児たちは滅多に見れない車両をいっぱい見て大はしゃぎ。


救出終了後に一番後尾の車両から火災が発生。


中津川隊、飯田隊による泡消火で鎮火。


応援で駆け付けた救急隊はそれぞれ恵那市民病院、東濃厚生病院、土岐総合病院、多治見県病院へ搬送(想定)


 これで状況はほぼ終了。
 まだ重症患者(マイクロバス運転手:肺挫傷の疑い)のヘリ搬送が残っているが、ヘリはまだ来ない。
 それどころかコーンやポールを片付け始め、車両も撤収し始める。

 もしかしてヘリはキャンセルになったのか?と思った所でヘリの音が聞こえてくるが、この音は…



11:25  まさかの「若鮎Ⅲ」が上空にて待機中。


 上空を旋回して状況を確認。
 地上では救急車が○Hの近くにいたためちょっと離れた場所に着陸すると思い撮影場所を移動。

 本部のテントが飛ぶ可能性があるため、全力で押さえていてほしい、と放送がかかる。さもありなん…。



11:33 誘導員に誘導されアプローチ。


航空隊員が目視で着陸地点の確認。


着陸。ストレッチャーを出す。


救急隊と接触。黒い防火服はNEMACのドクター(センター長)


ドクターと共にヘリに乗り込む。


11:42 離陸!


JA119V Bell412EP 岐阜県防災航空隊「若鮎Ⅲ」


中津川防災ヘリポートへ約4分。お疲れ様でした。


 これにて閉会式。すっかり会場はきれいになっていました。



警察は並ぶの早いな~。人数少ないせいもあるけど。


 これにてこちらも撤収。
 次回(と言っても再来年)への課題もいろいろできたし、概ね満足。
 ただ、まともにヘリが撮れなかったことと、救護状況が見えなかったことが不満。
 来年の飯田側での訓練に期待しよう。



12:14 GTI4512 N780BA FL130  今日は空がきれいだからレジまではっきり見える。



 今回も中津川消防の皆様、お世話になりました。

コメント (2)
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