AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

遺伝子のブランディグ効果

2014-02-19 00:46:15 | ブランディー質で割ったらブランデイング





大雪で立ち往生となった週末、甲府市では観測史上最多の積雪を記録しました。
大雪の影響を受けた山梨県では、各地の道路で車が立ち往生するなどの被害が発生しています。そんな中で山崎パンの運転手が無償でドライバー達にパンを配ったのです。この運転手の英断に賞賛のツーイトが拡散しています。事実この行動で、山崎パンの株価までも上がっております。
阪神淡路大震災、そして来月11日には東日本大震災から3年をむかえます。世界中が賞賛される出来事が災害時にこの国の「民の熱い心」がちゃんと人を人で支えています。そこには右傾化する国を論じる政府の大偉いさん達はどこにもいません。先日 アニメーターで某大学の月岡先生に教えて頂いた幕末から明治中頃までの、日本を訪れた異国の人々のこの国の民への驚きを伝えた「逝きし世の面影」(渡辺京二著 平凡社)と同じように振舞った日本人の持つ心を共有できる事です。69年前に焼土と化したこのちっぽけな島国は、その後経済成長を遂げ、資本主義がいきずまり、格差社会を生み、虐め、道徳の欠片もなくした今でも日本人の遺伝子が垣間見れた思いです。そこには右傾化を叫ぶ戦争を知らない政府主導者も、それを支援する要人達の言動などちっぽけなものです。この大雪で立ち往生になったドライバー達に無償で炊き出しを振舞った喫茶店、そのお返しにとドライバー達が雪掻きで恩返しと、、、。企業のブランディングばかりでなく、世界へ誇れることとでしょう。


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