AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

ビールはfoodではありません。

2019-10-14 16:44:17 | アイディアの屋外観戦






未だかってない大型で強い台風19号「ハギビス」は12日、午後7時前に伊豆半島に上陸した後、各地に記録的な強風と大雨をもたらしながら北上し、13日朝に福島県付近から太平洋に抜けた。記録的豪雨により各地で浸水や土砂崩れが発生し、夜には東京を流れる多摩川など、多くの河川が氾濫。複数の死者や行方不明者のほか、多数の負傷者が出ている。
この災害で亡くなられた方々、被害にあった方々へ心からお悔やみ申し上げます。

総務省消防庁によると、14日午後1時の時点で、台風の影響で死者20人と行方不明者13人、重軽傷(程度不明含む)の負傷者192人が確認された。
NHKは同日午後2時半すぎの時点で、42人死亡、15人行方不明、198人が負傷と伝えている。
国土交通省は同日午前4時の時点で、東北、関東、北陸の数十カ所で河川の堤防が決壊していると発表した。(https://www.bbc.com/japanese/50029221 BBCより一部引用させて頂きました。)

そんな中10月13日のスコットランド対日本戦には皆賞賛した事だろう。選手達からの被災地被災者を思う心に打たれた。被災地で活動している自衛隊他皆同じ気持ちであろう。この国は、その精神性が崩れかける時 災害に見舞われ日本人の持っている遺伝子が覚醒する様に思う。


Rugby World Cup 2019





プレミアビール業界大手のハイネケン社とラグビーの祭典との関わりはより長くなり、24年になります。アジアで初めてのワールドカップ ラグビー開催に、ビール市場の拡大と世界中で新たなラグビー参加者とファンを活気づける牽引的役割が期待されているが、ハイネケン社では今回の契約更新を機に、同社アンバサダーでもある元ウェールズ代表のスコット・クイネル氏を起用した、ラグビーワールドカップの思い出を語るショートフィルムもリリースした。(https://www.adweek.com/creativity/for-rugby-world-cup-heineken-celebrates-those-of-us-with-no-clue-whats-happening/)


HEINEKEN | RUGBY WORLD CUP JAPAN 2019™


然し誤算が生じた。ビールだけあれば、観客は納得すると言うものではないからだ。





ソフトドリンクは売り切れ、食べ物も全て売り切れた。ビールはある。ハイネケンビールはたらふく飲める。子供達はお腹が空きそこら中で泣いている。これはワールドカップラグビー主催者側とスタジアム運営スタッフの甘さである。

大きなイベントに行った際、やはり気になるのは動線であるし、我々の頃の様な観客一番である事が、希薄になっている様にも思う。
お客様あってのクライアントなんだ。クライアントばかり視ている担当者が多くないだろうか?ビールでお腹は満たされない。





大阪万国博の時 松下電器(現Panasonic)松下幸之助会長は、炎天下観客と一緒に何時間も並び、入場できた時に、紙のサンバイザー?をスタッフに指示したと言う。この言葉が過ぎる「まだ会社が小さかったころ、従業員に、『お得意先に行って、きみのところは何をつくっているのかと尋ねられたら、松下電器は人をつくっています。電気製品もつくっていますが、その前にまず人をつくっているのですと答えなさい』とよく言ったものである」



如何にスタッフを育てるか?時代は変わり難しいが、そこいらから再生すべきだと思ってしまう。