メディア特にテレビメディアをうまく利用したのが、1960年代暗殺されたケネディ大統領の選挙戦であった。
JFK FOR PRESIDENT! (1960 CAMPAIGN AD)
テレビ討論会今で言うところの、ディベート対共和党のニクソンでも、堂々たるスピーチである。この若い大統領に国民は誰しもアメリカンドリームの再来を夢見た。
TNC:172 Kennedy-Nixon First Presidential Debate, 1960
新大統領の対日政策に週刊読売 (1960.11.13)はこう伝えている。
「リード文には「四十七歳のニクソン、四十三歳のケネディ、自由世界のリーダーにどちらがなるか、そして"四十代の新しい波"が、どんな形で日本におしよせるか...」とあり、四十代の若い大統領出現についての強い関心がうかがえます。また、極東政策については、両候補とも対中国政策を重視しており、対日政策はその陰に隠れていると指摘しています。
当選したケネディは、キューバ危機の解決など外交面での成果をあげる一方、黒人公民権問題にも取り組みましたが、1963年11月22日に暗殺されました。
それから数十年が経ち大統領選も、ソーシャルメディのお互いの陣営の誹謗中傷へとなっていった。Apple Computer の名作「1984」を模した動画までもがネットで流れていく。
Side-by-side of "Vote Different" & Apple's 1984 Mac Ad
そして今は世界を瞬時に駆け巡るFake News が飛び交っている。
デジタル時代に対応出来ないFaceNewsとは違う、古くからの怪文書なる物はどう捉えられているのだろうか?
怪文書を可視化していこうと思う。