AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

学ばざる者達への苛立ち⑵

2018-08-15 18:11:29 | 学問のススメの涙

 

 

東海大学でついに教鞭に立った先生が切れた。授業中講義を聞かない学生達への嫌味なやけっぱち答案である。

こういうもので、反省し心を入れ替える学生などいないだろう。

秋田のその年 トップの小学校の生徒達は、「先生が怒って帰ってしまった事をクラスで討論する。」そして次の時間もその次の時間も各教科担当の先生方もその討論を優先させる。

そして先生を呼びクラスで発表する。この時点で、駄目な大学生意識と格段の差がついているのだ。思うに小学生からディベート、プレゼン もう出来る子は、戦前の様に飛び級で良いのかもしれない。スタンフォード大学などでは、中学生くらいでも学べるのだ。

切れた先生、此処までやるんだったら、東海大学辞めて違う大学に行った方が良いのだが、高等教育の伝手は現実厳しいだろう。こういう学生と付き合わなければいけない場合、さっさとやめるか、馬耳東風で付き合っておまんまの為と割り切るしかないのだ。これこそ杉田水脈の言うところの「生産性」のない輩であり、自民亭の連中と大差はない。

今 凡そ10000人の博士号を持った者達に職がないのが現状だ。

 

私が湘南台に向かうバスにも茅ヶ崎にある大学生が乗ってくるが、優先席に座り、ゲームに夢中、80過ぎの婆さんや、妊婦が立っていても知らん顔である。この大学は東京が本部で教職員を多く輩出しているが、茅ケ崎キャンパスは日藝みたいな事もやっている様だ。最近文学部で学生を呼ぶ事も出来なくなり、映画放送系のコースがふえているが、集客の為に作ったのだろう。

学生達も教える側に騙されている場合も多いが、そんなにメディアに入りたいのなら弟子入りするのが一番だと思う。

 

1988年CM サントリージャックダニエルリンチバーグー ACCグランプリ

 

'86-90 お菓子CM集vol.12 明治カール

 

キューピードレッシング with ピーターラビット ft. コンピューター・マジック - Lonely Like We Are

 

 

今は亡き、昭和の時代を彩った商品を鋭角に作り上げていったCMランド、ファッションの様にCMが文化と言われてきた時、多くの若者達が応募に来たそうである。そこで落ちた若い方が、アイドルの追っかけの様にCMランドの撮影スタジオを調べては、スタジオ助手でいたそうである。先回りしてプロデューサーの周りでラブコールしていたそうで、気がついていたCMランドSプロデューサーが、「そんなに入りたいのか?だったら明日までにこの商品企画プラン持って来い。」で採用されたそうだった。あの頃の若い方々は踏まれても踏まれても立ち直る雑草の様だった。

 

愛妻物語

 

 

巨匠新藤兼人監督は、映画が好きで、トイレの便所紙ではじめてシナリオというものがある事を知ったそうだ。当時の溝口健二の松の廊下を建築監督したのが新藤だった。自分と亡き妻孝子を宇野重吉と乙羽信子で描いた「愛妻物語」を作り上げた。

以前 演出とか編集をどういう指導方が良いか求められたことがあったが、「名作映画を鑑賞させた後、30秒の予告篇を作らせる。提出は翌日 これを毎日やれば本当の意味での実力がつくと提案したが、「そんな事をしたら学生がやめてしまう。」で却下された。彼等は大学の収益しか考えていない。若い資質を伸ばそうなどと考えてはいない。だからAO入試の悪癖が蔓延し、誰でも入れてしまう。