2年前のClio Award 、Cannes Lion Gold も受賞したが、身の毛もよだつ表現とはこう言うことを言うのだろう。
Behind the Leather
以前紹介させて頂いたこの映像は、日本国内でやったらエライ事になったと思う。この店には先ずは誰も来なくなる。日本人特有の阿吽の表現マナーのボーダーというものがあるのだ。
広告代理店Ogilvy & Mather Advertising Bangkokが動物愛護団体Peta Asiaと共同で製作した動画「Behind the Leather(革製品の裏にあるもの)」
YouTubeで公開された後、瞬く間に世界中で話題となり、現在の再生回数はすでに数百万にも及ぶアクセス件数となった。
動画の中で、ワニ革のバッグを手に取って中を覗き込んだ女性が目にしたのものはなんと、ワニの内臓(と思われる?)でした。
リアルさを追求したこの動画では、心臓もバクバク動いていている。
さらに男性がジャケットを広げると、中にはワニの筋肉が。ベルトの裏にはヘビの肉片がつき、試着した手袋から抜いた手は血まみれになってしまう。
単に目立てば良いものではない。一時期カンヌライオンでも賞を取る為の過度な表現が問題にもなった。審査員達は公正を求められた。
過度な表現が果たして良いのか?考える時でもある。