AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

無料と有料の狭(2)

2014-12-26 21:46:40 | 世界標準の消費価値



ステーブ ジョブズ氏が一時期 Appleを去る前に、NewTonを発売しました。日本ではSharp ZAURSが全盛期の頃です。当時 日本語パッチを入れるのに利用している方からの英文の使い方で苦労したのを思い出します。解らずに朝を迎えた事もありました。プレゼンのデータを当時のパワーブックから流し込んでクライアントでプレゼンする際に使用してました。このジョブズ氏がAppleを離れていた期間がなければ、iPodそれに続くiPhoneも発売が早かったかも知れません。今年のWWDCでApple Watchが来春にも発売されるとの事です。iPodで音楽業界をひっくり返し、iPhoneで携帯電話だけの機能だけだったモバイル業界をひっくり返し、電子タブレット業界でも、他社の追随を許しておりません。そして、最期にAppleが到達するであろうテレビ iTVで、テレビ業界もひっくり返されるでしょう。但し、サイバーと比較するとテレビの拡散効果は未だ未だ強力なメディアです。


テレビも

デジタルに移行し、4K 東京オリンピックまでには8kとなります。4Kテレビ」とは一言で言うと、フルハイビジョンの4倍の解像度を持つ次世代のテレビ規格のこと。現在主流のフルハイビジョンテレビの画素数は、横(水平画素)1920×縦(垂直画素)1080で、縦横合計で207万3600画素。一方、4Kテレビは、横3840×縦2160で合計829万4400画素です。8Kは今の8倍です。未だ未だコンテンツはないのですが、技術本位の日本はもう既に売るべき物がないのです。この解像度ですと、ライティング、メイクもバレバレですから、こういった周辺技術の進歩も不可欠です。ただ「ガラパゴス日本の技術」だから、ベルリンフィルなどはコンサートを、世界へデジタル配信出来たのです。

クリスマスの夢と現実

2014-12-26 00:26:07 | アイディアのIdentity



クリスマスシーズン、世界が混沌としたカオスの中にいるにも拘らず、どの時代でも夢を育んできました。以前紹介させて頂きました、英国のJohn Lewisの心が暖まるCMです。








同じデパートでもこちらは、現実感漂うCMです。2014年カンヌライオンズ プロモ&アクティベーション部門とプレス部門でグランプリを受賞した作品、イギリスの高級デパート「Harvey Nichols」が、昨年のクリスマスシーズンに向けて打ち出した「SORRY I SPENT IT ON MYSELF(自分のためにお金使っちゃって、ごめんね。)」
Harvey Nicholsがイギリス国内全店舗とオンラインストアで発売したギフトコレクションは、どれも数十円~数百円のリーズナブルなものばかり。中身は“つま楊枝”や“輪ゴム”などお値段相応の物ですが、ちょっときれいなパッケージに入っているので、プレゼントっぽく見えないわけではありません。
ブランドバッグや高価な靴など、“自分のために”とっておきのプレゼントを買ってしまってお金がなくなっても、これらを家族・親戚へのプレゼントにして安上がりに済ませませんか、という趣旨です。
同じクリスマスシーズンでも、こんなに違う表現です。

変わらないところでは、コカコーラのCMです。





サントリーBOSS キャッチ コピーではありませんが、この季節は「 このろくでもない素晴らしき世界」がとても暖かく映ります。良いクリスマスを、、、。