AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

クリスマスの夢と現実

2014-12-26 00:26:07 | アイディアのIdentity



クリスマスシーズン、世界が混沌としたカオスの中にいるにも拘らず、どの時代でも夢を育んできました。以前紹介させて頂きました、英国のJohn Lewisの心が暖まるCMです。








同じデパートでもこちらは、現実感漂うCMです。2014年カンヌライオンズ プロモ&アクティベーション部門とプレス部門でグランプリを受賞した作品、イギリスの高級デパート「Harvey Nichols」が、昨年のクリスマスシーズンに向けて打ち出した「SORRY I SPENT IT ON MYSELF(自分のためにお金使っちゃって、ごめんね。)」
Harvey Nicholsがイギリス国内全店舗とオンラインストアで発売したギフトコレクションは、どれも数十円~数百円のリーズナブルなものばかり。中身は“つま楊枝”や“輪ゴム”などお値段相応の物ですが、ちょっときれいなパッケージに入っているので、プレゼントっぽく見えないわけではありません。
ブランドバッグや高価な靴など、“自分のために”とっておきのプレゼントを買ってしまってお金がなくなっても、これらを家族・親戚へのプレゼントにして安上がりに済ませませんか、という趣旨です。
同じクリスマスシーズンでも、こんなに違う表現です。

変わらないところでは、コカコーラのCMです。





サントリーBOSS キャッチ コピーではありませんが、この季節は「 このろくでもない素晴らしき世界」がとても暖かく映ります。良いクリスマスを、、、。



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