AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

婆様の迫力

2014-07-09 23:35:51 | ADレナリンのパーセンテージ









ライオンズヘルス(ヘルス&ウェルネスカテゴリ)部門でグランプリを受賞したのが、先日ご紹介した葵鐘会「Mother Book」ですが、ゴールドを受賞したのが、昨年も受賞しているムラタ漢方 梅花五福丸 バッティングセンターCMシリーズです。タレントを起用したCMと企画ものとどちらがインパクトがあるでしょうか?在職中に地域グループの作品上映会に何度か参加させて頂いたことがあります。面白いのは制作費も安く、著名なタレントものではないのです。タレントを起用することの制約が企画に歯止めをかけてしまうんですね。タレントが決まっている場合は「如何にそのタレント性を消し去る。」そんなことから企画を始めていました。今はタレントベッタリのものが多いです。「クライアントがそれでいいから、それでいいのだ!」でもその上の質を考えているプランナー達は今でも妥協しないはずです。お婆様達にバッティングセンターに立たせて、ガンガンホームランを打ってもらう。叫んでいるのは「梅花五福丸!」明快な表現コンセプト、ここにもあの名作「どんとぽちい!」の精神が息ずいているのです。