AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

臍の緒の進化論

2014-07-07 20:56:21 | ADレナリンのパーセンテージ



以前は多くのグランプリをCM部門で獲得してきた日本でしたが、一時期受賞出来ない時期がありました。丁度バブルが弾けて日本の広告自体に力がなくなった頃です。テレビ自体に力がなくなっても、インターネットや屋外広告をはじめとするフィールドでもインタラクティブ性が求められ、そして日本の広告も息を吹き返していったのです。
今回のお母さんから子供に送る10月10日間をそのお腹の大きさで表現したものです。どれ一つとして同じものはありません。母親が死んで三途の川を渡る時このへその緒が通行手形になるそうです。あるいは、死んで閻魔様に生前の行いの裁きを受ける時”私、これだけ子供を産みました!”とへその緒を見せると天国へ行けるそうです。「臍の緒」を大切にする。
日本独自の文化から生まれたMOTHER BOOKかも知れませんね。