AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

かくして、プロパガンダは捏造される(2)

2009-12-09 01:49:41 | プロパガンダに潜む罠
ドイツ万歳~Heil Deutschland~


hitler


広告批評の天野さんは著書の中ででヒトラーのプロパガンダを書いてらっしゃったが、ヒトラーの演説は見事だ。はじめは、喋らない。その間といい段々と熱狂していく。恐ろしいプレゼンテーターだ。狂気だが巧い。ゲッペルスと言う男もかなりの手法で国民を洗脳していったのだろう。
ドイツ国民にとっても悲劇だった。

Scene from \"Casablanca\" movie


映画「カサブランカ」クラブのシーン。ドイツ兵の歌声にフランス国家の「ラ マルセイユ」歌声が勝シーン。涙を浮かべ「フランス万歳!」と叫ぶシーンが胸をうつ。占領された人々は皆そう思う。悲惨な戦争を歪曲するプロパガンダは時を超えて、今も行われている。日本本土の盾となった沖縄は60数年経った今も「戦争を引きずっている。」米軍基地の軍用機の爆音とともに。本土の平和は、沖縄の人々で成り立っている事を忘れてはいけないし、サイパンでも硫黄島にでも全て移転した方が最適な案だと思う。(私感です。)今、戦をしかけたら終わりだという事は北朝鮮でも解っているのだから。正義と言う名のもとに。「プロパガンダ」は我々の知らないところで。深く。静かに。息を潜めて。捏造されているかも知れない。