AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

かくしてプロパガンダは捏造される(1)

2009-12-08 03:31:30 | プロパガンダに潜む罠
真珠湾攻撃カラー映像



ちょっと広告作品の紹介とは別ですが、12月6日夜NHKスペシャルで「真珠湾の謎 ―悲劇の特殊潜航艇ー」
http://www.nhk.or.jp/special/onair/091206.html
を観ました。真珠湾攻撃に5隻の潜航艇が出撃し、その1艇が座礁し
捕虜となった。亡くなった9名は、戦艦アリゾナを撃沈した「9軍神」と崇められ、捕虜となった酒巻少尉は写真から消されていた。
番組では、日本の特攻作戦の第一歩となった。と言う。アリゾナを撃沈したのは、戦闘機であった事を伏せて、プロパガンダに利用した。
米国は、この真珠湾を攻撃された米海軍の責任を逃れる為に、これまた伏せた。
他の潜航艇は、東條の葉巻と称され、アメリカ各地を回り、戦争の資金集めに一役かった。どっちもどっち、ひどいことである。この軍神に憧れて多くの若者達が志願し、海の藻くずと消えた。


Japanese WW2 Propaganda Animation


ひどい話だが、こういう話は、戦後60数年を経て明らかにされる。
沖縄返還の密約をすっぱ抜いた毎日の元記者西山太吉さんは逮捕までされた。これまたひどい話だ。
歴史の真実は忘れた頃に明らかにされる。多くの犠牲者の埋もれた真実とともに。