AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

抑圧と独立心

2009-12-05 00:14:26 | アイディアのIdentity
The Independent - litany


1999年 カンヌフィルム部門グランプリ作品 英国新聞Independent Litany「リタニ?とはなんだろう?」と調べましたら、キリスト教、カトリックの「連祷(れんとう)」。聖公会の「嘆願」を含めることがある。ラテン語のリタニア Litania、ギリシャ語のλιτή (litê)(祈る人・嘆願)に相当する。海外の媒体では稀に、正教会の連祷も「リタニ」と呼ぶことがある。(リタニ:ウィキペディアより参照)
「話すな。泣くな。火遊びするな。芝生に入るな。ベンチに乗るな。マスターベーションをするな。捨てるな。タバコを吸うな。唾を吐くな。読むな。」と、Don’tの連祷がモノクロームの映像とともに、続く。そして新聞の束。「Independent」の文字。そこでやっと解放される素晴らしさ。
以前 「Independent Day 」と言うタイトルの映画がありました。地球と宇宙人との闘いを描いたものです。7月4日、何故か大統領が元戦闘機パイロットという設定だったと思います。「強いアメリカが大好きなアメリカ人」今もそうだなーと感じます。世界はアメリカ中心に動いてはいないのに。アフガンが第2のベトナム戦争にならなければと願います。私感ですが、この60秒は映画よりも重い。そして今、経済も国も人も困窮した世界にも重く伝わるメッセージの様な感じもします。