My violin & My life/ Life is a Bumpy road

スタートラインはいつもそこにある!
Life is Impermanent.

いただきもの

2011年10月16日 | お茶のおけいこ
お茶のお友達Eちゃんからメールがきました。
先週のお稽古の時に、Eちゃんのお知り合いの方が、
お年を召されてお茶ができなくなり、
自分の道具を誰かに使ってほしいとのことで、
わたしともう一人のお友達A子さんはそれをいただきました。
その方はお礼は何もいらないとおっしゃっていたのですが、
ほんの気持ちだけで、というEちゃんの提案で今年の新米を届けることにしたのでした。

メールは
先方の方がとても喜んでくださり、
「道具を引き継いでくれて嬉しい」とのことを知らせてくれたものでした。
90歳のその方の身辺整理・・・こもごも感懐深いものがありました。

わたしがいただいたのはお茶碗と、茶入れです。
だいじに使います。。

先週のお花は紫式部と、たぶん、しゅうめい菊?、、かな。うう忘れた^^;

その日は若い頃来ていた紅葉の袷に久しぶりに袖を通しました。
(年齢的にいささか無理があれど^^;、お友達どうしなので何でもあり、と言うことで)



水屋にて

2011年09月25日 | お茶のおけいこ
水屋と言うのは、お茶を準備する場所のことですが、、、
今日は初心者の部講習会、裏方でお手伝いをしました。
内容お茶やお菓子の準備など。お道具の設置など。

滞りなく講習ができるよう気を配りました。
アクシデントもありますが、まあ臨機応変。^^;

講習参加者の方々は緊張していましたね。
でもわきあいあいでした。(^^)


そのころ水屋では、
「これが最後に使うお茶碗ね。」とか、
お湯を沸かしたりバタバタ。

写真撮ったはいいけど、何のお花か忘れた~
花生の形は「うずくまる」です。(定番のかたちの一つ。)
ある生徒さんの自作。


最後に、私達は席入りしないので
水屋でお茶を~(セルフで。^^;)
とても素敵なお仲間と。膝つきあわせて一休み。
手前が私。(写真ボケましたわ。)

終わると道具をかたずけて運びました。
こまごまと、すごい量でした。^^;


4人でお稽古

2011年09月10日 | お茶のおけいこ
お友達の稽古場で月に一度恒例のお稽古です。
先月はみんなの都合がつかず2か月ぶり。
4人は四流派別々なので、
お稽古するたびに、「私のところではこうしています。」
と断りを入れながら。(^^)

今日のお軸は「緑舎秋色近し」の色紙でした。
軸はお茶席のテーマとなるものです。

本当は同じ流儀の人とするのがやりやすいんですけどね。
やり方が違う、ということを楽しみながら、
何故違うのかを話し合ったり、違いの背景を考えたりします。
違っていて当然、細部でみんなと同じことをしてなくても当然
それを認め合って仲良くできる場として私はここが好きです。
相手がなぜそうしているのか、には理由があるということを考える。
それには自分の流派の基本はきちんと押さえていなくては、
何をどうやってもいいじゃん~になって、
全部がイイカゲンになってしまうので気をつけます。

もてなすこと、物を大切にすること、尊敬すること、
そういう目的のあるお茶の世界での話ですが、
共通のフレームがあれば、どの世界ででもできるような気がします。
(ある程度は、かもしれないけど。)
内容があまりに相いれなかったとしたら、
それはできませんけど。
(現実に社会の中で、そのフレームがおかしいということに気づいても
変えることなしに突き進むなんていう悲惨なことも起きていますけれども。
)


今日の茶器は、、、織部の模様のもの。
取っ手が付いています。
私の流派では使わない道具です。
宗偏流ではこのバージョンを「四滴」の一つとしてこれは油滴と名付けているですが、
裏流では水滴と呼んでいるらしいです。

干菓子は表流のお友達の娘さんが買ってきたお土産でした。
ウメのかたちをしたも最中の皮のような容器に
金平糖などほんとにちいちゃいお菓子が詰められて可愛い♪
(お正月にも使えそうね)
容器も食べましたよ。私はふたの部分を。パリパリと。(^^)




まだ暑かったので風車の模様の夏用の着物を着ました。(化繊なのでたいして涼しくはない)

お茶の講習会にて

2011年09月04日 | お茶のおけいこ
二年ぶりにお茶の講習会に出ました。
今回は教授資格者の部でした。
亭主役一人(お点前←お茶をたてる。)、お客様役三人、後見(こうけん 亭主がたてたお茶を運んだり、お客様の質問に答えるなどのお世話をする)一人計四人一組で5グループ5種類のパターンを学習しました。

日頃お稽古を怠っている私は忘れていることも多く、いろいろ思い出すきっかけになり、楽しく学び直しました。

床のお軸は「秋暑」(しゅうしょ)秋暑し。秋の暑さ…。
絵に言葉を添えてあるのを、画讃と言いますね。
かぼちゃにこおろぎが留まっています。この携帯写真では良く見えないですが。


お花は
シキンカラマツ(紫錦唐松)と、
ヤマゴボウ
でした。
トップの御写真は香合で(香合:お香のいれ物)これも床に飾り付けてあります。
生地(塗ってないもの)の扇面。
絵は蜻蛉。(香の名前は聞きそびれました残念。)


さて普段はあまりしない面白いお点前をご紹介。


貴人点て(きにんだて)
台茶碗・相伴付(しょうばんつき)

貴人というのは、私の流派では少三位以上のお方、となっています。
(誰~?)

茶碗台の上にお茶碗をのせてお茶を点てます。
写真がないんですが、
お煎茶で、湯呑茶碗を茶卓に乗せますが、あれの巨大な感じを想像してくださいね。w
最初に貴人のお方にそれでおもてなしした後、次に
「お伴の方にも差し上げたく存じます。」
ホントにそう言います。
家来を連れてお茶室に入った大名以上のお方という説定なのです。
時代錯誤な感じですが、歴史再現とお考えになってくださいね。w

もっとあらたまると天目茶碗でお出しします。
その時は天目台に乗せます。

現代ではふつうそんなことしません。(する時も実はありますが、ごく稀に。w)
そういうバージョンもかつてはあったのだという、
いまはお稽古の種類として存在します。
劇をしているかのごとくで、なかなか面白いです。
今日はお菓子は貴人のお方には高台付きのお菓子器で、
相伴する方2人にはまとめてお盆に。(家来?)
(写真は出す前の、用意してあるところです。お出しするときはお盆には乗せませんw)
なんと差がつきますねぇ~w
そういう時代のことが、こうしたかたちでちょっぴり追体験できますよね。




このように書いてから、正三位って限定桃山あたりまでしかない遺物だろうなと、
試しに「位階」をしらべたら、、、うわっ消滅はしていないのね。叙勲てここから来てるの知らなかった。
しかも授与されてる人が嫌いな人多い。(T_T)見たくなかったわ。時代劇のお殿様だけだと思っていたよ。
このお点前したくなくなってきた。
ホントに尊敬する人にならいいけど!

            ********

北海道、すごい雨の中!出かけました。(朝10時開始なので8時半出発)
すぐ高速に上がろうとしたら、土砂崩れがあって通行止め。
仕方がないので、(遅れるかもしれないことを携帯から連絡し、)
引き返して次のインターまで行ってみたら
入れたので良かった。ぎりぎり間に合いました。
出かける前には調べて置くべきですね。30分もロスしてしまいました。
(でも余裕ないのよね。)
高速道路から一般道路に戻るとき、結構距離あるのね、、、^^;















さまざまざくら

2011年05月15日 | お茶のおけいこ
古来より伝わる日本の四季感覚からは季節はずれに思われるのでしょうが・・・

さくらが咲きました。
(笑)


日曜日に、お友達の家でお茶をお稽古したときに、
桜の干菓子をいただきました。(余ったので少しお持ち帰り。o(^-^)o)
銘は 「さまざま桜」
三重県伊賀上野のお菓子のようです。

米粉、山芋、馬鈴薯澱粉を使った、素朴な味でした。ピンクのはほのかに甘く、白いのはごく優しい胡麻塩味です。

さまざま桜。
咲く時期もさまざま。
ひとの暮らしも、さまざま・・・ひとの思いもさまざま・・・
そのように、さまざま。
と思いつつ味わいました。

床の間のお軸、これもまた印象的でした。でも今日はこれにて。

炉開き

2010年11月29日 | お茶のおけいこ


先日、久しぶりにお友達の家でお茶のおけいこをしました。
仕事の隙間に、、、疲れていたので洋服で行きました。
もう一人のお友達も疲れていて和服を着てきませんでしたが、
お茶室ご亭主のEちゃんは、
落ち着いたさび朱(?)の着物に藍の刺し子の帯で迎えてくれました。
(もうしわけない、、、)
とても素敵でした。

今の季節、日が暮れるのが早くなり、特にその日は3時過ぎにもう、
夕方のような暗さになってきて…
「ろうそくで灯りを取ってみましょう」
と、Eちゃんの提案。幻想的だったので、私のお点前でのお道具拝見の時
茶道口からパチリ。
そのあと拝見に出した道具を取り込みました。

つかの間の世界でした。
お茶室に入ると、気分リフレッシュ、します。


春来草自生

2009年04月18日 | お茶のおけいこ
今日の掛け物は

春来たりて 草自ら生う

(はるきたりてくさおのずからはう)
とおそわりましたが、
(はるきたらばくさおのずからしょうず)
という読み方も、調べたらありました。
どちらでもいいけど。
茶席には上の読み方の方が合うような気もします。

草が自分の意思で生えてくるには、その時を待つ以外にない...

・・・
いささか親の立場でその意味を転じて...感ずるところあり。



北海道はやっとチューリップなどが『只今準備中』
葉が出てきました。
これからたくさんの植物が活動しますね。
さくらは来月です。




今日のお花は
乙女椿     可憐です。

炉も今月のおけいこでおしまい。
カタクリの花が咲くと風炉にします。
お友達が新しいお釜を購入。
春になりなるべく炉の中の火が見えないように(見えると暑苦しいから^^;)
工夫されている釜だそうです。
炉の中にごとくが入っていません。釜の横についている耳のような部分で支えています。
昔の、ご飯を炊くお釜の原理を一部導入したように思えました。
一昔前のUFOのような形。ちょっとユーモラスな形です。



独楽棗を使いました。




2008年11月09日 | お茶のおけいこ
函館に住んでいるお友達が帰省したので
あれれ「毎月帰省」じゃ、「帰省」らしくないかも。(笑)
彼女は現在一人暮らしのお母様の家を会場にして、毎月パン教室を始めたらしい。ご主人に送り迎えしてもらうこともしばしばで、、、200キロの送り迎えって、、、わ~

というわけで彼女に合わせておけいこの会を。
例によって、四流派、別々の。(大笑)

お稽古場の亭主である裏流Eちゃんに炉の炭点前をしていただきました。

釜を一旦引き上げると亭主は、「どうぞこちらへ。」、お客の私達は炭のおこり具合と中の景色を拝見するのに傍によります。その時なるべく皆がくっついて集まり、炉の中を暗くして火の熾った炭を「鑑賞」します。
まあ色々作法がすすんで、(笑)このときはもう傍から離れて、、、
無事炭を足して火が熾ったらそれぞれ順にお稽古しました。

最後に「花月」(かげつ)をしました。

「花月」というのは、くじ引きでお手前やお客を決めていく、いわばゲームです。お茶のお手前のお稽古を楽しみながらできるように考えられたものだそうです。本当は5人以上が理想。。でも今日は4人で。
普通のお稽古と違う所は、皆で水屋(お茶道具を置いてある準備室。台所のような所)からスタートします。


くじを引き終わったら挨拶をして、開始。


「おりすえ」という折りたたみの箱に竹製のクジの札が入っていて
「月」「花」「一」「二」のどれかを弾きます。
「月」を引くと正客になりお茶を飲む役。
「花」だとお点前。「一」「二」の番号札の人はなにもなし。

さいきん肩こりがひどくて、ゆーうつでしたが、頑張って遊んでいるうちにラクになりました。(笑)
Eちゃんのご主人に記念撮影をお願いしましたが、
・・・ピンボケ,,,(手ブレによる)でした。いえ、、(その、、、いつもそうなのですが、、、わ~)
ぶれないで取れるまで、撮っていただく元気がないのですよね~。なんだかもうしわけなくって、、、(笑)

喫茶去

2008年10月21日 | お茶のおけいこ
17日夜、美術館のロビーで行われた朗読『星の王子様』を聴きに行きました。
ピアノ伴奏つきで、王子様が地球に着いたところから最後まで1時間半くらいかけての朗読。安藤千鶴子さんの語り(元TBSアナ)良かったです。今月はじめ新聞でノーベル賞の記事を読み、ミクロの世界での発見を知り、その後ある本を読み「光」というキーワードが頭に残り…
色々考えていたところに、、、星の王子様。

次の日は
先月は藪の内流のお茶会のお手伝いで精一杯だったため、お友達とのお稽古は休みました。久し振り、、、
メンバーのMさんは今日も超多忙で、このひとときでリフレッシュした模様。
帰りに来た時と別の道をとったら、道、一面サルビアの花。霜が降りるというからもうこの赤もあとわずかかしら…と見納めました。(昔、フォークソングにあったような気が。この花が出てくる歌)もうこの道はしばらくは通ることがないだろうから。
掛け物は「喫茶去」
お茶でも飲みましょうの意。「去」は置き字。この字の意味は特に無し。
10月のお花                 

                         
むくげ

浜菊

 ホトトギス  (すべてお友達の家の庭のもの。)

19日には
仕事上で20年来の知り合いの女性の訃報。私より2歳若い方でした。素直でいい人でした。入退院闘病6年でした。つい先月、言葉を交わしたのが永遠のお別れとなりました。
翌日の夕方お悔やみに行きました。
彼女のとの思い出が駆け巡り、お茶のおけいこの帰りに見た一面のサルビアの花も何故か思い出されて、悲しくなりました。

今日は、録音をしました。
ヘンデルのソナタ3楽章。短い。問題の「惜しい(はず・泣笑)4楽章」は時間がなくてやめました。。


パンドラ


                    

        

            

8月のお茶

2008年08月02日 | お茶のおけいこ
月に一回のお友達の家でのお茶の時間です。

本日のお花

河原撫子(カワハラ・ナデシコさん?じゃなくて(笑)かわらなでしこ)
蝦夷河原撫子(えぞかわらなでしこ)じゃないかしら?とお友達は言っていました。)
花びらの先がフワフワしているのが特徴だそうな。

半夏生(はんげしょう)
字を聞いて、「『夏生』は『化粧』かと思ったわ。」と言うと、「そういう意味もあるらしいわよ、半分白い所があるでしょ。」との事。


お濃茶を稽古した後、お客になっていたら仕事の電話が携帯に。
もう少し居たかったのですが、、、おいとますることに。もう一人の友人は私の車にに乗ってきていたので一緒に。申しわけないことをしました。

一方、、、結局、仕事の来客は1時間半まっても訪れず、、、
断ればよかったと公開。でも待機も仕事と思い、割り切りました。最近は少し要請がなかったので楽でしたし、、、。そんなにいつもではないし。

でも、少し意気消沈したので
家に帰る途中で、喫茶店に寄りました。(お友達のところ)(^o^)/
そこで思いがけない知り合いと遭遇。
それにこの日は先日の長男さんに変わって、外大生の二男君が帰省中でした。お手伝いをしていて、、、(^o^)/ 「葉月さんはいつも息子と会うわね~♪」と言われてしまいました。二男君もいい子なの!


一期一会の幸せ空間

2008年07月12日 | お茶のおけいこ
月に一度高校時代のお友達の家でお茶のお稽古をしています。
(裏、表、藪の内、流派違いの3人なので相互理解が必要ですが)
普段は何かと落ち着きのない毎日なので、
この時間を持つことでリフレッシュ。

雨が降ったりやんだりで暑い一日。
浴衣で行きました。

今日はお茶菓子に葛餅を作って持っていきました。
この季節ぷるんとした食感が美味です。

お昼を挟むのでいつも簡単な昼食をご馳走になります。
この日はみょうがご飯とお漬物。酢飯とみょうがのさっぱりとした味は夏向きですね。このときお喋りもはずむのですが、さっと切り上げてお稽古に戻ります。
午前の1時間で裏流の炭点前、表流の濃茶、藪の内流の薄茶でお稽古。午後からは表流で薄茶、藪の内流の濃茶でお稽古。2時すぎに終了します。

ひとときの幸せな時間空間でした。




伽羅&白檀

2008年06月21日 | お茶のおけいこ
月に一度、お友達のお宅でお茶のお稽古をしていますが
今日は聞香も。
私は洋服で行きました。この季節に丁度いいような単を持っていないし母に借りるのもメンドーでした。友達同志なのである程度は気楽です。

亭主が香炉の火種に雲母で出来た小さなプレートを置き、その上にお香を置いて香りを聞きます。
あまり顔に近ずけなくても良いみたい。
香炉を向こう側に放したときに息を吸う準備。3度ほど体から話したり近ずけたりして聞きます。

最初は伽羅で、次に白檀を聞きました。
伽羅はスパイスのような強く甘い感じの香りでした。
白檀はすきっとした涼しい香り。
最後にこの二種を同じ雲母に並べて、床の間に飾り付けました。
伽羅と白檀のブレンドも楽しみます。伽羅のきつめの香りが白檀で緩和されて、マイルドな雰囲気になりました。

   
そういえば、、、ブログ更新してませんでした。(~_~;)

カジュアル野点(^o^)/

2008年05月05日 | お茶のおけいこ
お作法はご自由に♪

ミニミニきんつばと、お花見シーズン定番の三色団子。

ひょうたん(ひさご)のお菓子入れには金平糖が入っています♪

戸外での薄茶ももまた楽し。
風で飛んでいくので茶筅は押えてもらっていました。

お薄のあとはMさんお手製のレアチーズケーキをいただき、
コーヒーを。
Wさんは紅茶。アールグレイ。
なんとMさん、食器を5客準備してくださっていて、かわいいオシボリ(ペーパーではないのヨ)も。
優雅ですな~。

今回帰省したWさんは今小学校の先生として教職復帰。お子さん4人。(たぶん)
山形では最近映画のロケブームだとが。キムタクが来ていたけど見られなくて残念だったそうな。(笑)
私のことを忘れていたTさん(笑)は中学校教諭で独身です。以前私の子供が通っていた小学校のPTA行事で講演。なので私のほうは覚えています♪
高校時代がそれほど縁が無かったので、懐かしいというよりも、改めてその人の今を感じ、なぜか心強かったです。みんなしっかり者なのよね。(しかしどこか抜けている面もあるのダ(笑))

寒い風が吹いてきたので、そんなに長い時間居られませんでしたが、景色もよく楽しいひとときでした。
片付けもテキパキと手際よく~~♪

なかよし2☆昔は高校生・編(~_~;)

2008年03月08日 | お茶のおけいこ
函館に住む高校時代の友人が来たので、久し振りにお茶仲間が集まりお稽古しました。A市に住む友人のお稽古場集合。明るい広間です。
例によってまったく異なる流派との茶道セッション(?(笑))でした。

私を含めてめて4人のメンバーは同じ高校の同級生ですが、それぞれ、裏流・表流・宋編流・藪の内流、なんでこうもばらばらな流儀なの~といつもながらみんなで苦笑。

最初は裏流で初炭の炭点前を。(写真は炉の中の炭を整えたあと釜を炉に戻す所です。)次に私が藪の内流でお濃茶を。そのあと宋編流での薄茶、表流での薄茶という風に順番にお点前をしていきました。
各派決定的に違う所、やや似ているところなど、お互いに説明しあいながらお茶を頂きます。他派のお茶会にお邪魔することはあっても、こういう集まりはあまりないそうです。
そうかもしれません。最初他の流派の作法を見たときはやはり不安定な気分になるものですし、正直なところ、一緒にはやりにくいし、気をを使いますし。

でも、そこは気の置けない間柄なので何でも質問しあい、「違うという事を当然として」の「場」を楽しみます。
お茶に関する歴史的なことや、書や工芸品、自分の派のお稽古のエピソード、なかなか興味深い話題。もちろんわたしたちのことですから、常に笑いがともなう感覚。き真面目さを追及したい人からは顰蹙を買うかもしれませんが、お茶は生き方とリンクしていますから、より自然にかかわっていきたいですね。その反面なかよし3人のおともだちの、基本を学ぶ姿勢は厳しいものがあります。
ぼさっとしていたら、窘められます。(笑)
私はちょっと甘いかも。自分勝手かもしれません。(そのたびに反省して、すぐワスレテシマウ、、、)

「あと誰か武者小路千家の人がいたらいいわねー。誘いましょう。」(遠州流とか石州流もあるわよー(笑))

「違うという事が普通」でいられる場所がおもしろいです。違っていてもルールによって共鳴しあえます。何かと似てる?




歳暮の茶会

2007年12月23日 | お茶のおけいこ
私たちが日頃ご指導いただいている茶道の先生をお招きして歳暮のお茶会をしました。
歳暮って・・・。
12月の季語だそうな。(わかりやすいですね。(^^))
私には「師走」という言葉と並んで、「きぜわしく忙しくとにかく宅配便がスムーズなうちにデパートからさっさとオセイボ送らなくっちゃ~!!」
ワタワタ~バタバタ~
・・・というイメージしかなかったのですが、(~_~;)


お茶の先輩が「しばらく歳暮の茶会をしていなかったので、ごく簡単に、お茶会のお手伝い以外に一度顔を合わましょう。」と企画されました。
私は準備のお手伝いができないので当だけ参加。それもぎりぎりに行きましたが。

ごく簡単とはいっても、懐石料理の代わりに松花堂弁当で昼食、という以外きちんとしたお茶会でした。私が考える「簡単」はどんだけ~?
ともあれ先生も喜んでくださり、清清しいひとときを過ごしました。

歳暮とは一般には、暮れに、世話になった人に対し感謝するなどの歳暮周り(せいぼまわり)と呼ばれる年中行事のことだそうです。本来直接お伺いしてそのときに贈り物をする・・・。年賀状もそういうご挨拶の簡略化ですね。
この麗しい習慣が政界や官界や企業間で悪用されているニュースに触れることが多いと、行為に対しての嫌悪しか感じなく、言葉の本来の心がなんなのか見えなくなってしまいます。でも、頭を爽やかに、冷静にそして誠実な心を忘れなければ、「虚礼」などという言葉もなくなるはず。

最近そういう事をうれしく感じさせていただく機会がいくつかあり、心が温かくなりました。

年賀状まだ出してないけど~~