My violin & My life/ Life is a Bumpy road

スタートラインはいつもそこにある!
Life is Impermanent.

お茶の講習会にて

2011年09月04日 | お茶のおけいこ
二年ぶりにお茶の講習会に出ました。
今回は教授資格者の部でした。
亭主役一人(お点前←お茶をたてる。)、お客様役三人、後見(こうけん 亭主がたてたお茶を運んだり、お客様の質問に答えるなどのお世話をする)一人計四人一組で5グループ5種類のパターンを学習しました。

日頃お稽古を怠っている私は忘れていることも多く、いろいろ思い出すきっかけになり、楽しく学び直しました。

床のお軸は「秋暑」(しゅうしょ)秋暑し。秋の暑さ…。
絵に言葉を添えてあるのを、画讃と言いますね。
かぼちゃにこおろぎが留まっています。この携帯写真では良く見えないですが。


お花は
シキンカラマツ(紫錦唐松)と、
ヤマゴボウ
でした。
トップの御写真は香合で(香合:お香のいれ物)これも床に飾り付けてあります。
生地(塗ってないもの)の扇面。
絵は蜻蛉。(香の名前は聞きそびれました残念。)


さて普段はあまりしない面白いお点前をご紹介。


貴人点て(きにんだて)
台茶碗・相伴付(しょうばんつき)

貴人というのは、私の流派では少三位以上のお方、となっています。
(誰~?)

茶碗台の上にお茶碗をのせてお茶を点てます。
写真がないんですが、
お煎茶で、湯呑茶碗を茶卓に乗せますが、あれの巨大な感じを想像してくださいね。w
最初に貴人のお方にそれでおもてなしした後、次に
「お伴の方にも差し上げたく存じます。」
ホントにそう言います。
家来を連れてお茶室に入った大名以上のお方という説定なのです。
時代錯誤な感じですが、歴史再現とお考えになってくださいね。w

もっとあらたまると天目茶碗でお出しします。
その時は天目台に乗せます。

現代ではふつうそんなことしません。(する時も実はありますが、ごく稀に。w)
そういうバージョンもかつてはあったのだという、
いまはお稽古の種類として存在します。
劇をしているかのごとくで、なかなか面白いです。
今日はお菓子は貴人のお方には高台付きのお菓子器で、
相伴する方2人にはまとめてお盆に。(家来?)
(写真は出す前の、用意してあるところです。お出しするときはお盆には乗せませんw)
なんと差がつきますねぇ~w
そういう時代のことが、こうしたかたちでちょっぴり追体験できますよね。




このように書いてから、正三位って限定桃山あたりまでしかない遺物だろうなと、
試しに「位階」をしらべたら、、、うわっ消滅はしていないのね。叙勲てここから来てるの知らなかった。
しかも授与されてる人が嫌いな人多い。(T_T)見たくなかったわ。時代劇のお殿様だけだと思っていたよ。
このお点前したくなくなってきた。
ホントに尊敬する人にならいいけど!

            ********

北海道、すごい雨の中!出かけました。(朝10時開始なので8時半出発)
すぐ高速に上がろうとしたら、土砂崩れがあって通行止め。
仕方がないので、(遅れるかもしれないことを携帯から連絡し、)
引き返して次のインターまで行ってみたら
入れたので良かった。ぎりぎり間に合いました。
出かける前には調べて置くべきですね。30分もロスしてしまいました。
(でも余裕ないのよね。)
高速道路から一般道路に戻るとき、結構距離あるのね、、、^^;















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