My violin & My life/ Life is a Bumpy road

スタートラインはいつもそこにある!
Life is Impermanent.

梅!

2013年06月23日 | 美味しく食べよう

なぜかふと梅酒を作ろうと思いたちました。
今迄全く関心がなかったのですが。

はじめて梅を買いました。
桃のように表面が産毛のような感じ。
知りませんでした。
プラムのようなツルツルした肌触りかと思っていました。


流水のなかの梅、涼しげです。

1kg買って、半分は梅酒に、もう半分は梅酢シロップにしました。
少ないですね。
本当はもっと沢山作りたい。
でもとりあえず、ね。
シロップの方は出来上がりを待てなくて、もう毎日味見しています。(^^;;

季節の果実は勢いがあって、
「今」があることを教えてくれます。
私はそのいまがすき。

休符の存在★どのように休もうかな

2013年06月23日 | 或る日或るとき
もう、昔と言っていいくらい前になりますか。
娘が発表会に弾く曲のレッスンを受けていたとき、何度もやり直した部分があって、それは休符のタイミングでした。
その時言先生は「休符も音楽なんだよ」と。全く休んでいるというわけじゃないのだと。

音は出したら聴こえる、出した音は次の音を出す時消える。

出た音はいつかは消える。
その一音一音を大事に、休符は呼吸と考えて弾いてもらいたい、
というようなことを、ある作曲家が言っていました。名前忘却お許しを(。-_-。)
「自分に娘が生まれました。第一子です。その少しあとに父が他界しました。生まれる命があり、終わって行く命があることを、個人的に、実感しました。」そして繋がって行く命に思い馳せ、、、。
出た(出した)音はいつかは消えて行く、でもそれは次に繋がって行く、その一音を大事に。
(勝手に要約してしまいました。と、言うことをおっしゃっていたと思いますが、こうして文字にすると何か空々しいかもしれません。でも、音楽と生活に共通する連続性を自分の事として身に受けていかれたことを、言葉にしたらこうなります。
音楽にかかわるお仕事をされる方がいつかは実感されるであろう心境でもあり、それは全てのことに通じると思います。)

なんだかこうして、つらつらと書いていても、
実際私の練習はというと、
休符は、しっかり脱力してしまうからいけませんねー!
あー、休みだぁーのびー。
フィンガリングにテンパってるから、
はー、となってしまいます!
繋げよう!休符は呼吸だ。
(はぁぁ、、溜息。)

消えたように見えた音は、でも次に繋がって行く。
当たり前でもあり、自分の事として考えると発見となる。

アイロンかけながら時々練習!の日曜日ふと思ったことでした。(^ ^)でも久々休みだ~のび~


モーツァルト ソナタ 21 K304 練習中

2013年06月19日 | 崖っぷち★レッスン日記
レッスンでした。
最近書いていませんでしたが、
レッスンに行くことのみ頑張って?います。それなりにですが。

このレッスンで一楽章は一応終了し、次は二楽章の譜読みです。

綺麗な曲です。
まだ指が回りませんが、、、(^^;;
トリルを華麗に弾きたいですね。希望のみ。(。-_-。)
この曲に限らず、今迄にも、レガートの下にスタッカートのついた弾き方がでてきましたが、
最初は?でした。
どういう感じに弾くのかなと。

色々参考に演奏を聴いてみると、
弓を置いてからサッと抜くかんじかな。最初から抜いてはだめで、拍のおわりですばやく。と、思う。そうしないで弾いた場合、
軽やかさに欠ける演奏になります。

今更ですが、、記号には曲になるための意味があるなー。ふむふむ。
出だしにそれがあるときは意識して弾けますが、小節の途中にあるときは音が強めになってしまう。もしくはうっかりスルーしてしまい、ペタペタした感じに。
なるべく平坦に弾くことを心がけていますので、それがないと、すっかり無味乾燥になるのがわかりました。
というようなことを考えながらの練習は楽しいです。

スムーズに弾けたらもっと楽しいのだろうな。
楽しくなりたいから、そのためにたくさん練習ね(^ ^)、、、いやたくさんはちょっと無理かな。モゴモゴ。







牡丹

2013年06月17日 | 
今年はお花の色が鮮やかに感じます。
昨年はあまり気がつかなかった牡丹の花。
緋牡丹がとても綺麗に咲きました。

牡丹は花の命が特に短いようです。
みるみるうちに満開になり、
少し目を離していたら、ばさっと散って しまう。
その散り際たるや、なんとも無残。

散るさまの美しさを心情に移し替えて心を揺さぶる代表格は、やはり桜でしょうね。
牡丹の美しさは、桜の花よりも儚い。
それなのに、その儚さまでも美しい桜とは対象的です。なぜか、散ってしまうと興ざめる。
満開の、見る者を圧倒する存在感。その散ってしまった姿は、華やかな命がまさにここで途切れてしまったのだという、喪失感を呼んでしまいます。
なので散った牡丹は嫌いという声が多いです。
桜は、咲いても散っても愛される。

今年はそんな牡丹の花を
なんだか労わりたい気持ちになりました。

精一杯咲いたね。
実は今迄あまり好きだと思っていなかったの。ごめん。
牡丹さんは派手派手だけど、実は不器用なのね。



蜂を惹きつける魅惑の緋牡丹健在



咲き切ったところはさすがに興ざめですが、(多少、グロテスク・・・なのです。)
花弁を全部取ってテーブルに散らしたらこれはこれで豪華けんらん。
つねに色気があるというかくどいというか…ね。^^;

ヴィクトリア・ムローヴァ/Bach Partita 1 d moll

2013年06月10日 | ヴィクトリア・ムローヴァ
Bach Partita 1 d moll



最近、チェロのコンサートを続けて聴いてきました。
これが好き、という演奏もなんとなく自分の中ではっきりしてきたかもしれない。
幸せを感じるひとときがどこにあるのかが、一つまた一つと
探し当てられたら嬉しいです。

ふと、ではバイオリンは、
と考えると、練習している楽器なのに、それほど思い浮かばないのでした。
私は何いままでを聴いてきたのかな?

と考えていたら、
ヴィクトリア・ムローヴァさんを思い出しました。
今はこの方の演奏が好きかも。



藤原真理さんと海老彰子さん♪

2013年06月09日 | チェリスト藤原真理さん☆
恒例になって6年と言いうかもい岳のコンサートに行きました。
藤原真理さんが年に2回も来られています。

今年は初めてディナーコンサートに。
和様2つのコースがあり、洋食・富良野牛コースにしました。



お食事が終わってから、ゆっくりと演奏タイムでした。

最初は海老彰子さんのピアノ独奏、ショパン。
そして心地よい海老さんの伴奏に藤原真理さんのチェロで、シューマンを。


そのあと、藤原さんが海老さんにインタビュー。
海老さんが留学以来拠点にされている在37年のパリのことなど。
演奏会はたくさん開かれているとのことですが、海老さん曰く
「パリは、、、絵画の街、という雰囲気がします。音楽の街、っていうと
やはりウィーンなど、のような気がしますね。」
「ザルツブルクとか?」
「そうそう♪」
というような、フランクないい雰囲気で、お二人の仲の良さを感じる会話が
なんともいえない温かさを醸し出していて、素敵なお友達どうしなのが伝わってきました。

会話の後また藤原さんのチェロで小品を聴かせて頂きました。

私は存じてませんでしたが、ピアノ界では海老さんはとても有名な方で、
こんな近くで演奏を聴けて、これはすごいことだったらしい。
あたたかな、すてきな音色でした。
弾いておられるピアノに触っていたい、もっとその滑らかな振動に触れたいような。

もちろん藤原さんの演奏も心に沁みる音で、
もっと近づきたい、音の中に包み込まれたい~という衝動にかられるというか。

翌々日はお昼間のチャャリティコンサートがあったので再度出かけました。
デイナーの時が限定30人でしたがその日はロビーいっぱいのお客さまでした。
何度も来ていますが、一番後ろの席で聴いたのは初めてでした。
でもそれもなかなかよいですね。(^^)

次のコンサートは秋です。





針と糸

2013年06月08日 | 或る日或るとき
最近は母の買い物に付き合う機会が少なくなりました。

「何か買いたいけど、なかなか行けないから困るわ」
といつも言うから、(毎度毎度、口癖のように)
ならば行こうよ、と誘うのに
「行かない」と言うので、好みそうなものを見繕って買っていくことに。
散りあえず夏用の下着とゴムの入ったズボン。

母のズボンの裾上げをしようとして、
針に糸を通していたら、
「私もするわ」
と言い、少し驚く。

「もう目がきかないから針仕事なんて無理。」
と、これまた日頃口癖のように言っているので「あれれっ?」と思いましたよ。

え?と思ったけれど、「じゃお母さんもする?」と言うと
針に糸をとおし始める。

・・・。

ところで私は、」数年前からR眼が進んでいて、
「絹糸」をとおすのがおっくうになっているので、
ずっと、パッチワーク用の糸を使用しています。
ピーシングの糸が細くて硬くて張りがあるので
絹糸よりも針に通しやすいと言うことに気が付きいて以来。
でも母のお針箱には絹糸しかないので、
気合いを入れて!通さねばならぬ。「えい。やっ!」と。

と、母は意外と普通に針に糸通している?

でも、それで終わり。そこで完結していたみたい。
あとは私のすることを、母はおしゃべりしながら見ていました。

あ~よくわかんないなあ。
と思いましたけど、ムードに乗る時ってあるようですね。
こちらが意図しても無理な時は無理なんですが。

なんであんなにスムーズに針に糸を通していたのか謎でした。
(私は気合でやったのに。)

ほんの一瞬でも積極的になる時を発見したような気持ちになりましたが
母のその日の気分と体のコンデションとによるものですね。

針に糸をとおす
難しいようでいて、気分と視点を変われば意外とすんなりいくのかしら。
と、自分と母の関係になぞらえて感じてしまいました。

まあこれは、完全に娘としての独りよがりです。(笑)






無伴奏チェロ組曲

2013年06月05日 | 観たこと聴いたこと
無伴奏チェロ組曲と言うとあまりにも有名ですね。

数年前から「この無伴奏チェロ組曲の演奏のしかたが好きでたまらない」
という方のCDを聴いていたんですが、
先日、その演奏をお聴きする機会に恵まれました。
CDも良いですがやはり実際に聴くともっと良いですね。(と、当然のことを興奮して語りたいのです♪)

演奏者は津留崎直紀さん。
30人ほどのお客さまのコンサートでした。

音楽を聴くときって、聴く人のコンディションや感情により、
色んな風に聞こえるから、「好み」はそれぞれに有るでしょう。

ここから先は、だから私の好みであって、
読む人によっては、え、そんなこと?と思われるかもしれない部分。

とにかくこの無伴奏チェロ組曲第1番の
プレリュード。その出だし部分の、「ソレラソラレラレ」と
22小節目ト23小説目にまたがる一拍の「レ」の響き。
これに惚れました。

とてもここちよいのです。

おけいこ曲にもなっているから弾いた方は大勢おいででしょうね。
バッハの楽譜は、見たところ単調です。
でも弾くとけっこう弾きにくい様に思います。
そうだ、出だしの「ソレラ」はスラーなんですね~♪
え。そんなところに感慨?って(笑)

このスラーの3音、いろいろな方の演奏を聴いてみると
それぞれ個性が大きく出ています。これからどう弾きたいか、
が、もうここで示されているような気もしました。
(いつからそういう生意気な事が言えるようになったんだか私。
・・・笑ってやってくださいませ。あ、ほほえましく、お願い致します。m(__)m)

そして、22~23小節にかけての「レ」の呼及が、とても好きです。

そして「ソレラ」の呼吸(これ、あれ、それ、の「それら」ではないよ。)と、
この1音目の音の心地よさを堪能しました。(一瞬なんですけどね、だいじに思う)

津留崎崎直紀さんのCD視聴はこちら→バッハ無伴奏チェロ組曲全6曲  ライヴ録音CD
(直リンクになってしまいましたか。m(__)m・・・。)

因みに楽譜はこちらのサイトで見られました→チェロ初心者絵日記*別館*無料楽譜:楽譜おきば
(再配布など禁止ですので直接このお方のHPでご覧くださいませ。)


おしつけがましくてもなんでも
とにかく私は書いて満足しましたー

呼んでくだされたお方に感謝いたします。






母のこと

2013年06月03日 | 或る日或るとき
あれほど寒かった春がどこかにいってしまい、
急に夏の陽気になりました。

お天気がよくなってきたので、
母を外に連れ出そうとするのですがうまくいきません。

めまいがするから、ひざが痛いから、と言って、いやがる。
病院には行きたがります。病院がすき。

何も食べたくない、とも言うのですが、
母の好きそうな野菜サラダとか、ナムルを用意して
父が買ってきたお魚を焼いて、
食卓を囲むと、いらない。と言いがら、けっこう食べています。
実は父より食はいいの。

こうしたほうがいから、とか、
こうしないと頭痛がおきるから、とか
理屈で説得はまず無理。

「ねえ、蓬が生えているみたいなんだけど、
どれが蓬かおしえて!」と誘い水。
病弱な体の自分を何でこき使うのかしら?
と母は思うようだけれど、
長靴をはかせて、土手のほうまで連れていきました。

三つ葉も前はあったのに、今はもう絶えてしまったらしく
何度もその話を繰り返して、
前はあったのに、あったのに、今は、ない、
これをリピートして止まりませんね。
(聞き流してますが、私も限界がくるの。)

今は私三つ葉じゃなくて蓬をみつけたいのだ。
蓬がどれかわかってわたしはうきうき。
(こどもみたい。いやここでは母の子供、ですが。w)
よもぎを採り出したら止まらなくなりそう。
母は根気がないのですぐ家に入ろうとする。
あまり無理になってもよくないかな。ほどほどに、って
難しいですね。

蓬は、お団子にもいいけど、私はごはんを炊く時に入れます。
よもぎのごはん。

3年前母は、病気になったことにショックをうけていました。
でも一年ほどしたら、もう私に頼る感じがなかった。
父に頼るほうが嬉しいみたい。
ずっと離れてくらしいるせいかなあ?
そして前より病気は進行している。

私と母の距離は昔からずっと同じままで行くのかな、と最近思いました。
父と私と母の3人のムード、が、いいみたいですね。
(それ私が高校生までの雰囲気そのもの。)
母と私1対1っていうのが実は昔からダメでした。(笑)