My violin & My life/ Life is a Bumpy road

スタートラインはいつもそこにある!
Life is Impermanent.

レッスン(ローデ13回目)

2011年08月24日 | 崖っぷち★レッスン日記
レッスン以外にも書こうと思っていたことがありながらも
また1週間が過ぎてしまいました。
義母のお見舞いに行ったこと、
久しぶりに本を購入したこと、
母の担当ケアマネージャーさんとお話したこと、、、
いろいろいろいろ。
というわけで…すが…レッスン日記書きます。w

タイトルに曲のレッスン回数を入れて確認していましたが
あー10回を越えるとさすがに、、、
いつまでも終わらない人!なかんじです。
もうタイトルに回数を書くのやめようかと思いましたが
体裁を気にした自分を戒める~~

はい、それなりに頑張っております。それなりに。
ローデのコンチェルト前半部分が、
本日13回目のレッスンにて、なんとかOKになり、、、
課題はこれから後半部分に差し掛かりました。
うれしい・・・。地味に喜んでいます。じわっ。

基礎の課題は鍵盤で音程を確かめることを、今迄おろそかにしていたので、
それを真面目にやれば何のことはないのかと、最近気づくありさまです。
(面倒で、したくなかった~)
責任のとてる音程がとれるように努力しよう。


ローデのコンチェルトでは、
速いパッセージにたくさんトリルがつくので、
入れ損ねることが多く苦労しています。
スムーズにトリルを入れるそのカギは、、、私の指の置き方にあると気付きました。
練習日記を書いている方がよく表現される、
バタバタまたはパタパタ指、
もしくは3の指の音を出すときに2の指が浮く、
という現象が、素早い動作を阻止しています。
やはりこれをなくすと速やかにトリルが入りました。
でもゆっくりやらばなんとかできても、速くなるとなかなか。
スタンダードで合理的な指の置き方を、意識せずとも出来てるようにと、
自分に訓練すればいいのですよね。

ムム、やはり基礎!に尽きますね。

白本のローデ、次は5ぺージめクリアめざします。
師匠には急がなくていいよ。と、言われました。
慌てないで、、、雑に見てこないで、細かい所を気にしてさらいなさい、、
という意味に私は解釈。今迄の経験上。^^;









ローデのコンチェルト12回目

2011年08月17日 | 崖っぷち★レッスン日記
湿度が低くなりました。
風も吹きますがまだ暑い毎日が続いています。

発表会後久々のレッスンです。

ローデは私には手ごわくて、なかなか進みませんが。
それでも、3ページ目から4ぺージめへ。
トリルの場所が難しい。
スラーの場所が複雑。

なんとか頑張って弾きました・・・。

今日は基礎の課題をじっくりさらって臨んだため、
いい具合に。(^O^)/
<セブシック op1-2>
半音全音部分の関係が頭に入っていたので、指の「つく、はなれる」
を意識出来ました。音程がよくなりました。
(特に褒められたわけじゃないけど~自分で手ごたえ~(笑)
すっきりokいただけただけで、いいよね。)

<小野アンナ音階教本/スケール>
下降形の音程がまだ不安定。苦手なアルペジオはまずまず成功。

<ローデ  コンチェルトno8 第一楽章>
しばらくさらわないでいるうちに、
ノリが悪くなっていたかも。
新しい所を理解するために時間がとられて、
出来てるところの練習はあまりしなかった~。
装飾音の入れ方が早すぎたり。いろいろ問題点があります。

でも、わからないところはどんどん質問して
積極的にレッスンを受けられたので、本日は満足。
レッスン後清々しい気分になるのはめったにないんですけどね。

なぜか帰りにソーイングの本を買ってしまいました。
型紙つきの、、、、(笑)しないようなきがするにになぜ、、、
(ツンドクになるかも?)


落日燃ゆ

2011年08月13日 | 読む☆考える(^O^)/
この時期だから読んだというわけではなく、たまたま
ゆっくり読んでいたら(しかも良くわからないところは字ずらをなぞるだけに、、、)

昭和20年8月10日、戦争終結が決まってからの展開と終戦後の2年ほどのところが、興味深かった。

新潮現代文学 56所収
「落日燃ゆ」城山三郎

主人公は広田弘毅。
学行優秀な石屋のせがれである彼が家業を継ぐことを、教師が惜しんで父親を説得。進学。
のち東大を経て彼は国家外交に目覚め、外交官となる。
という始まりから、やがて外務大臣、総理大臣も務め、
終戦後、民間人としてただ一人A級戦犯として絞首刑になるまでを描く。
実在の人物の名が列挙されて、いいのかしら?と思うほど。
(のちに、広田のライバルとされていた人物について、やはり残された家族からの訴訟もあった模様。)
ノンフィクションなのかそうでないのかよくわかりませんが、
歴史小説、の部類なのでしょうか。

実に淡々とした描写で展開される国家の動き。
登場人物の行動をつぶさに調べてなお且つ小説。
外交官広田が、平和外交に向けて真氏真摯に尽力するが
そのたびに軍部の独自の行動とかみ合わなく、失敗に終わることが多々。
現代のような情報収集ができない時代。
戦争の勃発前からその後の期間、総理大臣がくるくると変わる。「中継ぎ内閣」の連続。

広田が死刑になったのはなぜか。
という疑問を持ちながら読み進みましたが、裁判の紆余曲折を省くと、
結局、政治の主要メンバーでありながらの「不作為の罪」
に問われたということのようです。

この裁判が不当なものか否かということに関して
小説では
広田が徹底して自己弁解しなかった心中を察して、
(アメリカ人弁護士スミスの正義に燃える弁護も広田自身が退けた。)
軍人ではない広田が時流に飲み込まれてしまったた経緯がつぶさに書かれてあります。

私には、当時の権力の二重構造が外交の失敗を呼んだ、、、くらいのことしか
想像ができませんでした。
ただ、アメリカをはじめとする欧米諸国にとって、
「軍の決定はすなわち政府の決定」「政府の意図を軍が遂行する」
これが基本常識としてゆるがせない点であり、
よって
「日本の政府と軍部との権力の分散が理解できなく、
民間人出身の広田が平和外交をしようとしていたことは認められることがなかった。」
という作者の考え(私が勝手に解釈したんだけど間違ってたらごめん。)
に、頷くものがありました。

城山三郎が、広田を悲劇の政治家として世に訴えたことについて、
(またはその意図がなかったかもしれないが世間的にはそう受け取られたようです。)
大変注目されたようですが、後に、
いやそれは書きすぎ、という意見も出てきて、
「広田はそれほどの人物ではなかった」という、城山の視点を洗い直す著書も出てきました。

私としては、その本も一読すべきかなとは思いますが。
広田像がどうであれ、
目の前にある仕事を、どのようにとらえて為すべきかを
私は深く考えさせられました。
先人の行いは、後世になるほど、解釈の違いが出て当然。
是も非もそれぞれををどうとらえて今に生かすか、
ちょっと頭が痛くなりますが、
自分自身の問題として考えて行こうと思いました。


                 *********

話は変わりますが、昨日は「日航ジャンボ機墜落事故」から26年、の日でした。
今年も追悼の御巣鷹山登山がおこなわれた模様。
御遺族の方々の、今も癒えないであろう悲しみを思うと、また心が痛みます。。
そして、この度の大震災で被災された方々もまた、
深い悲しみを抱えて前に進んで行かねばならないことを考えると、
平穏な日々というのは何か?を問う、、、、複雑な気持ちでいます。


猛暑読書

2011年08月12日 | 読む☆考える(^O^)/
暑い…

暑いですね。
今日は久々にスッキリした朝が迎えられました。
湿度が低くなったようです。
でも部屋の中ではキャミソールで過ごせています。
(もちろん出かけるときにはたくましい腕をさらせないので上に羽織ります!!)

発表会が終わり、
晴天続きなのでお洗濯がしやすいのはいいけど、
暑さが増し発表会からの疲れがを引きずっています。

さて、発表会に向けた練習やら日常の何やらかにやらの合間に
何冊か読んだ本があります。
感じることあり、乾燥でも、と、思いつつ
なかなか書けませんでした。

今日読了したのは
「血と貝殻」 河野妙子
(新潮現代文学全80巻の内の60卷目に収録されているもの
短編がほかに4つほど。)
これは、知人が、「もういらなくなったから、貰ってほしい」
ということで、お言葉に甘えて頂戴したもの。80巻、、、読めるのか?
昭和の文学全集なので、内容は古い。
ぼちぼち読んで行こうと思ったのですが、、、
野上 弥生子の「秀吉と利休 」から読んでみて、(これはなかなか良かった。)
56卷城山三郎「落日も湯」昨日読了。難しかった。感想はまたあとで書くかもしれません
全集の番号順にではなく読み進めました。

が、、、「血と貝殻」はどうも自分には合わなかったです。
主人公の女性が「写譜屋」という職業で、
だから最初は興味深く読み進んで行ったのですが。(今はそんな職業があるのかしら。)
仕事の描写はそれほど中心的ではなくて、
何か気難しい主人公の妄想めいた独白が延々と続き、
結末は主人公の書いたその独白の文(小説全体です)を、最後には
主人公が通りすがりに目にした焼却場に持って行きたい衝動にかられ
(その欲求の描写も長い~)
結局自身が「これは果たして誰が読むのだろう」
と漠然とした思いで終結。

物語の手法は何か村上春樹を読んだ時の感覚と少し似てはいますが、
彼のほうがまだ、とりとめないことを延々と描写してはいても
結末への「複線」を感じさせる親切なところがある。(笑)
こちらの方は主人公がすごく独断的なので、私の共感なりが入り込む余地がなかったな。

独断的云々は、ある意味「女性の感覚的部分」として自分自身にも認めざるを得ないから
批判はできない。
まあ、男女ともにその独断にしかなりえないギリギリの線での切り口で小説が成り立つ、
とも思うのだけれど。

・・・。
難解な雰囲気の文体。でしたが。
久しぶりに、何が書いてあるのかさっぱり~な本に出遭ったのでした。
(私の読解力の無さ?、、、??それでいいけどね。)
とにかく「こういう性格の主人公のような人とは付き合えん。」
感想は、それくらいかな。ああ、おどろいた。
(あ、つまりインパクトはあった、ということでしょうか。罠にはまった?(笑))
他にも作品が収録されてますがもうこの1作でギブアップです。

昭和の、いわゆる、「女流文学者」という方たちはしばしばこういう雰囲気。
(歴史物を描く方はまた別ですが。)
私は若かりし頃、高橋たか子という作家のものをたくさん読んでいた時期がありました。
この方も、、、とても描写がシュールで、怖い雰囲気の女性を描くんですが、、、
当時は怖いもの見たさか、ひきこまれてしまいました。いまはもう読む気はない。
という、それとも違った雰囲気でした。
文中なにかと「教養」に満ち溢れてる感じが、、、いやかな。
表面的教養に感じてしまい。。あなたにわかる?って言う感じに、、、。(わたしのひがみ?かもね。)
その意味では小林秀雄が嫌い。(独断で言い切る。(笑))

ところで
発表会前に読んだのは東野圭吾「麒麟の翼」と、「真夏の方程式」
面白かった。(結末に触れそうなので感想は略します。)

その前に読んだのは藤谷 治 「船に乗れ」-合奏と協奏-
感動。バイオリンのお仲間にはとくにお勧めです。
高校のオケ部のおはなし。胸がきゅん。続編も読みたい。

暑いときには読書がはかどるかも。なにもしたくないから。
とりとめなく書きました。
本日は久久練習もしました。





発表会終了

2011年08月03日 | 崖っぷち★レッスン日記
もう8月になってしまいましたが、

先月31日、発表会に参加しました。

オープニングのメリーさんの羊の全員合奏
キラキラ母子変奏曲、
そして
子供の生徒さん達のソロ、、、と続き、
幼稚園と小学生の部が終わった後に
休憩。
第二部は合奏から。

バッハ 目覚めよ、と呼ばわるもの見らの声   
モーツアルト アレルヤ 

そして中学生、高校生大学生のソロ。
最後に合奏。

アルビノーニ  オーボエ協奏曲全楽章
モーツアルト  シンフォニー 2番

終了。



今までの参加の中では、私としては弾けたかも。
7月初めから譜読みして、
リズムの把握もなんとか早いうちにできました。
でも合奏練習が始まってからは
仕事や行事で日常が忙しくなってきたことと、
ボーイングでやや躓いたことなどあり、
不安。
それなのに、体の調子が限界で、練習の気力が失せてしまい、
「どうして私、練習しないのだろう」と焦り、悲しくもなりました。
今迄わりと頑張ってたのに。

前日の合奏練習に出るのも精一杯。
しかし不思議と「その時だけ」体力回復!
ふしぎなものですね。どうなってるの?(笑)

当日はゲネプロで失敗が多かったのですが^^;
本番では楽しく弾くことができました。

じつは、
ゲネプロでは、後半の2曲で、隣の方と同じ所で落ちてしまった!
(前半2曲と後半2曲とではプルトが違い、隣の方違います。。
3プル内側と、4プル外側。)
二人とも必死で次に入ろうとして。
でもなんだか一瞬私達の他のかたの2ndの音が聞こえない。
というか、耳が捉えられない(きゃぁぁ。)
1stとは微妙にずれながらのメロデイ。1stにつられてしまいそう。
または1stと2ndが全く違うことを弾く部分では、
い、いま、どこ?

そういう時は、楽譜もさることながら
低弦の音を聴くと、どこで入ればいいかわかるので、
さささっと繋がって入る感じに。
あとはソロが入ってくるところにも、
私達2ndが入れるポイントがあるのでした。


あとからお互いに、
「頼りあったらダメですね。きっちり音出さなきゃ。」
という結論に。

そこで、本番は二人でお互いの音を聴きながら、
(もちろん他の音も聴くんですが、隣が聴こえないとね、、、)
ほころびながらもなんとか頑張れました。
それが嬉しかった。
瀕死でしたが。(笑)


翌日はどっと疲れました。
余韻に浸る暇もなく~午後から仕事に出ました。
なのに頭の中では
いまだに2ndのメロディが流れてくる~
(もういいのよ。それは^^;)

ローデの曲が心配になり、昨日ひさびさにさらいました。