My violin & My life/ Life is a Bumpy road

スタートラインはいつもそこにある!
Life is Impermanent.

藤原真理さんのLive動画明日まで

2020年06月06日 | チェリスト藤原真理さん☆
https://youtu.be/Kkvnn-okkiY

YouTubeの、武蔵野文化事業団のチャンネルで、
藤原真理さんのコンサートLiveが、5月31日に配信され、開始十分前にお友達が電話連絡してくれました。

とても良かった、、、
今までは、あまりYouTubeで演奏聴いてもそれほどの感動はなかったのですが、
今回は臨場感ありこころに染みました。
武蔵野市民文化会館の小ホールで、
当然ながら無観客でのステージ。


ああでも、いつもの真理さん。

LINEで何人かにお知らせしたので聴いてくれました。
(一人はピアノの調整ばっかりだったよ、との返信www  撮影開始から真理さん登場まで、ややじかんあるんですよねw 2分くらい。一応予定の3時にははじまったんですが  😅)

はお掃除後の遅い昼食中で、ふわーっとした気分でしたが、一人部屋に篭り堪能。
(そういえば、娘の定演観に武蔵野市民文化会館には何度か行きましたが、小ホールってあったのね。)


それにしても、かもいだけのコンサートに通っていた頃が懐かしいです。

なにかと細々気忙しくなりLive聴いて満足しその後忘れていましたが、明日(6月7日23:59)まで配信されていることを今思い出しました。

もう一度聴いておかねば。

ディナーコンサート

2015年09月05日 | チェリスト藤原真理さん☆
藤原真理さんのディナーコンサートに行きました。

今回は、色々バラエティーに富んだ曲目。
主よ人ののぞみの喜びよ
から始まり、エンヤとか、ジョンレノンのイマジンとか、
プログラムは渡されず
真理さんの曲紹介により次々と演奏されていきます。
毎回、演奏する曲目の新しい試みが新鮮です。

近く開催の浜離宮での真理さんのリサイタルは、自然をテーマにしたプログラムだそうで、この度もその中から数曲選んでありました。それにむけての前哨戦的な意味合いもありますね。一足先に聴かせて頂きました!(^^)
皆様には好評でしたね。

今宵も素敵な音楽のなかに身を置けて幸せでした。

ショスタコの若い時の作品を聴く。

2015年06月27日 | チェリスト藤原真理さん☆
藤原真里さん恒例のチャリティーコンサートに行ってまいりました。
チャリティーは歌志内出身のスキー選手を応援するものです。

回を重ねるごとに、聴衆が増えていますね。30分前に着きましたがずいぶん席が埋まっていました。かろうじて前から三列目左端から三番目の席が空いていたので滑り込む。年配の方々が多かった。おっと私もそうなのね。あらあら。(^^)

特にプログラムはなく、真里さんが口頭で曲名を言って下さる。

ドヴィッシー、ショスタコーヴィチ、ドヴォルザークと進み、最後にサンサーンスでした。

ペンを車の中に置いてきてしまい、メモできず後悔。^^;
このロビーコンサートでは、通常の演奏会ではあまりプログラムにない曲も聴くことが多いと私は感じていますが、いえ、単に自分が知らないだけで、世間の皆様は普通に聴いていらっしゃるのかな。

「ショスタコの若い時代の曲です、彼がまだ比較的幸せだった時代、、、」
とおっしゃるその曲、私は初めて聴かせて頂きました。

調べたら、たぶんチェロソナタ ニ短調 作品40ではないかと思います。
有名な曲だそうな。とくに二楽章は、現代のチェロ奏者にとって重要なレパートリーの一つになっているとか。(wiki先生によると) そうか、やはり私がスーパー物知らずっていうことです。
私は、四楽章を楽しく聴きました。
いろんなものが盛り込まれているというか、弾けているというか、ヒャッハーな感じで盛り上げ大会、、、の四楽章はとても楽しい。
でもすべて、「というか、、」が付くこの曲の印象。
もちろん演奏技術に盛り込まれているものは、すごく高くて、「というか」の入り込む余地もなく、胸のすくようなチェロとピアノの掛け合いに感動します。

ショスタコに感じた「、、というか」の印象は、彼の「はぐらかし」なのかなと思います。しあわそうなメロディーからスッと翳りのある音に移行したりして、いい感じに浸ると水をさしにくる。ちょっとそれやめてー、と言いたくなります。^^;


今日の藤原真里さん演奏のショスタコは、
ショスタコすごいね、とか、とっつきにくい曲だねとか、そういう先入観もなにもないところに、
どう?こういう曲もたのしめますね。
と、そっと置いて下さるような演奏です。それでいて、力強く、様々な可能性への挑戦を颯爽と見せてくださる。
スカッとします。粋です。


ピアノはこのロビーコンサートでもお馴染みになりました倉戸テルさんでした。
倉戸さんのピアノは、今はピアノを弾いている!という、よけいな印象をまず与えない。
そのうえで一音一音、私達の心を捉えて離さない。涼しく煌めく、魅力ある演奏をされます。
私は倉戸さんのピアノにいつも感動します。

藤原真里さんは今日のロビーコンサートのあとすぐ、フランスに発たれるということでした。
また秋のコンサートが楽しみです。




藤原真理さんと海老彰子さん♪

2013年06月09日 | チェリスト藤原真理さん☆
恒例になって6年と言いうかもい岳のコンサートに行きました。
藤原真理さんが年に2回も来られています。

今年は初めてディナーコンサートに。
和様2つのコースがあり、洋食・富良野牛コースにしました。



お食事が終わってから、ゆっくりと演奏タイムでした。

最初は海老彰子さんのピアノ独奏、ショパン。
そして心地よい海老さんの伴奏に藤原真理さんのチェロで、シューマンを。


そのあと、藤原さんが海老さんにインタビュー。
海老さんが留学以来拠点にされている在37年のパリのことなど。
演奏会はたくさん開かれているとのことですが、海老さん曰く
「パリは、、、絵画の街、という雰囲気がします。音楽の街、っていうと
やはりウィーンなど、のような気がしますね。」
「ザルツブルクとか?」
「そうそう♪」
というような、フランクないい雰囲気で、お二人の仲の良さを感じる会話が
なんともいえない温かさを醸し出していて、素敵なお友達どうしなのが伝わってきました。

会話の後また藤原さんのチェロで小品を聴かせて頂きました。

私は存じてませんでしたが、ピアノ界では海老さんはとても有名な方で、
こんな近くで演奏を聴けて、これはすごいことだったらしい。
あたたかな、すてきな音色でした。
弾いておられるピアノに触っていたい、もっとその滑らかな振動に触れたいような。

もちろん藤原さんの演奏も心に沁みる音で、
もっと近づきたい、音の中に包み込まれたい~という衝動にかられるというか。

翌々日はお昼間のチャャリティコンサートがあったので再度出かけました。
デイナーの時が限定30人でしたがその日はロビーいっぱいのお客さまでした。
何度も来ていますが、一番後ろの席で聴いたのは初めてでした。
でもそれもなかなかよいですね。(^^)

次のコンサートは秋です。





藤原真理さんチェロコンサート

2012年06月11日 | チェリスト藤原真理さん☆
先日ひさしぶりにロビコンに行きました。
…夢かうつつか幻か。
何となく興奮さめやらず。

なぜか?!演奏もさることながら
それは、コンサートの後のティータイムで、

藤原真理さんが隣に座られたから!

そしてテーブルの向かい側には、倉戸テルさんか来られたのです!
運営の方とお話ししていたら、そういう成り行きに。

さらに運営のSさんのご厚意で、「写真取りますよー」えっ?えっ?
なんと、3人で写真を撮っていただけました。

ついさっきまで、真剣な演奏をされたお二人、
やれやれ、終ったネ♪という雰囲気で、
真理さん、素朴に「疲れた~」(と言いつつも清々しいお方です)

今日の演奏、あそこの部分、よくなってた、とか、
やっばり変えてよかったね、などと、
先ほどの演奏のことを今話している演奏家たち。会話の素敵さ。
そして自分が今そこにいられる幸せを感じていました。
(Sさんありがとう)

そして私は憧れのピアニスト倉戸さんに
短い時間なのに、たっぷり音楽談義を聞かせていただけました。
とても共感しました。(あ、恐れ多いですけどね。わたしなんか。(笑))


【演奏】

バッハから始まり、
カバレスフキーのチェロソナタ、
チャイコスフキーなどロシアの作曲家の小品など

プログラムはカバレスフキーがメインで、
後は何が出るかのお楽しみ、でした。

直前に、いつもの運営の方からお知らせがあったのですが
このところなんとなく疲れていたので、
後ろのほうでひっそり聴こうかな、と、ふらりと出かけたのでした。


来てよかった。
(しかも後ろじゃなくてやっぱり最前列に席をとってしまった。^^;)

カバレスフキー、スリルがあって素敵でした。
くわしい感想は・・・・私お二人と話せたことでまだボーっと浸っているから、
もう省略ね。(*^_^*)


藤原真理さんは普段、原則的にはロビコンはしないのだけれど、
なぜかもい岳では?と言うと、
スキーとかもい岳を愛する真理さんのご厚意なのだそうです。


藤原真理さんコンサート

2011年09月17日 | チェリスト藤原真理さん☆
藤原真理さんロビーコンサート
曲目
シューベルト  アルペジオーネ・ソナタ
ベートーベン  ピアノとチェロのためのソナタ 2番

温泉ホテルでのロビコンです♪冬はスキー客を泊めるホテルです。
行けるかどうか定かではなかったので誰も誘わずにいたら
ウッカリ前日に気がつくというありさまで、当日すっ飛んで行きました。

前二日間のディナーーコンサートの後の3日目がチャリティのロビーコンサートでした。

30人ほど?のお客様で、しっとりと聞き惚れました。
今回もピアノは倉田テルさん。

シュ-ベルトはあまり聴く機会がなかったので
新鮮でした。楽しい曲でした。

ベートーベンの曲は、26歳の作曲だそうです。
「モーツアルトやハイドンの影響をまだ残しているこの曲、
ところどころベートーベンらしさが見えていて、後の成長を感じさせる雰囲気を味わってください」
との真理さんのご紹介でした。(要旨^^;)
聴くとなるほど、なんだかハイドンだったみたい、、、と感じました。

プログラムはこれで終わりのところ、
「まだ時間があるので、小品を一つ弾く前に、
1昨日演奏した4番も聴いてください。
先ほどの曲と比べると、ベートーベンの成長がわかると思います。」
と、4番も演奏してくださいました。(^O^)/
あ、これはベートーベン♪と感じられました。

難しいことはわからなくとも、
藤原さんの感じたものを私達に共有させて下さいます。
もちろん同じというわけではないのですが、

説明はごく専門的な深さのことをおっしゃるのに、
なぜかそう感じさせなくて、
ネ、曲のここ、面白いでしょ、作曲者の背景もこんなふうで、、、
という感じで、広さと深さと優しさがあふれています。

4番が終わるとサンサーンスの「白鳥」で終了しました。(^^)

演奏会終了後にケーキ&ティータイムが設定されていたので、
藤原さんの場所からその準備が見えるのですが、
喫茶店の方に「待たせてすみません♪2分30秒ほどで(白鳥の演奏)終わりますから♪」
と気遣いながらも、演奏の楽しさを私たちに伝えてくださいました。

シニアな、落ち着いた演奏会を堪能しました。


さて
ケーキは栗山町と言うところのお菓子屋さんから届けられたものでした。(ホテルでは作っていないので?)

チョコレート、マロン、フルーティとありましたが、私はフルーティな方を選びました♪
とても柔らかくて上に乗っているソースはあんずの味。酸味が聴いていてさっぱりとした味です。
ケーキの味がモカの風味がかすかにしたような、、、生クリームが素晴らしかった。
これぞ北海道のスィーツ。(^^)
トッピングには、杏、ラズベリー、そして、ほおずき!
ほおずきは、トマトから酸味を抜いたような味でしたよ。


へ音記号。隣には私が食べてしまった後のほおずきを元のかたちにして置いてみました。(^^)

ケーキを注文手配したのは私の中学時代の後輩に当たるSさん。演奏会の時に使う旨を伝え
「真理さんはご自分のサインをするときに、いつもト音記号やへ音記号を描くんですよ。」
という話もしていたそうですが、とくに要望したわけではなく、
お店のご主人がいきなはからいをしてくださったようですね♪
嬉しい気持ちになりました。
コンサートをお世話してくださったSさんの心意気が伝わったのね。Sさんありがとう♪

ちなみに前二日間のディナーーメニューは
一日目は「富良野牛コース」3日目は「和食膳コース」でした。
今度はぜひ行きたいな。

最後になりますが、
演奏終了の時。ピアノの倉戸さんのお話も聴けました。
3日間、1日目はベートーベンの2番、2日目は4番、
そして今日は2番と4番、と弾き続けました。同じ曲を弾きましたが、
演奏はその都度違うものになりました。
弾く時間が夜であるとか、昼であるとか、お客様の雰囲気であるとか
もちろん弾いている最中は必死な場面もありますけど、
いろいろな場面で、曲の雰囲気がこんなにかわるのだということを、
弾きながら楽しむことができました。
(要旨^^;)というお話をされました。
そのあとすぐ真理さんと顔をを見合わせて、真理さんもにっこり。
演奏家の、素敵な一場面でした。

今回もとても楽しい気持ちになり、つかの間の嬉しい時間が過ぎたのでした。
コーヒータイムにお出でになったお二人にお礼を言ってお暇しました。
チャリティなので募金も忘れずに~~~しました♪
スキーで、ソチオリンピック期待の新人、石井君の応援です。

車で帰る道すがら、、、
キタキツネは道路わきを歩いていたのを発見。初めて。
目があっちゃった。






ロビーコンサート☆藤原真理さん

2009年09月19日 | チェリスト藤原真理さん☆


いつものごとく後輩からお知らせのメールが入っていたのですが、日程的に行けるかどうかさだかはなかったので、今回はどなたも誘わず。 時間が取れたと判断できた時点で即、車をとばしました。


藤原真理 IN かもい岳
ピアノ 倉戸テル

昼の部

・久石譲 「ナウシカ組曲」から
風の伝説 ・はるかな地へ
・バッハ 無伴奏チェロ組曲 6番から アルマンド
・ベートーベン ピアノとチェロのためのソナタ 3番から 1楽章
・フォーレ 子守唄 ・無言歌 ・ノクターン
・ファリア 7つのスペイン民謡から シャンソン ・子守唄
・フランク チェロソナタから1楽章
・シューマン 3つのロマンスから 2
・バッハ 無伴奏チェロ組曲 6番から サラバンド

ふらりと出掛けたコンサート、この日は特に、チェロの音色に「声」を感じ、ゆったりと浸ることができました。
ベートーベンの ピアノとチェロのためのソナタ では涙が出てきてしまい、「あれれっ?」このところ特に悲しいことも嬉しいこともなく順調に過ごしていたはずなのに、だからそんなに感情的になるはずもないのに。
そういう日常的感情とは別の何かがゆり動かされた感じ。(年だから、って言わないでねー。)

そして、フランクやシューマンの曲は、一時期よくバイオリン演奏のCDをBGM的に聴いていても何も感じなくて、、他の演奏会で聴いたときもたいして印象になかった…。
でも今回チェロで聴くと、ずんずん心の中に入ってきて、あらためて「いい曲だなぁ」と思いました。

アンコールは間宮周作「ちらん節」でした。
これがまた素晴らしかった。言葉でうまく言えなくてもどかしいですが、ピアノとチェロのピチカートの重なりが絶妙で、和楽器のイメージ。



演奏終了後の余韻。

                
ラウンジでコーヒーを飲みました。
小学4,5年生くらいの女の子とそのお母さん(30代くらいかしら、きれいな方♪)と相席になったのですが、、、そのお母さんと私は、話しかけるタイミングをお互い図りかねていたという感じで、(笑)
全く同時に声をかけあってしまいました。ほら、演劇とかドラマの展開でよくある、、、、(笑)

女の子のお母さん「どちらからいらし(たんですか?)」
         私「今日はけしき(が綺麗ですね。)」
緑の部分これ声が同時。ぴったり。(笑)


二人ともそれがすごく恥ずかしく、でもまあそれをきっかけにうちとけてしまいました。彼女は、このコンサートにはお子さんのピアノの先生のお勧めで来た事、、今日は初めて藤原さんの演奏を聴かれたそうで、来て良かった!など話され、「とても『大人』を感じた」こと、藤原さんの笑顔や話し方が(失礼かもしれないけれど)可愛らしく、しかし演奏に入ると、キリっとした表情に変わり、人柄ととその魅力を感じたことなど一気にお話しになりました。さらに自分は楽器はできなく、子供にはピアノを弾く環境を与えたかったということなど。
初対面のしかも若いお母さんからそういうお話を聞けて、なんだか嬉しいかぎりです。とても素直な方でした。お子さんも利発な感じでした。
あとから、「あら~葉月さんどうも~」とやってきた私の後輩、彼女がそのピアノの先生だったことがわかりました。(^-^)

無料コンサートですが、バンクーバーオリンピックを目指す高校一年生の選手ためのチャリティなので、しっかり募金しました!(外国遠征が多く、大変ですね。)
               
               

ほどなく藤原さん、倉戸さんが現れ、、私のちょうど後ろのテーブルにスタッフの方と同席され、和やかに談笑されていました。(うわ~どきどき。藤原さんは私のイスの真後ろ)
私の向かい側にいた先ほどの女の子は、「Tちゃん、握手していただきなさーい!」と私の後輩に促され恥ずかしそうでしたが、しっかり握手していただいていました。ほほえましい光景でした。

えっ、「葉月さん、『私も―』って言わなかったの?」って?
はい、珈琲店ではその能力を発揮しましたが(笑)、さすがにその時は控えました。(笑)ケースバイケースですョ。
しかし♪ 藤原さんと同じテーブルについていた後輩に「じゃお先にね。」とあいさつした折に「どうもありがとうございました。」と、藤原さんに言うことができました。ちょっと視線が合いましたよ。♪(ほんとは倉戸さんのほうにも~でも、出演者スタッフ、全体にって感じになりました。私にも遠慮や恥じらいががまだのこされているの。)満足満足。

陽が落ちていく中帰りました。つかのまのひとときでした。



いつも思うのですが、倉戸テルさんのピアノはすばらしいです。私は好きですね。
資料が少ないですがどうぞ↓宮城教育大の先生をされているので、”せんくら”にも出られているようです。
仙台・杜の響きコンサート
花巻東高等学校創立50周年記念事業
     「藤原真理・倉戸テル チェロ・ピアノ School Concert」

秋暑

2009年09月17日 | チェリスト藤原真理さん☆
日の暮れが速くなりました。夏の暑さが名残惜しく感じられるのは、今はまだ北海道だけでしょうか。
関西に住んでいたときには、十月になっても半袖を着たいくらいな気持ちでしたが。(若かったから?^^;)

先日、「秋暑」という言葉を知りました。秋になって暑さがまだ残る様子をいうのでしょうか。夏から秋への風情。
一方こちらでの秋は駆け足でやって来ます。

さて今週もいろいろあったわりには何も書いていなかったのですが^^;、頭のなかだけでは毎日投稿の気分です。(笑)

という日々のなか…
今日は珈琲店(販売専門店)の片隅に飾ってあった版画に注目。

午前中にご進物のコーヒーを買いに行き、豆を轢いて貰うのを待っているときふとそこに。あったもの。なんだろうこの楽器は。コーヒー屋さんだから南米関係?

早速了解を得て写メ♪

お店の奥さん曰く、版画(?)はインドのものだそうですが、「実家に飾ってあったのを持ってきただけなので~どういうものかはよくわからないんですよ~シタールだとか聞いてますけど。^^;」
初めて入ったお店で即座に写メ所望、しかも一番奥のスピーカーの上に、観葉植物の陰に隠れていた小さな額の中の楽器発見とは、
う~む、いつから備わったのかこの能力。←(笑)ハハ、おおげさだなあ!単にズーズしくなっただけですが!(・_・)奥さんは撮りやすいようにとスピーカーの上からそれを下ろしてくださいました。


なんだかウキウキ。
へんな客。




そうそう、昨日はレッスン、今日は藤原真理さん、のお昼のロビーコンサートに行きました。こんなことよりソレ書くべきね。^^;

白銀の山とチェロの響き/藤原真理さん♪

2009年02月19日 | チェリスト藤原真理さん☆
先日16日札響メンバーによるカルテットに酔いしれて~帰宅すると
あら携帯メールが。

藤原真理さんのロビーコンサートへのお誘いでした。
場所はスキー場のゲレンデふもとにある温泉ホテルです。
メールは中学校時代の後輩からでした。
お友達を誘って(彼女が運転してくれました~ラッキー!}いざ山へGO

早く着いたのでまだ人気のないロビー・・・サミシイ、、、
「宣伝があまりされてないのでぜひ来て欲しい」いう主宰の後輩からの緊急メールだったのです。
これは、地元のスキーヤーを応援するチャリティコンサートでした。
その人は次かその次のオリンピックに期待されている新人だそうで、、、現在海外遠征中靱帯損傷でリハビリ中。私たちも応援のメッセージを書き募金をしました~「ゆっくり治してくださいね」

さてどのへんにに座ろうかな?と考えつつウロウロしていたら、、、


わっ!!!

なんと!超至近距離で藤原さんとすれ違いました。!

そしてほどなくして・・・楽器を持ち、トトトッと中央の椅子に座られ(あの台と椅子は、、、どちらで調達、又は、、、私物?)
「今リハーサルしてますから、お楽に~」
と涼しい声で藤原さんがおっしゃるので、お言葉に甘えリラックスモード。
それが、昼間2時の部にいきまして、、午前中一つ仕事を済ませてそのままお友達と待ち合わせ昼食、で、満腹(ドリアでした~)、、、なので軽く眠気。(演奏始ったらもったいないので今のうち~?)
あらあら、言われて「お楽に」なるという単純さ、、、はは~

さ・て・。「お楽に」なりながらも観察。
藤原さん、倉戸テルさんとそれぞれに練習した後、ピアノとチェロの台(あれ何て言うのでしょ?^^;)の位置を調整。
「倉戸さんの姿が私から見えたほうがやりやすいです、、、」
「あ、そうですね、、、」
「15㎝ほどピアノを右に移動してください,、、それだけで随分変わります~」
係りの人と観客のスキーヤーも手伝いヨイショっ、とピアノ移動。藤原さんスキーヤーに「アリガトウゴザイマス」と優しく微笑む~~。

フムフム、チェロの音の方向とかピアノの響きなども話し合っている様子。
終始あくまでも謙虚で控えめで優しい藤原さん、音のコダワリをきちんと話しあっていらっしゃいます。倉戸さんとの会話が、、、音楽家だ~←アホなワタクシ
「音楽ホールでもないこの変哲のないロビーで、、、こんなにきっちり確認するのね~」と私のお友達が感心してました。そうねそんな場所だからこそ、なのかも、、、いついかなる時も、、なのですね。

なんだかワクワク。
開演時間になると、ゲレンデから人が降りてきて
50席ほど用意された席が満席になりました。よかった~
スキーウエアの人が多いのがなんだかいい雰囲気です。

出演
藤原真理(チェロ)
倉戸テル(ピアノ)

曲目
マルチェッローバッハ  アダージョ
ラフマニノフ      前奏曲!)
フォーレ        チェロソナタから 3楽章
            (4楽章も弾きますというサプライズ有り)
フォーレ        祈り
フォーレ        月の光
山田耕作        荒城の月
エルガー        愛の挨拶
サンサーンス      白鳥

しっとりと深い響きに心をあずけてしまう雰囲気でした。。
途中で暖房で温まった屋根の雪が ドドドーッ!!!と音を立てて雪崩のように落ちていく様子も、ひとつの風景でした。
窓の外遠く見える雪山(それほど高くないです)とチェロの響きが
「名曲アルバム」の一場面のよう。^^;


プログラムにはありませんでしたが最後に

「まだ時間がありますね、、、もう一曲弾きます、、、」とおっしゃり、
・・・・トロイメライを弾いてくださいました。
そして皆さんのききほれている様子がわかりました。
なんだかね、拍手でアンコール、、、という感じではなくて一同穏やかな波のようなゆったりとした雰囲気でお開きとなりましたね。


雰囲気的に良さそうだったのを感じ取り、、、最後の場面なので、携帯で撮らせて頂きました~♪
さすがに演奏風景は遠慮です!!


昨日もこの演奏会があり、宿泊していた絵描きさんがチェロを弾く少女の絵を、
その晩描いてくださったのを温泉ホテルのオーナーが紹介、藤原さんに進呈されました~


そうそう、藤原さんもスキーをするのががお好きー(サム)だそうです。
毎年のようにココに滑りに来られるとか。


素敵な演奏会でした。




北欧の情熱?/グリーグ

2007年06月24日 | チェリスト藤原真理さん☆
   藤原真理チェロコンサート   
N町市民ホール PM2:00開演
Vn藤原真理  Pf倉戸テル
<プログラム>
オペラ”Serse”より  ラルゴ『オンブラマイフー』/ヘンデル
オルガンのためのトッカータ・ハ長調より  アダージョ/バッハ
ピアノとチェロのためのソナタ 3番 作品69/ベートーヴェン
             休憩
チェロとピアノのためのソナタ  作品36/グリーグ
忘れられたロマンス作品s132/リスト
無伴奏チェロのためのソナタ  Diarogo Capriccio/リゲッティ
アンコール
子守唄/ラヴェル
母の教え給いし歌/ドヴォルザーク
                            
                       

後半は北欧の作曲家をプログラム。
このところ何かと縁のあるグリーグの曲が興味深かった。
グリーグは多くのピアノ曲や、合唱曲を作曲しているそうだが…。このチェロとピアノのためのソナタ・作品36、全楽章で25分。
初めて聴いたこの曲、ドラマチックでしかも情熱的。
藤原さんは「この曲の構成にグリーグの人柄が表れていると思います。」と、おっしゃっていた。よく解らないけれど、聴いて感じるところでは、壮大で暖かく、知的…かな。そして情熱的に語っていながらもどこか押さえ気味な展開。でも十分熱くて、感動的なのだ。

                  
プログラムの最後のページに、藤原さんのメッセージが載っていた。

Message 藤原真理/ふじわら まり
演奏会で緊張は必要か?イエスだ。緊張は大事な要素の一つ。が、ありすぎると不安となり自爆してしまう。自由な音楽の展開ができず守りの演奏になってしまう。
不安をふりきれるかどうかが問題だ。
                
                    

藤原さんの演奏は魅力的だ。


思いがけず舞い込んだお話^^;

2007年05月01日 | チェリスト藤原真理さん☆
そういえば先日、中学のときのスクールオケの後輩から電話が。

彼女のパートはバイオリンでしたが、声楽で某音大へ。今はここからやや遠く離れた街でピアノを教えながら、地域の音楽活動に貢献しておられる様子。1昨年、あるコンサート会場で再開して以来、公演を企画を知らせてくれます。。
「葉月さん、ぜひチケットを~~」^^;「はいはい~」
で、今回藤原真理さんを招いてのコンサート。昨年は私の街にもいらしたのです。

その際公開レッスンもするのだけれど、2人のうち1人が都合が悪くなり、慌てて受講者を探しているそうな。ふ~ん、たいへんだわね、と聞いていたら、

「葉月さんてチェロでしたよね、誰も見つからなかったら受けてくれませんか?」

「は?」・・・・?

あらごめん、いまはバイオリンに変えてしまったのよ。と、いうわけで(もちろんですが)お断りしました。。チェロにさわらなくなって何十年も経ってても、当時の部員だった人は、私がチェロを弾いているイメージがあるのね。嬉しいような~こわいような~
(うう、どんな楽器であろうと、、、今の私が公開レッスンなんてこれ、処刑に相当ですね。)

もう一人打診しているという、アマオケのチェリストさんの良いお返事をいただけるよう願っております。(~_~;)6月までだから見つかるよね・・・。

私に舞い込んだお話、でした。ちょっとドキドキ。ちょっとだけワクワクも?(厚かましいけど続けていたら

藤原真理さんのコンサート/その2

2006年05月25日 | チェリスト藤原真理さん☆
昨夜の藤原真理さんのコンサート。
音の響きなど期待できないホールだから、初めからこころして行きましたが。
でも、そういう条件の良し悪しを超えるものって、ありますね。藤原さんの演奏は、私たちを魅了しました。
「風のとおり道」・・・は、私たちの気分をほぐすオープニングだったと思いますが、心なしか、藤原さんの方が緊張気味。
それが、バッハや、フォーレなど、を弾いたときからだんだんと生き生してくるのがわかりました。シューベルトのアルペジオーネソナタはまた聴いてみたいな。ショパンの曲も説得力がありました。

そんな中、私の心を捉えたのは、ピアニストのアイコンタクトでした。最前列左端の私の席からは、ちょうどピアニストの背中が見えます。伴奏の倉戸テルさん(男性です)はとてもしっかりと、藤原さんを見るのです。その優しくも責任感のある眼差しがなんともいえなくて。
藤原さんは、笑顔で合図。何度かそのやり取りを見て、何故か胸が熱くなるのでした。心を合わせる、そういう場面。

たまたまいちばん前の席しか空いていなくて、選ぶ間もなく、そこにしましたが。演奏する人がとても間じかにいて、スポットライトがより幻想的に感じました。
演奏に聴き入りながらも、いつしか左手が目に入ります。チェロは、フインガリングの動きが大きい・・・。距離がありますね。その動きがよくわかります。
そして、ポジションの移動の「準備」をしているのがはっきりとわかりました。速やかに、基本の形で。なんて軽やかで美しい動き。
その美しさの中に、きちんと「準備」して、という、素直な「基本」を垣間見ました。。


私の日常に、「アイコンタクト」や「準備」や「基本」が、しっかりと身についているかを考えると、心もとないことばかり。プロの方の修練の賜物をそのまま自分に当てはめるわけにはいきませんが、「基本」は同じ。せめて心がけよう。
練習に関することだけではなく、言葉を換えて、信頼と誠実さを築く努力について、こころのなかを去来するものがありました。

CDにサインいただきました。
 ”j.s.バッハ” 3つのガンバ・ソナタほか  
 演奏 チェロ 藤原真理        
  アコーデイオン ヤンネ・ラットゥア
アコーデイオンの伴奏、ステキです。


でもね・・・ホールは、もうすこし、でいいから、響いてほしいな。

藤原真理さんのコンサート

2006年05月24日 | チェリスト藤原真理さん☆
近所のビルの中にある、小さ~な、ホール。
そこでチェリスト藤原真理さんのコンサートがありました。

<演奏曲目>                
久石譲   風のとおり道        
バッハ   ビオラダガンバのための曲より(プログラム外)
バッハ   無伴奏チェロ組曲より
エルガー  愛の挨拶
フォーレ  シシリアーノ
サン・サーンス  白鳥

シューベルト   アルペジオーネソナタから1楽章
バルトーク    6つのルーマニア民族舞曲        
ショパン     ソナタ全楽章
<アンコール曲>
ヘンデル     ラルゴ
フォーレ     ごめんなさい、忘れた~。(~_~;)
シューマン    トロイメライ        
カタルーニャの民謡  鳥の歌

オープニングに、「風のとおりみち」
そのあと、藤原さんが自己紹介と、ピアノ伴奏の倉戸テルさんを紹介。
そして、チェロという楽器が1540年ごろイタリアで誕生したことなどを紹介して、
「今から演奏する曲は…プログラムの曲ではないのですが、バッハの曲を。でもバッハは、バッハ、です。」と、はにかんだよう微笑みながらおっしゃるのです。

「最初は…こういうエンドピンはありませんでした…。バッハを、ビオラダガンバの頃の雰囲気で、弾いてみたいと思います。」と言いつつ、エンドピンを全部引っ込めて弾いてくださったのは、ガンバソナタの1部分でした。
静かで深く、優しい音で。

セルヴェが発明したといわれているチェロのエンドピン。ここからチェロの奏法の幅が大きく広がったそうですね。
素敵に年を重ねられている藤原真理さん…。とても美しい方でした。

200席ほどのホールです。
なんとなく気が向いて一人で出かけたのですが、心に響いたコンサートでした。
そして今日私は、思いがけずもいろいろなことに胸を熱くしたのです。
その一つ…アイコンタクト…。これはまたあとから。