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昨日の阪神競馬、強い雨により良から稍重、そして重へと芝コースも悪化していたらしい。
どのように強いレースを見せてくれるかと期待していた大阪杯出走の1番人気・7番コントレイル。
パドック映像、プラス16キロがすべて身になっている472キロの研ぎ澄まされた馬体。
パドック解説の競馬記者も絶賛。
古馬の風格になっているとも・・・。
さらに強い馬になって帰ってきていると思えた。
レースがスタートした。
コントレイルもスタートを決めたが、どうしたものか、行き脚が付かないのか中団後方からの競馬。
やはり、馬場の悪化なのであろうか。
それでも向正面から3コーナー手前、コントレイルが先団めがけて大外から動き出した。
三冠馬の意地としても動かざるを得なかったようだ。
併せるように好位にいた12番グランアレグリアも動いてきた。
また、コントレイルの直後にいた1番モズベッロ、コントレイルの直後から上がってきた。
4コーナーから直線へ。
逃げる8番レイパパレの逃げ脚は軽快である。
番手のインから追走の2番サリオス、馬場の悪いところを懸命にゴールを目指している。
直線を向いたコントレイル、これはいける・・・と、見ていた。
残り300あたりであろうか、レイパパレは外の少しで馬場のいいところへと出しながら先頭を行っている。
直後まで来ていたコントレイルとグランアレグリア。
ところが、どちらも馬場に脚元を救われるのか、いつもの脚が使えていない。
一方、レイパパレは水を得た魚のようにスイスイとコントレイルらを突き放している。
これにはビックリ・・・。
コントレイルらの直後まで上がってきたモズベッロ、懸命にコントレイルに迫って来た。
残り50を切ったあたりだろうか、モズベッロがついに番手に上がってそのままゴールイン。
ノメリながらもコントレイルが、意地の3着に上がったところがゴールだった。
残念、実に同馬にとっては厳しい競馬であった。
稍重までならレイパパレを捉まえていたと思うけど。
次走は宝塚記念とのこと、大山ヒルズで放牧し、休養と調教らしい。
強いコントレイルで戻って来てほしい。
本当に強い馬は、いかなる条件下でも勝ち切る、これこそが強い馬であろう。
競馬界の至宝だから・・・。(夫)
参考資料:競馬エイト、サンスポ、大スポ、JRA-VAN NEXT他
[追 記]~レース後コメント~
3着 コントレイル(福永祐一騎手)
「スタートはうるさいながらも五分に切ってくれました。前半流れていたので、思ったよりも後ろの位置になりました。今までは長い距離中心に使っていたので、前半のスピードの乗りからあの位置になりました。馬場もそんなに苦にはしていませんでした。3コーナーぐらいから、こういう馬場の状態でしたので動いていきました。最後は脚が上がりました。思っていたより馬場の悪化が進んできましたし、ラストは苦しくなってしまいました。しっかりラストまで、グランアレグリアに関しては競り勝ってくれました。動いていかなければいけない立場の馬ですから、こういう競馬になりました。勝ち馬は強かったですね。この馬場でも止まりませんでした」
(出典:JRA-VAN NEXT 抜粋)
(出典:JRA-VAN NEXT 抜粋)
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