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昨日のクラシック「皐月賞」が組まれていた中山競馬場、前日の雨の影響もあって午前中の芝コース重馬場スタートも午後になって稍重に回復したとのこと。
それでも、力のいるタフな馬場でもあったらしい。
レースがスタート。
1、2番人気の8番ダノンザキッド、7番エフォーリアはスタートを決めて3、4番手からの競馬。
一方、応援していた1番アドマイヤハダルは、中団前の6、7番手からの競馬だった。
同馬は最内枠のため、鞍上のC.ルメール騎手がどこで外に持ち出すのか。
レースの流れを見ながらその点が気がかりだった。
3、4コーナー中間、ダノンザキッドの鞍上・川田将雅騎手は、早めに動いて先団へ詰め寄って来た。
エフォーリアの鞍上・横山武史騎手はインでジッとしていた。
エフォーリアの直後から追走のアドマイヤハダル、鞍上のC.ルメール騎手が4コーナーから直線を向くと外へ出してきた。
その前に15番グラティアスが居たから、さらにその外へ向いて先団を懸命に追走。
この時点でどうしたものかダノンザキッドの脚が上がったらしく、馬群へ沈み始めた。
インでジッとして直線へ向いたエフォーリアの鞍上・横山武史騎手は、一気に追い出して残り200を切ると後続を突き放し3馬身の着差を付けてゴールイン。
今年も無敗のクラシック一冠馬が誕生し、鞍上は指1本を高々と掲げていた。
指2本、3本と突き立てる前触れなのか・・・。
終始番手追走から早め先頭の13番タイトルホルダー、渋太く2着に入線だった。
最後の直線手前で外に持ち出して懸命に追い上げるアドマイヤハダル、1、2着馬が通ったインを突いて渋太く伸びてきた3番ステラヴェローチェが3着。
外からゴール前懸命に詰め寄ったアドマイヤハダル、クビ、クビ差の4着だった。
惜しい、もったいない競馬だった。
外に出した方がいいと見ていた当方、C.ルメール騎手も外に持ち出す判断。
ところが、終わってみれば1~3着馬はすべてインから伸びており、この日のコース取りでは運がなかったということであろう。
スムーズに外に出せたならもっと良かったと思えるけど。
横山典弘騎手の子息・武史騎手、初のG1レースが父子制覇となるクラシックレースとは大した度胸と騎乗技術である。
素晴らしい。
狙い馬が連に絡まなかったが、とてもいいレースだった。
ちなみに昨年も稍重で勝利のコントレイルと0秒1差遅い走破時計であったらしいから、エフォーリアも大した馬である。
次は日本ダービーへ・・・。(夫)
参考資料:競馬エイト、サンスポ、大スポ、JRA-VAN NEXT他
(今年も無敗の一冠・エフォーリア)
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